eg-倶楽部  2023 夏号

eg-倶楽部   2023 夏号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

写真:「カブトムシ」(2匹ともオス)・・・コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科カブトムシ亜科真性カブトムシ属の昆虫。日本では本州・四国・九州、国外では台湾・朝鮮半島・中国・インドシナ半島などに分布。

さあ「夏」がやってきました。酷暑・熱中症など気を付ける事も目白押し。でもナーバスに考えるよりも、もっとアクティブに暮らすことを考えたい。当然、エクステリア(住まいの屋外空間)ライフに関しても。

例えば、「夏」を代表する花を存分に楽しむとか。例えば、最近はやりの<デッキで小さな焚火>を楽しみながらビールでほろ酔い気分に浸るとか・・・

そして、豊かな気分になった時、自分とお子様たちの未来についても一度じっくり考えてみたいもの。そう、ゼロカーボン社会をどう実現するか。SDGsと言う意識を高め、どうすれば自分自身がそれを実行できるか。そして、エクステリアにおいても意識を改め、今の利便さだけに捕らわれない、もう一歩先を見越した暮らしスタイルについて。

だから、今回のテーマも<ゼロカーボン & SDGs>!

チャレンジ! ゼロカーボン & SDGs

誰もが高い関心を持っているはずなのに???

今、ゼロカーボン社会の実現、長期的視野に立った暮らし方SDGs。この2つについて関心を持たない人など、むしろ少数派と言えるのではないでしょうか? それほど深刻かつ差し迫った問題であるからです。

でもいざ実行となると、今だけの利益・エゴなどと言ったもう一つの意識とぶつかり、結局は相反する選択をしてしまう。そんな経験も殆どの方が持っているのではないでしょうか。勿論、エクステリアと言う分野に関しても。

しかし今回は、一度立ち止まり<住まいの屋外空間>と言う世界においても、ゼロカーボンとSDGsについて真正面から考えて見たいと思います。なぜなら、エクステリアはこの2つのテーマと切っても切れない関係にある分野であるからです。だって、暮らしの中で一番自然との関りが深い分野でもあるからです。

では現実は。残念ながら反ゼロカーボン・反SDGsのオンパレードと言わざるを得ません。人工物や再生困難な素材・商品で固めてしまい、自然の青息吐息状態を平気でより深刻化させていることが極めて多いから。特に、プラスチック&プラスチック混成製品の台頭はゼロカーボン & SDGsと言う課題に対し暗い影を落としています。

何も、エクステリアでプラスチックを使ってはいけない。そう言っているのではありません。もっと意識を高め、適切な使い方をしなければならないと言う事です。

例えば急速に普及率が高まっている人工芝。敷地全体に敷き詰めると言った事では無く、植木と上手く組み合わせ、芝生・グランドカバーと併用する工夫する事が大切。また、マイクロプラスチック化を防ぐため、定期的に敷き替える事。さらには、正しい廃材処理をする事。以上が必須条件となります。

人工木デッキや、発泡プラスチック系のフェンスも同様で、劣化前に定期的取り換え、メーカーが責任を持って廃材処理を行う事が絶対条件となります。

人工芝:自然素材と上手く組み合わせて使おう
人工木デッキ:早めの取り換えと正しい廃材処理を!


植木を1本増やそう!

はマイナス面のカバーでは無く、エクステリアでより能動的に、ゼロカーボン & SDGsと言った事に取り組むにはどうすれば良いのでしょうか?

 屋内あるいは建物(お住まい)自体であれば、太陽光発電を取り入れ消費量以上の自家発電を行えば良いと言う、極めて明確な方法があります。でも・・・

 ご安心ください、建物同様極めて明確な2つの方法があります。

1:植木(植物)を植える。

2:国産木材を出来るだけ多く使う。

 以上2点です。

1:に関しては誰もが理解できる対処方法と言えるでしょう。 

実は日本には、現在使用されているストック住宅が約5,300万戸あり、このうち一戸建て住宅が4,600万戸を占めて(自分で植木を植えられる住宅数)います。つまり、各自が1本ずつ敷地内の木を増やせば、4,000万本以上増えると言う事。

勿論、庭木のCO2吸収量はごくわずかなものです。しかし意識を持ち取り組むのと、無視し続けるのとでは、社会的影響力は大きな差となって現れるでしょう。だからこそ<庭木を一本増やす>事が極めて重要。

しかもその行為は、結果として木の素晴らしさを再認識する事に繋がり、間違いなく暮らし自体に潤いを与えてくれます。

エクステリアに国産の天然木を使おう!

