メルマガ eg-倶楽部・2018年春号 お勧めシンボルツリー!

eg-倶楽部・2018年春号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg-本部

河津桜河津桜:オオシマザクラとヒカンザクラの自然雑交種。静岡県賀茂郡河津町の群開が特に有名

 

 

エクステリアと言えばやっぱり「春」。その待ちに待った「春」がやってきました。だからこそこのチャンスを見逃すわけには行きません。

草花や木々が芽吹き出し、すでに町は緑と花で溢れようとしています。そしてこの緑や花は、私たちに感動をもたらしてくれるばかりか、大切な自然環境を守ってくれます。特に、地球温暖化問題がクローズアップされている昨今、私たち誰もが草花や樹木に無関心であることは許されません。その無関心が積もりに積もって、かけがえのない環境を破壊してしまうからです。

でもご安心を。草花や樹木に関心を持つ事は楽しい事であり、豊かな暮らしにつながる事であるから・・・

そして「春」に敬意を表して、今回は樹木について検証します。でも、単に樹木ではあまりに範囲が広すぎ。そこで、最もこだわるべき<シンボルツリー>に特化し、スポットライトを照射!

 

シンボルツリーにもっとこだわりを!

シンボルツリーが有るのと無いのとでは大違い!

シンボルツリーと言う言葉を良く使いますが、明確な定義があるわけではありません。だから、一般的に主木と言われるもの、門廻りを代表する木、プライベートガーデンの中心的存在となる木、などがその範疇に含まれます。従って、それなりの大きさがあり、対象空間の中で中心的な木であれば、全てシンボルツリーと言って差し支えありません。

でも、その役割は計り知れないほど大きいと言えます。シンボルツリーが有るのと無いのでは景観に雲泥の差が出る・シンボルツリーが有ると時間の経過とともにより素晴らしい空間となるが、無いとその逆・ヒートアイランド現象を防いでくれる・環境保全につながる・成長や季節変化を楽しむことが出来る・・・主なものだけでも以上のような点を挙げることが出来るからです。

だが、マイナス要因もあるのでは? 例えば管理の問題。確かにシンボルツリー(樹木)は生き者だから、水やり、剪定、雑草対策、施肥、消毒などの管理が必要です。ただし、管理自体は苦痛ではなく、楽しみと考えるべきです。加えて、樹種選択を間違わなければ(例えば、比較的管理の楽な樹種を選ぶ)、その作業は生活に負担がかかるほどのものではありません。また、樹木・草花を植えなくても、エクステリアの管理は必要です。

と言う事で、少し強引ではありますが、シンボルツリーを植える(あるいは、今あるシンボルツリーを大切にする)事に。でも同じ植えるなら<少しこだわってみたい>と思う貴方のために、お勧め樹木を紹介!

<チョッピリこだわり+管理が楽>なシンボルツリー!

管理が楽なシンボルツリーとは、<極端に栽培が難しいものでは無く、成長が比較的遅い樹木>の事です。樹形が乱れにくく、剪定回数を減らすことが出来るからです。枯れる事を心配する人も多いのですが、(少なくとも庭木として使う樹木の大半は)それ程軟弱なものではありません(最も、プロが管理しても枯れる時は枯れます)。ただし、成長が遅い分、若干お高くなります。また、チョッピリこだわり≒普及率があまり高くない樹木の事でも・・・

ハイノキ

 

 

 

 

 

 

 

ハイノキ

 

ソヨゴ

 

 

 

 

 

 

 

ソヨゴ

 

常緑ヤマボウシ

 

 

 

 

 

 

 

常緑ヤマボウシ

 

*ハイノキ(常緑樹):常緑樹でありながら葉が小さく・枝が細く、樹形が極めて繊細。⒑年ほど前から密かなブームに! これが噂のハイノキよって自慢も???

*ソヨゴ(常緑樹):古くからの人気種。でも、昨今の住宅ではそれほど多用されていない。モチノキの仲間だが、葉柄・花柄が長く、樹形が繊細に見える。冬には赤い実も。

*常緑ヤマボウシ(常緑樹):中国南部等からの輸入種。ヤマボウシ(実は近別種)なのに落葉しない。近年になり人気急上昇。ただし、樹形はやや重い。

モミジ

 

 

 

 

 

 

 

イロハモミジ

 

アオダモ

 

 

 

 

 

 

 

アオダモ

 

カツラ

 

 

 

 

 

 

 

カツラ

 

*イロハモミジ(落葉樹):一般的モミジでやや葉が小さいタイプ。古くから多用される代表的庭木。ただし、和のイメージが強く近年使用頻度が減る。それがチャンスで、樹形も抜群。モダン系の洋風物件にもピッタリ。

*アオダモ(落葉樹):トネリコの仲間。ただし、樹形はより繊細。緑が買った特有の幹・枝も魅力的。野球バットの優良材・伝統の染色用材などとしての知られ、薀蓄用の話題にも事欠かない。

*カツラ(落葉樹):日本を代表する樹木の一つ。スッキリタイプで樹形NO1(特色のある葉・細く繊細な枝)。大木になるので成長を心配する向きもあるが、冷涼な環境で無い限りそれほど成長は早くない。

 

オーソドックス派には、シマトネリコ、ヤマボウシ、シャラなど・・・

こだわりのシンボルツリーについて言及しました。でも<私はオーソドックスな木の方が良い>と言われる方も少なくありません。オーソドックスと言う事は、人気がる、お買い得、最近の流行に合っている・・・などのメリットがあるからです。そこで、オーソドックス派3種も追加!

シマトネリコ

 

 

 

 

 

 

 

シマトネリコ

 

ヤマボウシ

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシ

 

シャラ

 

 

 

 

 

 

 

シャラ

 

*シマトネリコ(常緑樹):常緑樹でありながら樹形が美しく、近年の絶対的人気NO1種! 台湾・沖縄方面の原産。価格も安く、シンボルツリーなどの植木として優れた資質を持っているが、成長が早く、思い切った剪定が必要。

*ヤマボウシ(落葉樹):常緑ヤマボウシは輸入種だが、落葉タイプは日本原産種。樹形・花(実際には花ではなく総苞)・紅葉など多くの魅力を持っており、落葉タイプでは人気NO1。また、近樹種でアメリカ原産のハナミズキも非常に人気が高い。

*シャラ(落葉樹):別名ナツツバキ。樹形・花・紅葉が美しい。しかも、成長が比較的遅く、樹形の乱れも少ない。沙羅双樹(釈迦入滅時にそばにあった樹木)の代替樹としても有名。

 

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さあ、エクステリアの春。新築をお考えの方、外構リフォームをお考えの方、プライベートガーデンのご相談、樹木・草花のご相談、それに、今は何のご計画・ご相談事が無くても、エクステリアに興味をお持ちのあなた。お気軽にご来店ください。きっと、そこから何かが始まります。

 

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