みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,040

「プライベートガーデン研究」第6回・・・「直接来店」これ以外には無い!

地元のエクステリア専門ショップに相談~発注。これ以外に、素晴らしいプライベートガーデンを創る方法はありません。でも、地元とは? エクステリア専門ショップとは? そして、正しい見分け方は? この項では、以上の点について詳述します。

<地元の範囲と、エクステリア専門ショップの定義?>

まず、地元とはどの範囲を指すのでしょうか? それは、お客様側から観ても、店側から観ても<細かな点までフォロー出来る(してもらえる)範囲>のことです。従って、近いほど良いと言う事に成ります。しかし、エクステリア専門ショップは、コンビニのように歩いていればどこにでも出くわす、と言うほど多く存在するわけではありません。結果、見つけることが可能で、フォロー可能な距離で、かつ質の良い店を選ぶと言う事に成ります。結論としては、車で30分以内(高速道路は使わない)と言うのが理想。万一、その範囲に適任ショップが無ければ、最大で1時間と言ったところ。

従って、大都市部では比較的近距離・地方都市の場合はやや遠距離でもOKと言う事に成ります。そして、現状を考えれば、この距離であれば全国ほぼどのエリアでも、質の良いエクステリア専門ショップを探し出す事は可能です。

続いて、エクステリア専門ショップの定義。まず、エクステリア(住まいの屋外スペース全般)のプラン作成~施工管理を主力業務としている事。さらに、下請けは行わず(あるいは、下請け比率が低い)、一般ユーザー(=コンシューマー)から直接仕事を受けている事。店と呼べるもの(事務所は×)を持っている事。アドバイザー・プランナー・デザイナーなどと呼ばれる専門スタッフが、お客様との折衝を一貫して行っているところ。以上となります。

しかし、定義は理解できても、知識だけでは具体的な判別は難しいと言わざるを得ません。従って、以下の方法での判断を推奨しておきます。

最も注意すべき点は<HP等のネット系情報ではエクステリア専門ショップか、そうで無いかを見分けることは出来ない>と言う事。従って、ネット系情報は事前判断材料に過ぎないと言う事。だからこそ、以前から知っている、紹介を受けた、ネットで探した・・・と言った候補店から適切と推定されるところへ必ず<直接来店する事!>。全てがここから始まります。逆に<対象店を呼ぶ事は最悪の方法>となります。

そして、ここは店と呼ぶにふさわしい、専門スタッフがちゃんとした対応をしてくれる、施工(作品)例等の資料が充実している・・・と思うところを選べばOK! さらに言うと、直接来店して確かめれば、質の良いエクステリア専門ショップであるか否かを見分ける事は、決して難しいものではありません。

そこで本日の一口アドバイス。

「ネット情報等で候補店選出~直接来店で確認! これが絶対ルール!」

(みずき りょう)

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エクステリア専門ショップが作成した、老人ホーム用のプライベートガーデンプラン(プレゼン資料)

 

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上記プレゼン資料の完成現場写真・・・このように、本当に使用者の立場に立った作品を創る事は、キメ細かな意思疎通が必要なため、地元のエクステリア専門ショップでないと困難! 特に、プライベートガーデンの場合は、住む人の暮らしと密接に関係する為、<二人三脚で創る>と言った気持ちが大切!

 

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大都市部のエクステリア専門ショップが作成したプライベートガーデンプラン。敷地に限りがあるため、カースペースの上を活用!