2:に関しては、なぜ国産の天然木でなくてはならないのか。そんな疑問を抱かれる方がおられるかも知れません。

最大の理由は、エクステリアで使われる輸入天然木は大多数が熱帯雨林材だと言う点にあります。従ってそれを使う事で、一歩間違うと自然破壊を助長し、地球が本来持っていたCO2吸収量を減らす事にも繋がりかねないからです。

その一方で国産材は、ほぼ全てが計画栽培材で、使えば使うほど森林の質をより高めて行くことに直結します。

ではこれまでなぜ、国産天然木が殆ど使われなかったのでしょうか? 答えは、使用実績に乏しく、耐久性などの品質に自信が無かった為。

しかし、当店と当店が所属するグループのお店は、他に先駆け、これまで腐りにくく耐久性に優れているとされる国産木材に対し、10年に及ぶ実験を重ねてきました。結果、スギのセレクト材「杉柾」「赤杉」と言う純国産材を、自信を持って販売・施工できる体制を整えることが出来ました。

「杉柾」「赤杉」の詳細については、お店でご確認をお願いします そして、セロカーボン & SDGsに対するご協力を!

純国産材「杉柾」を使ったデッキ

「サマーフェア&イベント」 開催中!

「サマーフェア&イベント」開催中! 

さあ本格的な夏到来! 熱中症・酷暑の季節ですが、だからこそ一工夫し、より楽しく快適なエクステリアライフを。例えば、日が暮れてからデッキなどでご家族揃って楽しいひと時を過ごすなど・・・

地元のエクステリア専門ショップ「egg-加盟店」はそんなときのお手伝いも! 魅力いっぱいの展示・楽しい企画などを用意しご来店をお待ちしています。

egg-加盟店・・・左をクリック!

eg-倶楽部 2023年夏先取り・臨時増刊号

eg-倶楽部 2023年夏先取り・臨時増刊号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

「ハナショウブ」:アヤメ科の植物。5~6月に開花。実は「ショウブ」はサトイモ科の植物で「ハナショウブ(花菖蒲)」とはまったく別の植物! お間違いなく・・・

「炎」見つめるだけで珠玉のひと時

 

ご存じですか。今「炎」が密かなブームであることを。

でもこの字を何と読むべきか? 勿論、国語的には「ほのお」。ただここでは、「ひ」「たきび」「キャンドルのほのお」等々、全てを正解としておきます。そう、ブームの答えは<「炎」との語らい>。そこに癒しを感じ取ることが出来るからです。

そんな時すぐ思い浮かぶのがキャンプ。しかし今回はもっと身近なご家庭での「炎」について・・・

屋内なら「薪ストーブ」。でもエクステリアでなら春・夏・秋も!

屋内での「炎」と言えば、冬の薪ストーブや暖炉がすぐ思い浮かぶでしょう。それは単に部屋を暖めると言うだけではなく、なんとなく心まで温かくなる。誰もがそう感じるのでは無いでしょうか。そう、「炎」には間違いなく人を癒してくれる何かが・・・ それは原始の記憶によるものでしょうか。

 ところが最近、エクステリア(住まいの屋外空間)での「炎」が人気急上昇。同時に、春~夏~秋にも「炎」と付き合う機会が急速に増えてきました。

その最もオーソドックスで本格的なものが、ご家庭で楽しむバーベキュー。勿論バーベキューの素晴らしさについては、改めて説明する必要も無いでしょう。ただ、それなりの設備や準備も必要で、なかなか日常茶飯事と言う訳には行きません。

でもご安心を。もっと手軽なエクステリアでの「炎」とのお付き合いが始まっています。それがごく小さな焚火やキャンドルを使った癒しのひと時。そして、小さくて気軽に付き合うためのグッズも、お手頃価格で続々登場。だから、手作りが苦手なあなたも、いつでも「炎」と付き合えるようになりました。

当然の事ながら、一人でただ「炎」を眺めているのもよし。食事やお酒と一緒でもよし。ご家族との語らいの時間であってもよし。

お手軽「焚火台」

アロマキャンドル

エクステリアの主役はデッキ。でもご用心!

