• 「木」語り 連載第13回

    第三章 日本の森林事情

    9:日本の森林 ②

    B:<山≒森林>と言ったイメージが強い

     日本人であれば多くの人が森林と言えば山をイメージするのではないでしょうか。従って、自然に生息している樹木の大半が傾斜地に生えていると。おそらく子供たちに森林を描かせてみても、同様の作品となるでしょう。

     でも世界では少数派。大半の森林が平地かなだらかな丘陵地であるからです。

     では<山≒森林>と言う特有の事情は日本の森林にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。答えは明確で、森林の開発・都市化を遅らせる結果となりました。たとえ山の開発を進めても、人工林=林に変える事が大多数を占め、自然林~人工林への移行はあっても、森林自体の消滅はごくわずかであったと言う事。

     産業開発・都市化と言った視点で観るとそれは大きなマイナス要因であったかも知れません。しかし、地球温暖化問題にあえぐ現代においては、それが他に代えがたい財産となった事は周知の通り。

     では、林業・木材業と言う視点では。この件に関する見解は複雑だと言わざるを得ません。

    <山≒森林>のメリットとしては、農業を含む他産業の進出を遅らせ、里山と言う日本特有の開発形態・文化を生み出しました。それは同時に林業の敗退を防止する要因ともなったからです。他産業と比べるとひ弱と言わざるを得ない林業は、もし日本の森林の大半が平地であったならば、今以上にその存在を脅かされるようになっていたでしょう。最も、一部では林業の企業化・大型化が進み、成功者が現れた可能性もありますが・・・ 

    いずれにせよ、森林面積ははるかに小さなものとなっていたでしょう。

     <山≒森林>のデメリットに関しては、森林面積の維持には貢献したものの、森林(主に林)管理・維持費のコストアップ、労働の過酷化などに繋がっていると言う点。

    コスト高に伴い外国勢の進出許し、同時に林業と言う産業の弱体化の主要因となっていると言う事実を見逃すことは出来ません。

     ただいずれにせよ、あらゆるものにはメリットとデメリットがあります。<山≒森林>と言う特有の事情も同じです。従って、私たちはもっと知恵を出し合って、産業面での林業・国産木材を使った木材関連産業の育成に取り組む必要があります。なぜなら、膨大な人工林が不健康な状態に至り、結局は面積だけは自慢できても、瀕死の森が増えてしまう事になるからです。ただ、この件に関する検証は後項に譲る事にします。

    吉野の山(奈良県吉野郡吉野町)・・・吉野の山は桜の名所であると同時に、日本を代表する木材産地でもある。いずれにせよ、日本の森林は大部分がこのような山岳地帯にある。

  • 10月の「egg-西日本地区定例会」 無料体験参加者募集中!

    25年10月のegg-西日本地区定例会・スタッフ研修ご案内

    1:開催日時 2025年10月15日(水) 13:00〜17:00

    2:開催場所 浪速区民センター・第6会議室(3階)

    〒556-0023 大阪市浪速区稲荷2-4-3 TEL06-6268-2171  FAX06-6568-3171

    egg-藤田携帯  080-5346-1177

    3:「定例会」の概要

    *2025年8月の「マトリックスデータ」分析

    *2025年後半の動向予測・・・差別化・個性の重要性(没個性化が市場の活気を阻害)

    〇EXサイトの激増などで、全体レベルが低下~優良店である事をどうアピールするか

    *egg加盟店別動向

    〇「E&G HIRANOYA」「リフォームやました」「風花トヤマ」「えくすてりや不二」「GARDEN ART」「myガーデン」「ライフアップ」「フジジュウアリス」(6店舗)

    〇新築低迷~既存外構・ガーデン市場開拓とその市場動向

    *差別化路線と自然素材の重視

    〇天然木の重要性と活用方法

    4:11月の「egg-西日本地区定例会」

    5:確認事項。

    *egg-加盟企業様はチラシ、DM、PR紙等の販促物を20部、eggへ事前送付するか、当日持参してください。会場で配布し参考資料とします。

    連絡先:egg-藤田 E-mail egg.fujita@leto.eonet.ne.jp FAX 072-257-3170

    補足事項:コロナ・インフルエンザ等の対策のため、37.5度以上の発熱等体調不良の場合は参加をご遠慮ください。

  • eg-倶楽部・2025年秋号

    eg-倶楽部・2025年秋号

    お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部

    写真:「ナツアカネ」・・・アカトンボとは通常「トンボ科アカネ属」の総称。「アキアカネ」「タイリクアカネ」「ナツアカネ」などが代表種

     「秋」はいつやってくるの??? でもようやく涼風が・・・

     だからこそ「秋」はガーデンライフを満喫したい。だからこそ「プライベートガーデン」をもっと大切に。

     という事で今回はワンクラス上の「プライベートガーデン」・貴方とご家族のためのかけがえのない「プライベートガーデン」についてのご提案。

     と言っても難しいテーマで、限られた紙面でお伝え出来る事には限界が。従って、当店でお届けしてきた逸品(作品例)をご紹介する事で、暮らし方のヒントにしていただければと考え、7作品をピックアップ。

