勝手口のお話

勝手口

盲点。。。。

 

ホームページのスタッフブログを更新しました。

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魅惑の勝手口周り。

新築の際、外構を早めに検討するメリットのほんのちょっとしたことなのですが、勝手口の階段って、お客様から言わないと、建築工事の流れで、これといって 根拠のない寸法(通り易さとか最低限降りることができるとかそういう根拠はあるのですが)で知らない間に作られていることがありますが、うまく作れば結構 いろいろ便利に使えます。

ゴミ集積場はどこなのか

その最短ルートはどうなのか

夜生ゴミをさっと勝手口からポリバケツに捨てておく際、階段を降りる降りないって結構大事
フロント部分とお庭部分に命をかけて設計しがちなエクステリアですが、意外と盲点は勝手口にありました。

 

みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,336

 「現代住宅植栽考」 第56回・・・知っておきたい「芝生」の真実③!

芝生について検証中。3回目のこの項では、西洋芝とはどのようなものかについて確認。

「西洋芝とは?・芝生③」

前項では日本芝について述べました。続いて、西洋芝について。西洋芝とは欧米等に自生する芝生の事。ただし、日本芝と異なり、自生地の環境にかなり差があるため、夏型芝(23°C前後〜35°C程度と高温期に成長)と冬型芝(16°C前後〜24°C程度の比較的低温気に成長し、-7°C程度の低温にまで耐える)に大別されます。これを前提に、以下に主要な西洋芝を紹介しておきます。

夏型:バーミューダグラス類・・・和名ギョウギシバ。日本芝に近い性質を持っています。ただし、草丈が20〜50㎝と長く、休眠期間も短いため、より刈込を頻繁に行う必要があります。また、塩害に強いため海浜公園などで良く使われます。

夏型:テフトン419・・・米国のテフトン農業試験場で作出されたバーミューダグラスの改良種。暑さに強く熱帯・亜熱帯地区のスポーツグラウンドなどに良く使われます。

冬型:ベントグラス類(ベント芝)・・・草丈は30〜50㎝とかなり長いため管理には手がかかる、生育温度15°C~25°Cで耐寒性が高い、酸性土壌に弱い(土壌改造を必要とする場合が多い)などの特徴を持ちます。このため、山間部のゴルフ場などで良く使われると同時に、それだけコース維持に手間をかけていると言う事で、施設の評価基準にもなっています(ベント芝を使いコースが整っているゴルフ場は評価が高い)。

冬型:ライグラス類・・・生育が早く密度が濃く美しい。このため、運動場などによく使われます。また寒さに強い。その反面、暑さと踏み付けに弱く、使用場所を間違わないよう注意する必要があります。

冬型:ブルーグラス類・・・ベントグラスよりさらに耐寒性に優れており、病害も少ない。ただし生育が遅く、乾燥にも弱のが欠点です。

冬型:フェスク類・・・冬型種としたが、実際には夏型・冬型の両方の性質を持ちます。つまり、成長期が非常に長く、暑さにも寒さにも強いと言う事で、道路路肩の法面等に良く使われます。

以上が、西洋芝生の主な品種ですが、全体的な特色としては、①:より多くの刈込を必要とするものが多い ②:病害に弱い物が多く、農薬散布を多くする必要がある(ゴルフ場の自然環境破壊問題も) ③:冬型種の場合は暑さに弱く、日本の一般的条件に合わないものも多い・・・などを上げることが出来ます。従って、住宅に使用する場合は、日本芝を選んだ方が無難とも言えます。

そこで本日の一口アドバイス。

「西洋芝は魅力的特性を持つが、住宅用ではやはり日本芝のほうが・・・」

(みずき りょう)

56:バーミューダグラス

 

 

 

 

 

バーミューダグラス

56:テフトン419

 

 

 

 

テフトン419

56:ベントグラス

 

 

 

 

 

 

ベントグラス

56:ライグラス

 

 

 

 

 

ライグラス

56:ブルーグラス

 

 

 

 

 

ブルーグラス

56:フェスク

 

 

 

 