そして、エクステリア(住まいの屋外空間)での<「炎」との語らい>に最も多く使われる場所がデッキ! ただしここで忘れてはならない重要事項が!

それは、(デッキで)「炎」と付き合う時は絶対に<天然木製>であると言う事。樹脂木(人工木)デッキは避けると言う事。なぜなら、樹脂木(人工木)は火に極めて弱く、焦げて穴があく危険性があり、燃え広がると融けて大やけど・有毒ガス発生の危険性もあるからです。補足するなら、近年は発泡樹脂系の目隠しフェンスも多数出回るようになりましたが、これもまた、火を使うプランの場合は使用を避けて下さい。樹脂木(人工木)以上に危険です。

でも「木だって燃えるじゃないか」。そんなご意見も。

その通りです。小さな焚火であっても、火の粉が飛び散れば焼け焦げが出来る可能性があります。ただ、その程度で燃え広がる危険性は殆どありません。当然、融ける事も有毒ガスが出る事もありません。だから、樹脂木(人工木)デッキの場合や、近くに発泡樹脂製のフェンスがある場合は、せいぜいキャンドル程度に!

天然木「杉柾」を使ったデッキ。火にも強いのが特徴。

エクステリアのことなら「egg-加盟店」・・・左をクリック!

eg-倶楽部 2023年春号

 eg-倶楽部   2023 春号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

写真:「カワヅザクラ」(埼玉県深谷市)・・・関東・関西などでは2月後半~3月前半頃に咲く早咲きのサクラ。ソメイヨシノより濃いピンクで大きめの花(4~5cm)が特色。オオシマザクラとカンヒザクラの雑種とされている。

 今年は<少し早い春号>!

 なぜなら、3月末の発行ではエクステリアの春に対するご提案が間に合わないから。また、3月には<春のイベント・企画・セール>もスタートします。だから、このeg-倶楽部 2023年春号」をご覧いただき、それを機に、エクステリア(住まいの屋外空間)の事も少しお考えいただき、そしてお遊び方々ぜひご来店を・・・

 肝心な春号のテーマ。久しぶりに<デッキとデッキ廻り>を取り上げる事にしました。それだけ暮らしに溶け込んだものとなり、同時に最も大切な屋外空間でもあるからです。

 そしてこの機会に、デッキに対する正しい知識を! そして、お客様の暮らしに最適のデッキ選びを! 同時に、出来るこことなら昨今の迷信(先入観)???の払拭も。そして、ご家族の最も大切な時間を快適に過ごすことが出来るスペースとなりますように!

デッキ:耐久性に対する迷信とは?

衝撃の事実・・・少し大げさでしょうか?

 ご質問「一番長持ちするデッキ」。 大半のお客様は「樹脂木(人工木)デッキ」と答えられるのではないでしょうか? 実は、大手メーカーや大半のエクステリア販売・施工業者も同じような答えを出すと思います。でもこれは<重大な誤り>です。

 最近プロが良く使うデッキには、大きく分けて3種類があります。A:樹脂木(工業製品)B:ハードウッド系(熱帯雨林産) C:針葉樹のセレクト材・・・以上です。

 そして、A・B・C共に耐久性を含む品質に関しては商品(材)により大きな差があります。そう、工業製品であるA:樹脂木(人工木)であっても品質差がかなりあると言う事。ただ、そんなことを言っても混乱するだけなので、ここでは各分野共に高品質と言われているものだけを対象とします。

 具体的には、A:に関しては大手エクステリアメーカーの最新商品B:に関しては「ウリン」材 C:に関しては「杉柾」(後述)・・・を充当させていただきます。そしてまず3商品の品質に関するプロの判断基準を示しておきます。

A:大手メーカー最新の樹脂木・・・耐久性≒15~20年。風合い・肌感覚≒かなり問題。補足事項:施工等が簡単で殆どの業者が取り扱い可能。

B:「ウリン」材・・・耐久性≒30~50年。風合い・肌感覚≒中クラス。補足事項:天然材なので商品説明・施工にはプロのスキルが必要。

C:「杉柾」・・・耐久性≒15~30年。風合い・肌感覚≒最上。補足事項:天然材なので商品説明・施工にはプロのスキルが必要。

(注:上記は当店及び当店が所属するプロ集団の判断基準です)

人工木デッキ(樹脂と木粉の混合材)
ウリン材デッキ(耐久性・強度NO1)
> 「杉柾」デッキ(風合いNO1)

だからこそデッキとデッキ廻りはエクステリア専門ショップで!

