egg-の作品コンクールは、egg加盟企業のスタッフを対象としたもので、第6回目の実施となります。今回は、2014年、2015前半の作品から選出されたもので、選出ポイントは以下の通り。
「egg-作品賞」
外構・ガーデンの優れた作品に送られるもの。デザイン面だけではなく、機能性、お客様への配慮、価格に対するお値打ち感、等も選出ポイントとしている。今回は、最優秀賞1点、優秀賞3点を選出。
「egg-プレゼン賞」
作品の内容ではなく、図面、パース(イラスト)、コピー、等の表現力を対象としたもの。第3回からの新設部門。第6回は最優秀賞1点、優秀賞2点を選出。
入賞作品紹介・・・「egg-作品賞」
「egg-最優秀作品賞」 受賞者:伊藤 文章さん(GARDEN ART)
「egg-最優秀作品賞」 受賞者:伊藤 文章さん(GARDEN ART)
「受賞ポイント」
茶室を中心とした露地風のガーデン。その伝統的構成を的確に取り入れる一方、外構を含め住まいとの調和を十分に考慮し、現代に再生。本格的な手水鉢を核とする「蹲踞」、「塵穴+塵箸」などへのこだわり等、プロの目から見ても珠玉の作品と言える。そこに茶の心有り。
「egg-優秀作品賞」 受賞者:小林 優作さん(ホームクリエ)
「受賞ポイント」
建物に合わせた白を基調とし、自然調のアール(デザイン面)+バーベキューコーナー(機能面)で、テーマである「皆で楽しめるガーデン」に! また、タープで日除けと言う心配りも。さらに、同系の色調・デザインの収納スペースも作り、デザイン・機能・実用性がセットとなった秀作に!
「egg-優秀作品賞」 受賞者:藤田 敦さん(ライフアップ)
「受賞ポイント」
柔らかなラインとナチュラルテイストを重視した作品。従って、自然素材(ウリン材、石材、他)をベースとし、しかも工業製品以上の品質・耐久性を引き出している。加えて、デザイン性+機能性+空間の有効活用を十分に考慮したプロの作品。プライベート空間では、目隠しも完璧!
「egg-優秀作品賞」 受賞者:福岡 真智子さん(Garden Conne)
「受賞ポイント」
折角のプライベートガーデン(オープンタイプのガーデンルーム)も外部視線にさらされ放置状態に。そんな空間を女性プランナーの視点で見事に再生させた秀作。しかも、単に目隠しすればOKと言う事では無く、機能にデザイン性をプラスし、最上の空間に仕上げている。天然木との相性もピッタリ!
入賞作品紹介・・・「egg-プレゼン賞」
「egg-最優秀プレゼン賞」 受賞者:藤田 敦さん(ライフアップ)
「受賞ポイント」
「プレゼン賞」は作品そのものでは無く、コピー・パース・図面・資料全体のまとめ方など、プレゼン能力の高さを競うもの。この最優秀受賞作品はその全てに優れている点に加え、プラン自体が圧倒的迫力を持ち、他に差を付けた。超大型ガレージバルコニーに木製立体トラスを採用し、そのパース・図面を見ただけでも脱帽。
「egg-優秀プレゼン賞」 受賞者:藤田 敦さん(ライフアップ)
「受賞ポイント」
門廻りのリフォームと言う小作品。このため、図面・パース・写真等の添付資料も迫力に欠けるものとなりやすい。結果、プレゼン資料としての魅力低下にもつながりやすい。しかし、以上の資料の「見せ方の工夫」「親切丁寧+ポイントを的確に表したコピー」でそのハンデを見事に克服し、受賞対象作品となった。
「egg-優秀プレゼン賞」 受賞者:藤田 敦さん(ライフアップ)
「受賞ポイント」
最近珍しくなったクローズ外構で、シャッターゲートを組み込んだ重厚なプラン。加えて、シンプルな直線的ラインで纏められているが、各所に工夫が。そのような作品ポイントを見事にプレゼンの中に組み込み、説得力抜群の資料として纏めている。外構予算は高くなっても何とか実現させたいと思う一品! また、風致地区の特性についても親切に提示。