信号待ちに・・・

「チラシが 入っていたから」と ご来店いただいた M様。

お車でお越しかと 見渡しても 店の駐車場には 

見当たらず・・・??

「歩いてきましたよ」と

聞くと 徒歩10分ほどの 国道沿いの お店のかたでした。

お店の前の 植え込みの手入れが大変になってきたのと

リフォームしたいとのことで 相談に来てくださいました。

和風の縦格子か 竹垣が いいとのご要望で

お見積りをさせていただきました。

ご検討 よろしくお願いいたします。

 

国道沿いの 信号がある 角のお店なので

信号待ちに つい目が行く お店です。

 

工事をやらせていただけると

うれしいなぁ。

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,690

 

 「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・デザイン+機能性、それが「新和風」!

引き続き「新和風ガーデン」について。「新和風」については様々な解釈があります。伝統的な技法にとらわれない新しい感覚の和、和モダン的なデザイン、現代の生活スタイルに合う和・・・などがその代表的なもの。この項では、3つ目の条件を満たしたものが「新和風」と解釈し、話を継続していきます。

では、現代の生活スタイルに合う和とは何でしょうか? 当然、現在の一般住宅に適合した和風のガーデン・外構であるということ。それを具体的な条件に置き換えると、デザイン面でマッチすること、オープン・セミクローズ・クローズのどのスタイルにも対応できること、カースペースとの適合、参加型のガーデンであること、などが基本となります。

まずデザイン面ですが、和モダン系を筆頭にほぼ問題は解決済みと言えます。勿論、プラン作成者のセンスが大きく関係しますが、洋風住宅であっても、殆ど違和感なくコーディネートできます。それだけの作品例・資料も揃っています。最も、全体を和のテイストで纏めようとすると、プロヴァンス風、アールデコ風、等の住宅の場合い無理がありますが・・・

オープン・セミクローズ・クローズと言う3つの外構・ガーデンスタイルへの対応に関しても、殆ど問題はありません。従来の「日本庭園」は「サラセン式」と呼ばれる、塀で囲まれたものが大多数を占めていました。しかし「新和風」の場合はむしろオープン対応も可能であることが特性の1つでもあるからです。従って、次の項目となる、カースペースとの適合に関しても、既にほぼ問題は解決済み。カーポート、ガレージを設置する場合い、以前はやや違和感がありましたが、「新和風」に合う商品も多数開発されています。

ただし、参加型ガーデンであること、という項目に関してはまだ課題が多く残されています。基本プランはプロが作成し、それを維持管理する段階ではお客様との2人3脚で行う。この程度のことは、「新和風ガーデン」の場合いも充分対応できます。「新和風」に適合できる、扱いやすい、雑木、グランドカバーなどを有効に使うことが出来るからです。

その一方で、機能性が重視されるガーデンステージとの相性、バリアフリーとの適合性、「レイズドベッド」を意識した腰高プランとのマッチング、など多くの研究課題があります。「新和風」適合の機能的水廻り、同ガーデンファニチャー、などの商品開発の遅れ、部分プラン作成ための参考資料不足、等が特に大きな課題となっています。ただ、日本人と和とは切っても切れぬ関係にあります。暮らしに必要不可欠な部分でもあります。だからこそ、最先端の和(「新和風」)とは何か、より積極的に考え、取り入れていく努力が必要でしょう。

そこで本日のひと口アドバイス。

「現代の住生活にピッタリ。それが新和風の目指すべき本来の姿!」

(りょう)

 

 

 

 

 

 

 

オープンスタイルの「新和風」

 

 

 

 

 

和のテイストを活かしたカースペース

 

 

 

 

 

 

新和風にも必要な腰高プラン

 

 

 

 

 

 

和とバリアフリーの関係は・・・

関守石

ご無沙汰しております。

久々の登場です。

中々進まない樽の茶室の関守石を若い職人希望者と

作りました。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとの事でも自分でやってみないと覚わりませんね。

茶庭も小さいながらも、ここはどうしようとか色んな約束事があり

非常に難しいです。

今の世の中2~3年経験しますと「庭のことなら」とか

簡単に言われますが「庭」って2~3年の経験で造れるものでは

ないですね。そうそう簡単なものではないです。

本当にいいものはいつまでも続きますし。

私も他業種の方に仕事でお世話になるときは

実際現場で経験した職人がいる会社でお願いしたいと思っております。

まだまだ私の勉強は続きます。

でも、お茶そして「庭」極めます。

親方

クリスマスの準備?