 上記の内容を見ると意外と思われる方がかなり多いかもしれません。樹脂木(人工木)の場合<安心の耐久性。天然木とは段違い>などと言ったコピーが氾濫しているからです。でもそれは、粗悪な天然木と比較しての事。ここで取り上げているようなプロが使う高品質天然木の場合は、殆どが同等以上の耐久性を持っています。

 では、樹脂木は良くないと言う事でしょうか? そうではありません。それぞれの長所・短所があるからです。従って、仮に樹脂木・ウリン・「杉柾」の3種から選ぶとしても、何が最適材かは、使い方やお客様の嗜好により変わって来ると言う事です。

 ところがここで大きな問題が。最近は取り扱いが比較的簡単な樹脂木しか使えないエクステリア業者が非常に多いと言う事。これでは、デッキやデッキ周辺商品を選ぶにも、選択の余地そのものが無くなってしまうと言う事。だからこそ設置してから後悔・・・などと言ったケースが後を絶ちません。

 当店では樹脂木(人工木)・ウリン・「杉柾」と言う系統の異なる3種の高品質デッキを取り扱揃え、お客様との話し合いのもと、<最良の素材を選び、最高のプラン作成>を心掛けております。

 論より証拠。デッキやその周辺のご要望をお持ちの時は、一度お声かけを。必ず満足いただける提案をさせて頂きます。実際に3種のデッキ用材を手に取り、それぞれの長所・短所を丁寧に説明させていただき、<***のような使い方なら、***と言った理由により、***をお勧めします>と言う対応をさせて頂き、最終決定はその後!

「杉柾」と言う純国産材へのこだわり!

「杉柾」とは、樹齢80年以上の大木(杉)・その芯材(赤身)だけを使用・柾目引き・1年以上の自然乾燥。これだけの条件を満たした超セレクト材です。従って、一般の杉材とは全くの別物とお考え下さい。ではなぜ? 答えは明確で<最高のエクステリア専用天然木>と言える品質を維持するためです。

従って、抜群の耐久性・アバレ(ソリ・ヒネリ・ヒビワレ)等が少ない・加工性が良い・最高の風合い(肌感覚)など、全てに対し優れた特性を持っています。また、国産材ですので昨今のウッドショックなどの影響も受けにくく、安定価格&供給・自然環境の維持・国内産業の保護と活性化と言った、社会的使命を果たす事にも繋がります。勿論、豊富で分かりやすい資料も取り揃えております。

「杉柾」デッキ(無塗装) 
「杉柾」を使った特注の作業スペース

「スプリングフェア&イベント」 開催中!

「スプリングフェア&イベント」開催中! 

 もうすぐ本格的な春到来!  草花や植木、デッキとデッキ廻り(掃き出し窓前・周辺のプラン)、屋外の水廻り、カースペース、お手事な収納庫~倉庫まで、既存外構リフォーム、新築外構。等々。

やっぱり地元の「egg-加盟店」だから安心! 魅力いっぱいの展示・楽しい企画などを用意しご来店をお待ちしています。

egg-加盟店リスト・・・左をクリック

eg-倶楽部 2023年・新年号

 eg-倶楽部   2023 新年号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

写真:冬の富士山(航空写真)・・・空から眺めるもう一つの富士山。でもやっぱり日本一、いや世界一!