     スケールの大きなもの・身近なものなど多種多様ですが、いずれもお客様とスタッフが超こだわった作品ばかりです。そう、メーカー商品ではとてもとてもと言う自慢の・・・

    超こだわりの逸品でガーデンライフを満喫

    自然素材だから可能な機能・品質・デザイン、そして・・・

     最近は金属・プラスチックなどを使ったメーカー商品(部材)がエクステリア(住まいの屋外空間)の世界でも急増。もちろんそれは大きな進化でもあります。

     しかしそれらの商品だけに特化してしまうと、逆に大きな障害となってしまう事もあります。理由は<多様性に欠ける><自然との相性が悪い>等々。だから私たちは自然素材との併用を重視し、より豊かなガーデンライフをお届けできるよう日々努力を続けています。

     今回はそんな作品の中で、お客様から高い評価を頂いた逸品をご紹介。身近な小作品~高度な技術を要するものまで千差万別ですが、何かのヒントになれば幸いです。

    「ウリン材」を使った<ハイデッキ>

     地形を変えることなく夢のエクステリア空間を創りだす。それがハイデッキの魅力の一つ。しかもこのような複雑な特注対応は天然木だけが可能。でも強度や耐久性は? ご安心ください「ウリン材」を使っているので、人工木をはるかにしのぐ50年以上の耐久性と抜群の強度を実現!

    本格的<ガーデンステージ>

     画像のようなエクステリアのメイン空間を<ガーデンステージ>と呼ぶことも・・・ そして木が根付き育つ。さらにお客様の丹精で低木や草花が花開すればまさにそこは師玉の空間。勿論このようなスペースだから天然木デッキ+敷石と自然素材主体の構成に。

    テーブルタイプの<バーベキュー炉>

     お庭に作るバーベキュー炉。通常は炉だけで食べるのは別の場所。これが一般的。でもテーブルタイプならそこで食事も。しかも使わない時はガーデンファニチャーとしても・・・ なおバーベキュー3原則もお忘れなく「1:全員で準備 2:全員で楽しむ 3:全員で後片付け」!

    デッキをもっと多機能に<デッキで収納>

     デッキはお庭のメイン空間。だから、物干し機能・趣味・ガーデニング・飲食・水回り設備・照明や虫対策・そして収納も・・・ でも人工木デッキでは加工に大きな制限も。その点天然木デッキならあらゆる対応が可能です。画像の作品もその1つ。今回はデッキ下の空間を活用した収納。日頃あまり使わない物はゼーンブここに。

    大切な自転車はお洒落に収納<サイクルスタンド>

     ちょっとお洒落な「サイクルスタンド」はいかがでしょうか? 高耐久性の天然木を使えば、貴方の好みに合わせたこだわりサイクルスタンドを簡単に作る事も。しかも、他のエクステリアプランに天然木が加わっていれば、端材活用でチョーお得価格で手に入れられる場合もあります。

    機能性・耐久性・個性・デザイン性、全て最高<目隠しフェンス>

     最近目隠しフェンスも樹脂系商品が急増。でも殆どが平凡な横ライン。しかも「目隠し度100%」ではありません。でも天然木なら。写真はクロスラインの目隠しフェンス。目隠し度100%・個性的デザイン・高耐久・自在な現場対応、等々。全て大満足の優れものです。勿論お客様のあらゆるご要望に合わせ・・・

    端材も活用したお得でフル機能の<水回り設備>

     屋外用水廻りのポイント・・・腰高シンク・国産水栓金具・2ヶ所の蛇口。詳しい理由はお店で確認を! そんな条件を満たすメーカー商品も出揃ってきました。でもお値段は殆どが20~30万円以上。これに工事代がプラスされると、チョット手が届かない。そんな時は、他のエクステリア工事とセットで専門ショップにご相談を。天然木やブロックの端材を使うとかなりお安くなる場合も・・・