高くて長いブロック塀は危険! でもスーパーフェンスなら安心・安全・お洒落!
「ブロック塀は危険。特に土留めの上に施工すると法律違反。こんな話を耳にしました。でも単なるフェンスではチョット。萬年塀では野暮ったすぎるし。もっといいものはないかな・・・」
こんなお客様の悩みを、「スーパーフェンス」が解決。しかも、短期間で施工OK。勿論、お洒落、安心、安全、高耐久性。
スーパーフェンス ブロック用タイプがもうすぐ発売になります。
「スーパーフェンスは高さ3mに対応している分頑丈だが、軽量で安いものが欲しい」
「ブロックに施工ができるものが欲しい」
以前よりそんなご要望が多くあったため、現在開発中です。
今回、試押し(アルミの形材を試しに作ること)した柱で実験的な施工を兼ねて施工を行いました。
【施工前】
おとなりが空き地だったのですが、新しく家が建つことになりました。
ブロックは敷地側から見ると7段積で控壁がない状態。
本来は違法のブロック積です。
そこで、本来違法ではないブロック高さに設定し、スーパーフェンスのブロック柱の試作品を施工します。
【施工中】
まずは上から2段をはつります(7段→5段)
はつり終わりました。
本来なら1段はつる→コア抜きという施工手順を踏むのですが、このブロック施工用柱は強度も考慮し、ブロックの穴ギリギリの大きさである30mm×60mmで設定されているため厚み100mmのブロックだとコア抜きが厳しい。。。そこで、アンカーで1段積み増しを行い・・・・
ちょうど6段積。
柱用の穴を確保(この施工を行う場合は既存ブロックの強度(鉄筋有無や傾き等を確認してください)しています。
ブロック用柱を建てました。
板と溝に入れるスペーサーを順番に入れていき、隙間を確保していきます。
今回は比較的反り・あばれの少ないアイアンウッド「ウリン材」を使用していますがそこは天然木。
図面通りには納まりません。
スペーサーや材木を多少加工しながら。。。
柱キャップを立てて
完成です。
古いブロック塀というと、本来はすべて一旦解体して、やり直しをしたいところ。しかし、実際は解体費用も高額ですし、なにより敷地内に土間コンクリートや庭がある等解体するにもなかなか難しいことも多いです。その場合、とりあえず「ブロックの高さをとりあえず地震等で倒壊しても大きな影響のない高さに低くし、倒れても被害の少ない木材やアルミ材のフェンスで目隠しをする」というのもまた現実的な対処法かと思います。
こちらの現場の場合、既存で7段とそこまで高い塀ではないのですが、実際高さ10段11段のブロック塀も多々見かけます。そんな簡易的な目隠しの対処にこのブロック柱施工。
今回の実験施工で改善点も見えてきましたが商品化が見えてきました。
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