令和五年 新年あけましておめでとうございます

 令和五年(2023)

 ようやくコロナとの付き合い方が分かってきた。そう感じます。そのポイントは2つ。1つ目はリスクを避けながら通常に近い暮らし方をする方法。2つ目は、1つ目を前提に、出来るだけ家庭(家)で楽しむと言うライフスタイル。

 そして、後者の場合エクステリア(住まいの屋外空間)が非常に重要である事も確認できました。だからこそ、今から春の準備を! そして、春を告げ・春の素晴らしさを知る最大の演出者は、やはり植物です。新芽を吹き・花を咲かせ・・・だからこそより素晴らしい季節に。加えて、実は落葉樹は葉を広げる前の冬~早春が一番の植頃。だからこそ、お庭に落葉樹で+αのシンボルツリー・記念樹はいかがでしょうか?

 勿論、樹種選び・植え込みに関しても安心してお任せください。

プラスαのお勧め落葉樹・ベスト4

お勧めの落葉樹①:「シラカバ・ジャコモンティー」

 「シラカバ」はあこがれの樹木です。でも、信州など冷涼地に自生している木で、庭木とは無縁。そう思って諦めていませんか? しかし、もし全国どこでも、あの白い幹の木をシンボルツリー or 記念樹として植えることが出来るとしたら。勿論、白い幹のままで!

 答えはYES。それが「シラカバ・ジャコモンティー」!

 「シラカバ・ジャコモンティー」なら、暖かいところでも育ち、幼木でも幹が白いという特性を持っています。だから、「シラカバ・ジャコモンティー」を植えれば、お宅のお庭にも白い幹の樹木が仲間入りし、きっとご近所の評判に・・・

なお、「シラカバ」はブナ目、カバノキ科、カバノキ属の落葉高木です。つまり、ブナの仲間で、カバノキのグループで、幹が白くなる木ということです。有名な「ダテカンバ」もシラカバ」の近樹種です。 まっすぐ上に伸びるのが特色で、このため、樹形がすっきりしており、元々シンボルツリー向きの樹木ともいえます。

「シラカバ・ジャコモンティー」 

お勧めの落葉樹②:「モミジ」

 ここで「モミジ」を取り上げたことを不思議に思われる方が多いかもしれません。日本では有名過ぎてありふれているからです。

 しかし、プロの目で見ると実に素晴らしいシンボルツリー or 記念樹となる事が分かります。具体的には、樹形・葉の形共にシャープ(和・洋を問わずモダン系住宅に最適)・日本の土壌に合い育てやすい・成長が比較的遅く管理がしやすい、等々。また、記念樹として品種にこだわる時は一般的なイロハモミジではなく、より珍しいものを選択することも出来ます。

 では「モミジ」とは? 分類上は、カエデ科、カエデ属の落葉高木となります。ただし、古くから日本人が親しんできた樹木で、園芸種を含めると400種以上に達すると言われています。さらに、系統的に分類すると、ハウチワカエデ系・オオモミジ系・ヤマモミジ系・イロハモミジ系、などに大別できます。

「イロハモミジ」

お勧めの落葉樹③:黄色い花の「モクレン」

 お馴染みの「モクレン」の花はアカムラサキかシロ(「ハクモクレン」、実は「モクレン」の近樹種)。しかしもしお庭に黄色い花の「モクレン」が植わっていたなら?

 実は、黄色い花のモクレンは園芸種。でも、交配が進みかなり出回るようになりました。販売名は「イエローバード」が有名。他にも、「エリザベス」「金寿」などがありますが、それぞれ出自が異なるようです。

 いずれにせよ「モクレン」の仲間で、黄色い花の「モクレン」も4月頃に開花し、春を飾るに相応しい樹木とも言えます。

 では「モクレン」とは? 分類的には、モクレン科・モクレン属の落葉低木となり、春にアカムラサキ色の花を咲かせます。なお、白い花の「ハクモクレン」、早春に白い花を咲かせる「コブシ」も「モクレン」の近樹種です。

黄色い花の「モクレン」 

お勧めの落葉樹④:「アオダモ」

 スッキリ樹形NO1? 最近人気が急上昇。実は最も多くシンボルツリー等に使われる「シマトネリコ」(常緑樹)の仲間です。でも、幹の色が緑っぽくて美しい・落葉樹なのでより繊細・成長スピードが比較的遅く管理がしやすい・元々日本に自生している樹木でかつ自然のものは希少となっている・加えてバットや染色材料としても使われ親しみやすい、など魅力・話題性も抜群。

 「アオダモ」は、モクセイ科トネリコ属の落葉高木。従って、お馴染みの「シマトネリコ」(沖縄・台湾等に自生する常緑のトネリコ)や、日本の古い集落・農家などでよく見かける「トネリコ」の仲間です。

「アオダモ」

 少しだけこだわった落葉樹4種を紹介しました。勿論、春先前に植えるシンボルツリー・記念樹としても最高。ただ、これ以外にも当店が推奨する樹木は数多くあります。また、庭木選びには、お客様の好み・植える条件も加味しなければなりません。だからこそ、エクステリアに関しては少し時間のある今、当店にご来店いただきじっくりとした談義を!

