兵庫県小野市美容室Cachette OPEN

 

 

 お店の名前のCachetteはフランス語で『隠れ家』という意味だそうです。落ち着いた隠れ家で沢山の方が癒され、くつろぎながら綺麗になれるお店です。

 

 

 サッシは外国製の木製サッシを使用しています。

 

 

 

鏡の枠や格子・カウンター・サッシの枠等すべて自然塗料で塗装しました。

 床は自然塗料が塗られたムク材を使用しています。

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秋の雨

 朝から どんよりとした雲がかかっていましたが
とうとう 午後になって 雨が降ってきました。
数日前の台風のときの雨と違って
風もひんやりして とても寒い雨です。
季節は ちゃんと変わって秋になってきたんですね。
 
 

りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO865

 

「住むに優しいエクステリア 編」・・・法基準と現実の間で・・・

エクステリアの「バリアフリー化」について検証してきました。そして、段差の解消方法、チェックポイント、プランに欠かせない関連商品・器具の紹介、などを行ってきました。

この項では、上記の再確認と、法的基準、そして現実的対応とのギャップ、等について考えて見ることにします。

「バリアフリー」の詳しい法基準については、2006年に施行された「バリアフリー新法」を参考にしてください。法律ですから勿論ネットでもオープン表示されています。その中には、屋外・屋内の通路、駐車場、出入り口、階段、エレベーター・エスカレーター、トイレ・洗面、浴室、劇場、などの基準値が具体的に示されています。ただし、一般の住宅を対象としたものではないので、我々の場合はあくまで重要な参考値として捉えるべきでしょう。

例えば、この「りょうさんブログ」でも法と現状をあわせた、「スロープ」の参考基準を提示しました。ただし、法律に準じるとさらに厳しい数値となり、適合しない場合はプラン自体が作成できなくなることも、珍しくありません。参考のため「バリアフリー新法」と比較して見ます。

*スロープの角度:「新法」12分の1(7.5%)以下で、出来れば15分の1以下(6%)。「りょうさんブログ」7%以下が望ましいが、9%以下に止めれば問題発生の可能性は少ない。

*スロープの幅:「新法」1,200㎜以上。「りょうさんブログ」1,100㎜が目安で、現状に即して。

*スロープの踊り場:「新法」750㎜アップ以下に1ッ箇所、奥行き1,500㎜以上の踊り場を設ける。「りょうさんブログ」長さ5mを目安にターンが出来る(1,100㎜×1,100㎜)程度の踊り場があったほうが良いが、現場条件に即して対応。

と言った具合です。もちろん、どちらがベストかと言えば、法的対応と言うことになります。従って「りょうさんブログ」の数値が絶対などと言う気はありません。ただ、住宅での使用の場合は問題発生の可能性が少ない数値であり、お客さまの条件によっては、若干であればさらに基準をゆるくしても良いと考えています。

例えば、ネットからお借りした「外構バリアフリー」プランを参照してください。プランとしては良くまとまっていますが、おそらく「スロープ」の角度が急すぎる(パースなので正確には分からないが)でしょう。従って、常識的には問題ありと言わざるを得ません。しかし、介助者の有無、お客さまの条件によってはOKと言うことも充分ありえます。

従って、我々からすれば、充分な「バリアフリー」の知識を持ち、それを基準にプランを作成すること。但し、そこにお客さまの条件を充分に考慮し現実的対応を考えることが大切です。一方、客様からすれば、充分な知識を持った専門店に依頼し、危険が伴う場合ははっきり「ノー」と言ってくれるところを選ぶべきでしょう。

そこで本日のひと口アドバイス。

「専門店はバリアフリーの正しい知識を持つこと! それを基準に現実の最適プランを・・・」

(りょう)

 

 

 

 

ネットからお借りした「外構バリアフリープラン」。スロープが急すぎる可能性が高い。しかし、お客さまの条件によってはOKの場合も・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