フェスク

施工中現場 N様邸

施工中現場のご紹介です。

駐車場を拡張されたいということで 既存庭を 大規模に解体させていただいております。

このあと 土留めができたら 既存の樹木などは移植してたくさんあった緑はまた

この庭に戻ってくる予定です。

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またご紹介させていただきます。

三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ

hayashi
GARDEN ART フェイスブックもありますよ。

コチラ↓
GARDEN ART

施工中の現場 植栽へ

施工現場の植栽へ行ってきました。煉瓦で施工させていただいた花壇への植栽です。

あまりお手入れのかからないというご要望だったので、

低木や宿根草を中心とした花壇が出来上がりました。

四季折々に花が咲き、かわいい実もつける植栽が入っているので、

きっと一年を通して楽しんでいただけるのではと思います。

また、完成は近々ご報告させていただきたいと思います。

弊社では、担当者がお客様のご要望をお聞きし、自ら植栽等を選び施工させていただいております。

花に詳しいスタッフがこだわりのセレクトでお庭の植栽までご提案させていただきます。

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三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ  山川

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みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,335

 「現代住宅植栽考」 第55回・・・知っておきたい「芝生」の真実②!

「芝生とは何か」「芝生の歴史」について確認しました。続いてこの項では、芝生の種類とそれぞれの特徴について検証します。

「芝生の種類と特性・芝生②」

芝生はまず、日本芝と西洋芝に大別されます。そして日本芝とは我が国に自生している芝生の事で、生育環境が適しているため、一般的にはこの芝生を使います。もう少し具体的に言うと、気温23〜35°Cで成長する、いわゆる「夏型芝」で、23°C以下になると成長が止まり、さらに低温になると地表部は枯れる宿根草です。

また、日本芝は栄養体繁殖(マットなどの張芝)が基本である事も特色の1つ。これは、ランナーを伸ばし繁殖する為、芝生マットなどを並べておくと、やがてマット間の隙間が無くなり、美しい芝生グランドとなるため。

続いて、実際に使う日本芝の主要品種とそれぞれの特色を下記に提示しておきます。

「ノシバ(野芝)」・・・単に芝生と提示されている場合はノシバを指します。山芝・地芝・砂芝などの別名も。北海道北部以外の日本全土に自生しており、最も育てやすい芝生です。草丈は10㎝以上で、葉幅も4㎜程度。従って、芝生類としては比較的大型で、生命力が強いため、アスファルトの隙間などから顔を出している芝生はノシバが主体。

風合い的な特徴は、葉が硬く触れるとチクチクする感覚。また、ランナーの伸び方が荒く、美しいマット状にはなりにくい。このため、住宅用には不向きとも言えます。逆に、日本庭園の築山・野筋などには適していると言って良いでしょう。

「コウライシバ(高麗芝)」・・・本高麗とも呼ぶ。本州・四国・九州と幅広いエリアに分布。生育最適温度は30°Cと高く、若干寒さに弱い。草丈7〜8㎝・葉長11㎝弱・葉幅2.7〜3.2㎜で、ノシバと比較すると細くしなやかな感覚。実際に緻密なマット状に広がり、風合いも柔らかい。このため、住宅、公園、ゴルフ場などで使われる芝生の主流となっています。

「ヒメコウライシバ(姫高麗芝)」・・・コウライシバの系統で、さらにキメ細かな感じ。このため、ゴルフ場のグリーンなどによく使われる。

「ビロードシバ」・・・ヒメコウライシバよりさらに繊細。従って、グラウンド用と言うよりは観賞用として使われる。

「TM-9(ティーエムナイン)」・・・トヨタ自動車の開発園芸種。従って、日本芝のグループに入れる事には無理がありますが、最近急速に普及している品種であり、このコーナーで記載。横への広がりはコウライシバ並だが、葉長は半分以下(5㎝程度)。従って、芝刈回数が少なくて済む(開発の主目的も芝刈回数を減らす事)。

そこで本日の一口アドバイス。

「日本には気候的に適合して日本芝が最適。その主役がコウライシバ!」

(みずき りょう)

55:POT苗

 

 

 

 

 

 

POT苗

55:マット苗

 

 

 

 

マット苗

55:ノシバ

 

 

 

 

 

 

ノシバ:やや粗い感じ

55:コウライシバ

 

 

 

 

コウライシバ:細くしなやか

55:TM9

 

 

 

 

 

TM9:葉丈が短く芝刈回数が少なくて済む

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