 またこのような時期だからこそ、人工物と工業製品(メーカー商品)だけではない、つまり自然と付き合える屋外空間について考えてみてはいかがでしょうか・・・

「NEW YEAR フェア」 開催中!

令和五年も「NEW YEAR フェア」開催中! 

 希望の年がやってきました! コロナとの上手に付き合うためにも、春以降の<WAKU WAKU ガーデンライフ>について考えてみませんか? 勿論、ちょっとしたエクステリアのお悩みについても・・・

 やっぱり地元の「egg-加盟店」だから安心! 大きくなったお店で、万全のコロナ対策+魅力いっぱいの展示・企画などを用意しご来店をお待ちしています。

eg-倶楽部  2022年12月・臨時増刊号

eg-倶楽部  2022年12月・臨時増刊号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

「詩仙堂」(京都市)・・・徳川時代草創期に活躍した芸術家&作庭家「石川丈山」が、人生後半の自らの住まいとして使っていた「詩仙堂」。同時にそれは、彼が描いた理想の芸術空間でもあった。そして今も、日本庭園ファンあこがれの・・・

 2022年も早師走。でもお客様も、私どものお店ももうひと頑張り。そして、素晴らしい2023年を! 「eg-倶楽部」も<12月(年内最終)・臨時増刊号>発行! そして、テーマはこの時期にピッタリの<エクステリア収納>!

エクステリア空間を使って収納上手に!

 エクステリア(住まいの屋外空間)を収納スペースとしてもっと有効活用を! 車だけではなく、自転車・シニアカーの収納。屋内に収まらない物の収納。ガーデンライフを楽しむための収納。等々。

 ただ今回は、イナバ・ヨドコウなどに代表される鋼製物置・大型ガレージ&倉庫ではなく、<もう一工夫>された特注エクステリア収納にスポットをあてます。機能性とお洒落感を両立したアイデア収納。何かの参考になれば・・・

オーダーだから複合化でスッキリ・しかも品質も機能性も!

 このプランは目隠しフェンス(塀)とサイクルポートを一体化。従って、無駄な空間(デッドスペース)が殆ど無くなっています。しかも、重複して柱・囲いを設ける必要がなくなる為、コストダウンにも繋がります。

 勿論、機能性・耐久性も抜群! でもここでチョット待った! このプラン、全部天然木では。となれば腐りやく長持ちしないのでは? 

ご安心ください。それ誤解です。プロが材料を選び(高耐久木材を使用)、かつ、屋外での最適施工方法を採用している為、樹脂は勿論、むしろ金属製品より長持ちします。少なくとも、20年・30年は大丈夫。なお、以下で紹介する作品いずれも、耐久性には問題なし。ご安心を!

プラン①:目無くしフェンス(塀)廻りとサイクルポートを一体化。だから、無駄なくスッキリと。だからお得。品質(耐久性)にも絶対の自信!

他にも当店の自信作を紹介・・・お気軽にご相談ください!

プラン②  
プラン③

プラン④

プラン②;デッキ廻りに水回り設備と収納設備がセットされていれば便利さ百倍。

プラン③:デッキにゆったり収納スペース。ペットとの相性も抜群。

プラン④:セミクローズタイプの収納スペース。床無しで、出し入れも楽々。

 オーダーだから可能なワンクラス上の収納スペース。お客様の夢・ご要望をどんどんぶつけて下さい。このようなプランには天然木をよく使いますが、当店はその特性を熟知しています。ただら、もともと持っている多様性(あらゆる現場に対応)を活かし、機能・デザイン・品質面でも絶対の自信を持っております。


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