バリアフリータイプの「キッチン」。最近の新築住宅では、このようなタイプのキッチンが常設化されている場合も珍しくない。

 

 

 

 

 

 

バリアフリータイプの「洗面スペース」。広さ、機器の基準等については「バリアフリー新法」を参考にし、アレンジすること。

 

 

 

防草シート

少しずつ涼しくなりましたが、まだまだ減らない雑草のお悩み。

小さなお子様のみえるおうちでは、除草剤を撒くには抵抗が…。

そこでお客様からよくお問合せいただく「防草シート」。

 

 

 

 

 

 

 

主庭はもちろんのこと、犬走りや裏庭などにも。

スズナ、ササ、チガヤ、ドクダミなどしつこい雑草もシャットダウン。

しかし、風などで飛んできた種などで生える場合がありますので

抜いていただく必要がございます。

その場合は、根が張りにくいため簡単に抜いていただけますよ。

りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO864

 

「住むに優しいエクステリア 編」・・・階段の工夫と昇降機の活用!

「スロープ」による段差解消のポイント、お分かりいただけましたか? 基本項目が抜けていると、「スロープ」を作ることが、逆に危険をもたらすことにもなりますので、充分に注意してください。

さて、今回はエクステリア空間の「バリアフリー化」の中で、「スロープ」以外の段差解消方法について述べます。

まずは、階段自体の工夫から。初期的な段階では、「手摺」を設置するだけでもOK。ただし、出来るだけステップの奥行きを広くし、蹴上げの高さを低くする工夫も忘れないで下さい。一般的な蹴上げの高さは15㎝程度ですが、その半分以下に抑えるようにしましょう。

また、ステップの奥行きを1m程度取れ、介助者が確保できる場合は、車椅子使用の場合も、このような処理の方が「スロープ」より有効であることも少なくありません。

同じく車椅子使用で介助者がいる場合、段差が40㎝以下程度の場合は、外構・ガーデンのプランを変更しなくても、段差解消機」を使うだけでも対応が可能です。ただし、充分な強度と安全性を考慮したメーカー製品の使用をお勧めします。また、あくまで暫定的な対応と考えるべきでしょう。

長期的な対応を考えると、このようなケースには「電動の段差解消機」の設置をお勧めします。それほど大きな費用がかかるわけでもなく、介助者がいない場合でも使用が可能であるためです。

階段の段数が多い場合は、スライド式の「昇降機」の設置をお勧めします。スペースの関係で「スロープ」が作れない場合も同様です。特に、高低差が大きな敷地の場合は、ご予算的にも「昇降機」をつけた方が有利である場合も少なくありません。そして「昇降機」には、椅子のような部分に腰を掛けて動かすタイプと、車椅子のまま乗り込むタイプがありますので、将来も見つめ、どちらが有利であるか良く考え選択してください。

以上、「スロープ」「階段自体の工夫」「簡易段差解消機の設置」「電動段差解消機の設置」「腰掛タイプの昇降機の設置」「車椅子対応型の昇降機の設置」が主な、エクステリアの段差解消方法です。これらと「手摺」との最も有効な組み合わせ(「昇降機」の場合は不要である場合が多いが)を考え、最適段差処理を行ってください。

ただ、どのようなプランであろうとも、「バリアフリー化」のためには、通常よりかなり広いスペースを必要とします。それがどの程度のものか、そして、スペース不足の場合は既に紹介した、「段差解消機」「昇降機」などの機器の手助けが必要となります。次項では少し視点を変え、より現場に即した「バリアフリー化」を考えて行きます。

そこで本日のひと口アドバイス。

階段の工夫段差解消機の有効活用、昇降機の有効活用・・・状況に合った最適プランを!」

(りょう)

 

電動タイプの「段差解消機」。スペースをあまり必要とせず、非常に有効な「バリアフリー化」の手段となる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「昇降機」。椅子に座って上がり下りするタイプ。

 

 

 

 

「昇降機」。車椅子での上がり下りも可能なタイプ。

 

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