速報 12月の「egg-西日本地区定例会」 無料体験参加者募中!

 

赤杉施工例①

 

 

 

 

 

 

「木匠」の新製品「赤杉」を使ったブロックの代替え塀(周囲の色調と合わせた塗装仕上げ)

赤杉施工例③

 

 

 

 

 

 

 

表面は「ナグリ加工」が施されているためデザイン的魅力もアップ

「木匠」の「赤杉シリーズ」>

*国産の樹齢80年以上の杉の赤身(芯材)だけを使った、厚さ20㎜×幅120㎜の板目材。抜群の耐久性。フェンス板・外装材などに最適。表面は「ナグリ加工」仕上げであるため、デザイン的な魅力も!

*同じ杉の赤身材(芯材)を使った柾目加工の「杉柾(スギマサ)」(デッキ材、他)と組み合わせれば、デッキ・門柱・フェンス(塀)などとのコーディネートも可能!

 

egg-西日本地区定例会

無料体験参加者募集中!

 

*開催日時:12月17日(木) 13:30~17:00

*開催場所:「木匠」 

〒595-0811 大阪府泉北郡忠岡町忠岡北3-7-8
TEL0725-33-8780 FAX0725-33-8877

<「定例会」終了後「忘年会」>

 

無料体験参加 のお申込み・お問い合わせは下記 E-mail から・・・

info@niwagatari.com

 

 

ライフアップ:エクステリアの可能性を広げる<天然木>! シリーズ①

最高のエクステリア素材=天然木

木材と言えば石と共に<元祖建築材>。でも、その素晴らしはあらゆる工業製品に勝るとも劣らないもの。その魅力は永遠です。勿論、現代のエクステリア(住まいの屋外空間)においても・・・

 

耐久性(腐りやすい)と言う迷信

「木は腐りやすく耐久性に問題が」・・・こんなご意見をよく耳にします。でもそれは、迷信であり誤解です。なぜなら、適切な<素材選び>と<適切な施工>を行えば、20年以上、場合によっては50年以上の耐久性を得ることも可能です。

例えば、最強の天然木と言われる「ウリン」を門柱・フェンス(塀)などに使った場合、前述のとおり<半世紀は十分に耐える>と言う自信を持っています。

その耐久性は、アルミ・鉄・樹脂系・セメント系以上で、ライバルと言えば、硬質(磁器)タイル・ステンレスぐらいでしょう。

 

経年変化を楽しむ心が・・・

ただし、天然木は他素材同様<経年変化>します。使用に差し支えない小さなひび割れ・脱色(1~3年程度でグレーに変化)等です。そして、この変化は工業製品より早いと言うのが偽らざる事実。ただ、工業製品の経年変化は大部分がイメージダウンに繋がりますが、天然木の経年変化は周囲と調和しプラスとなるもの(この点の評価に関してはお客様の考え方によります)です。

 

天然木はデザイン・現場対応も自由自在

もう1つ見逃せないのが天然木の多様性。工業製品と異なり、加工が自由自在であるため、あらゆるデザイン・形状、そして現場条件に合わせることができます。論より証拠。その作品・プラン例をご覧ください。

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「スーパーフェンス」と言うアルミ商品と組み合わせた門柱・フェンスのコーディネートプラン。勿論、面材には天然木の同素材を使用

 

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デッキ・角柱パーティション・フェンスを同素材でコーディネート。これも天然木だから出来る技

 

ガレージバルコニー

 

 

 

 

 

 

狭小地プラン。カースペースの上を<ガレージバルコニーで夢のプライベートガーデン>に。しかも、天然木だからあらゆる形状・条件に対応可能。

 

バイクスタンド

 

 

 

 

ワンクラス上のバイクスタンド・・・この他、屋外用の水回り設備などの小物をフェンス・門柱・デッキなどと同素材で作る事も可能。そこに<あなただけのこだわり>スペースが・・・

 

 

天然木エクステリアは「ライフアップ」!・・・左をクリック

「ライフアップ」は天然木を活かしたエクステリアに絶対の自信と実績を持っています。

 

「ライフアップ」の<エクステリアの可能性を広げる「天然木」>シリーズ・・・続編をお楽しみに!

 

 

 

みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,054

「世界のガーデン」第七章:「平面幾何学式(フランス式)庭園」

 

第36回:「ヴィランドリー城」とその庭園

 

「平面幾何学式(フランス式)庭園」を紹介中ですが、今回からは「アンドレ・ル・ノートル」作品以外の庭を取り上げます。とは言っても、「平面幾何学式庭園」はヨーロッパを代表する庭園様式であり、王宮・宮殿・貴族の屋敷・城などを対象として設置され、膨大な数に達します。

勿論、その大部分を紹介するには紙数・資料等が不足し不可能ですが、著名な庭園だけでも可能な限り取り上げて行きたいと思います。まずは、お膝元ともいえるフランスの「ヴィランドリー城庭園」から。

「ヴィランドリー城」はフランスの中央部に位置するアンドル=エ=ロワール県(人口約60万人)内の「ロワール渓谷」と言う場所にあります。

この城の最大の特色は「ルネッサンス様式」の建造物であると言う事。「ロワール渓谷」には多数の古城が残されていますが、その中では比較的新しい部類の城ですが、同エリアの代表的存在でもあります。また、同城の庭は一時期寂れた事もありましたが、現城主の代になり、一般公開されその美しさを取り戻しています。