介護施設の中庭に 『憩いの場』が もうすぐ完成します。

今日は メインツリーの植栽です。

直径 1760m/mのプランターに

ゴム製の下地の上に入れ込みました。

1m角の発砲スチロールを 4枚を使って 円形に切り取り

その上に敷きました。

さらに その上に 不織布のシートを入れて

樹の根を抑え込む金具を 準備します。

 

4人がかりで 樹を運びこみ 根を 固定しました。

デッキが貼られている上なので 

土は 軽量土壌を入れます。

水をいっぱいに入れ

最後に 「玉龍」を植えこみました。

プランターが大きいので 高く見えませんが

2.5mはある モミの木です。

根が落ち着いて これから 成長して 枝が伸びてくると

さらに 立派になることでしょう。

いまから 今年のクリスマスが楽しみですね。

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,689

 

 「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・和の素晴らしさを現代のガーデンに!

ガーデンのデザイン・スタイルについて検証中です。そして、この項からは最も身近な存在でありながら、つい忘れがちになる、の素晴らしさについて再チェックを試みます。以前「世界のガーデン、日本のガーデン」と言うシリーズで、和風庭園に関して、歴史、文化、様式、など、多角的な視点での追求を試みました。興味のある方は参照してみてください。

ただし、今回は現代の住生活に密接した「和風ガーデン」に範囲を限定し、特性、素晴らしさ、そして最良の接し方について考えて見たいと思います。表現を変えれば、「新和風」の魅力再発見と言ったことになるでしょうか。

繰り返し述べていますが、住宅のガーデンとは生活に密着したものです。眺めるだけの存在ではありません。しかし、戦後~昭和期後半の住宅でも盛んに造られた「日本庭園」あるいは「和風の庭」は殆どが観賞用でした。従って、作庭・管理は造園系の職人が行うものでした。また、塀に囲まれた「サラセン式」と言われる形態(従来の「日本庭園」は大部分が「サラセン式」に属する)のプライベートガーデンでした。もっと分かりやすく言えば、家族中心(と言うよりご主人の趣味的空間)の観賞用ガーデンであったわけです。

しかし、平成の世となり住宅事情が大きく変化しました。同時に、このような「和風の庭」はごく一部の例外を除き、復活することはあり得ないと言うこと。つまり、ここで取り上げる「和風ガーデン」と戦後~昭和後期の住宅の「和風の庭」とは一線を隔したものであると言うことです。「新和風」とはデザイン感覚だけの問題ではなく、基本的意識・機能性においても従来の和とは別物であるということ。この点を忘れ、観ることだけにとらわれていると、いくら現代的でお洒落に纏め上げても、和の復活とは程遠いものとなってしまいます。

それでは、このコーナーで目指す「新和風」とはなにか。観て素晴らしく、使って楽しい「和風ガーデン」と言うこと。もう少し具体的に言うと、①:現代住宅にマッチしたデザイン ②:フロントあるいはオープンスペースとプライベートガーデンの両方に対応できる ③:現代生活に適合できる機能を持つ ④:観賞するだけではなく生活者参加型である・・・と言ったことが基本条件となります。

従って、優れた作庭技術を持った造園業者・職人であっても「新和風」のガーデンを作ることは出来ません。それが出来るのは、現代生活・お客様事情を熟知し、かつ和の素晴らしさを知っているハイレベルのエクステリア専門ショップだけです。そして、お客様と一体化して作るという基本意識が絶対に必要になります。

そこで本日のひと口アドバイス。

新和風とはデザイン限定の言葉ではない! そこには現代生活とのコラボが・・・」

(りょう)

 

 

 

 

 

昭和の和風ガーデン

 

 

 

 

 

 

モダン系の和風ガーデン

 

 

 

 

 

 

和と洋のコラボレーション

 

 

 

 

 

 

和風のフロントガーデン

 

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