同城の歴史を辿ると、元は12世紀に造られた城塞。それを、フランスの王「フランソワ1世」の財務大臣を務めていた「ジャン・ル・ブルトン」が1,536年に建て替えました。まさに、「ルネッサンス時代」後半の芸術世代でその影響が大きかったのも当然の事。それに加え、「ルイ15世」の影響が色濃く反映していると言われており、城内には豪華絢爛たる装飾が施されています。

一方庭園は、「平面幾何学式庭園」の部類に属しますが、幾何学構成の植栽が主体となっています。従って、水路・噴水などの水関連施設で目立つものはほぼゼロ。主役の植栽には14世紀の古い文献によるデザインが取り入れられており、「露壇式庭園」内の構成のようなかなり濃密な部分も少なくありません。

樹木・草花の中で特に有名なものが全長52mにも及ぶ洋ツゲと、バラ園。また、毎年25万本が植え替えられると言う草花・野菜なども庭園を見事に彩っています。

紋章

 

 

 

 

 

 

 

「アンドル=レ=エロワール県」の紋章

 

 

ヴィランドリー城

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィランドリー城」&庭園全景

 

 

庭園②

 

 

 

 

 

庭園遠景

 

庭園①

 

 

 

 

 

 

 

幾何学的植栽

 

庭園③

 

 

 

 

 

見事に刈り込まれた樹木

 

庭園④

 

 

 

 

 

 

 

庭に合わせたコンテナ

 

内部

 

 

 

 

豪華絢爛たる城内

 

 

 

みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,053

「世界のガーデン」第七章:「平面幾何学式(フランス式)庭園」

 

第35回:「サヴォイア家」の王宮と庭園

 

「ル・ノートル」作品紹介は今回が最後となります。そして、ここで取り上げるのはフランスではなくイタリアの<「サヴォイア家」の王宮とその庭園>。

<「サヴォイア家」の王宮と庭園>はイタリア・プエモンテ州内の都市「トリノ」(イタリア北西部・人口約87万人)にあり、昔からフランスとのかかわりが深い地域でもありました。

まず、「トリノ」と「サヴォイア家」の歴史について簡単に確認しておきます。「トリノ」は「タウリニー」と呼ばれる民族が居住していましたが、古代ローマ時代にその共和国領となり「カストラ・タウリノールム」と命名。つまり、「トリノ」と言う都市名は「タウリーニ」と言う民族名に由来すると言う事。

そして、1,536~1,562年の間フランスが同地を支配。その関係で、ピエモンテ(イタリア。古い時代の地名。「プエモンテ」と言う州名もここから付けられた)~フランス語圏スイスエリアの貴族「サヴォイア家」が同地を支配することになります。その後、1,706年にスペインと争った「トリノの戦い」でも「サヴォイア家」が勝利し、勢力圏をさらに拡大。1,720年にはイタリア最大の勢力を誇った「ハプスブルク家」との交渉で、シチリア島とサルデーニャ島を交換。こうして、「サルデーニャ王」となります。さらに、イタリア統一運動も主導しそれを成し遂げた段階で「イタリア国王」に。

このように、「ルネッサンス時代」以後「サヴォイア家」は、当時のフランスとも深い関係を持つ、イタリア屈指の名家となります。その結果として、「トリノ」とその周辺にも、王宮・宮殿など多くの文化遺産を残し、現在も同エリア屈指の観光地にもなっています。

<「サヴォイア家」の王宮と庭園>もその代表的遺産の1つで、「トリノ」中心部にある「カステッロ広場」に面して16~17世紀かけて建造。その間には「トリノ」の都市計画を手掛けた「アスカニオ・ヴィトッツィ」も設計・建築に参画(1,584~1,596年頃)。さらに、1,658年に建築家「カルロ・モレッロ」により一応の完成を見ます。ただし、その後も改修・増築が行われ、現在の形となったのは18世紀になってからの事と伝えられています。

庭園に関しては、「ベルサイユ宮殿」等でお馴染みの「ル・ノートル」(1,613~1,700年)が、1,697年に作庭しました。彼の生没年代からして最晩年の作品と言えるでしょう。

作庭依頼者は「カルロ・エマニエレ2世」で、この庭園最大の特色は、上下2つのセクションに分かれている事。また、左右対称形になっており「ル・ノートル」が創り出した基本構成が使われています。

さらに、改修工事はその後も行われ、かつ新しい彫像も設置されるなど進化を続け、「ル・ノートル」+現代感覚がミックスされた素晴らしい憩いの場として多くの人に親しまれています。

 

サヴォイア家・王宮

 

 

 

 

 

 

 

 

「サヴォイア家」の王宮・・・「カステッロ広場」に面して造られている。

 

トリノ・紋章

 

 

 

 

 

 

 

「トリノ」の紋章

 

サヴォイア家・紋章

 

 

 

 

 

 

 

「サヴォイア家」の紋章

 

 

サン・カルロ広場

 

 

 

 

「カステッロ広場」

 

 

内部

 

 

 

 

 

王宮内部・・・まさに豪華絢爛

 

庭園②

 

 

 

 

「王宮庭園」・・・「ル・ノートル」の作庭

 

庭園

 

 

 

 

「王宮庭園」・・・彫像がいつごろ造られたかは不明

 

 

 

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