りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,093

 

「フロントガーデン徹底研究 編」・・・地元の優良エクステリアショップで!

日本の「フロントガーデン」について検証中ですが、プラン・工事を依頼する最大のポイントとは何でしょうか? 実は、依頼内容にあるのではなく、地元の優良エクステリア専門ショップに発注すると言うことです。

「フロントガーデン」に限らず、エクステリア関連の仕事の発注先としては、住宅系の会社(住宅メーカー、工務店、建築会社、不動産会社、他)、住宅のリフォーム会社、外構の設計施工会社(殆どが下請け)、ホームセンター、エクステリア専門ショップ、などが一般的です。しかし、住宅系の会社は、下請けの外構設計・施工会社に任せるだけで、単なる窓口に過ぎません。当然、ワンクッションおくだけ、打ち合わせが粗雑になり、コスト的にも不利です。

住宅のリフォーム会社は、殆どエクステリア関係の知識を持っていません。特に、プラン・設計の絡む分野への対応には問題が多くなります。ただ、エクステリアの専門分野を持つ店は例外です。

外構の設計・施工会社の場合は、レベルの高いところも多いのですが、下請け中心で直接受注物件への対応に不慣れ。木目細かさに欠けますし、また、住宅系会社優先で直受注物件が後回しになってしまうことも珍しくありません。

ホームセンターの場合は、大半がエクステリアに対する知識・対応レベルに問題があります。従って、営業・接客まで下請け任せと言うとことが多く、このような対応で木目細かでレベルの高い作品作りは困難です。また、一見安いように見えますが、複雑な物件になるほど、実は割高であることが多いものです。

以上と比較し、エクステリア専門ショップの場合は、技術・対応力共に優れているところが多く、「フロントガーデン」は勿論、エクステリアに関する発注先として最もお勧めです。ただし、以下のチェックポイントを参考に、店選びを行ってください。

A:車で30分以内にあるエクステリア専門ショップ・・・木目細かな対応のための必須条件 B:事務所ではなく店を構えている・・・事務所の場合は一見専門店に見えても、下請け中心であることが多い C:店のスタッフを呼ぶのではなく、必ず来店して依頼する・・・来店すれば本当のレベルが分かる E:店に豊富な作品、商品、プラン資料が掲示してある・・・店の実績確認が出来る

以上、A~Eのエクステリア専門ショップ・チェックポイント、くれぐれもお忘れなく。なお、補足するなら、見積もりの安い高いを、ベースにした判断は最も危険です。見積もりでは内容把握が困難な上、レベルの高いエクステリア専門ショップは、競合相手と同じ、あるいは類似のプラン・図面で見積もりすること自体ありません。その行為が法律違反で、かつお客様の立場に立った、より良いプランを考えることが最も大切な仕事であるからです。

そこで本日のひと口アドバイス。

フロントガーデンのプラン作成・工事依頼は地元のエクステリア専門ショップへ!」

(りょう)

 

 

 

 

 

エクステリア専門ショップの店内風景。

 

 

 

 

 

「フロントガーデン」の作品例(新築系)。

 

 

 

 

 

 

「フロントガーデン」の作品例(リニューアル)。

プランのご紹介~モダンなオープン外構~

ライフアップです。

おととい、昨日とここ高槻では、夕方壮絶なゲリラ豪雨に見舞われました。停電ですよ。しかも昨日は2時間も。ちょうど、当店では現在よう壁の現場を施工中で気が気でなりません。どうか無事終わりますように。。。

さて、ご提案プランです。モダンな新築オープン外構です。

 

 

 

 

 

 

 

 

現在当店から車で約40分くらいの茨木市の山手でで新築中の某ハウスメーカー様のスマートタウン。現場を見に行くとその壮大さに圧倒されました。そんな大型分譲地の一角にご提案したご物件。白と黒のツートーンと縦長の窓やスリットに拘って外観を作られており、その意匠と統一感ある門柱のご提案です。おそらく緑化率等の規定もあり、極限まで芝生を減らしておかないと後でメンテナンスも一大事と、いろいろお打合せ。

玄関はうまく目隠しできるように建物が設計されているのですが、勝手口が隣地や道路から視線に入ってしまう角度にゾーニングされていたので背丈程度のアルミ材のスリットでさりげなく視線を防ぐご提案をしています。

初回は、郵便受を別に玄関横にご提案していたのですが、分譲地の商品の規定等もあり今回は見送りになりました。

カーポートは定番ですが、LIXILのアーキフィット。定番ですが、こういうモダンな作りの建物に設置するとガランとしがちな外構に存在感があっていいですね。

♪ スタッフブログ ♪ お風呂のページ

 お風呂のページの更新をしました。
http://www.ofuro-reform.com/furo/type.html

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,092

 

「フロントガーデン徹底研究 編」・・・自分の敷地でも使えない???

「フロントガーデン」工事を依頼するとき、あるいはプランを作成する時、お客様が考えた内容に即したものが出来ない場合があります。ご予算、強度的な問題、技術的な問題、と言ったことが原因となることもありますが、もっと根本的な法的問題もあるのでご注意下さい。

法的問題は複雑で、詳細説明は困難です。従って、詳しくは直接依頼先のエクステリアショップにご確認下さい。ただ、①:建築物としての構造規定で設置できない(屋根のある物対象。門塀等は別の構造規定) ②:建蔽率の問題で設置できない(屋根のある物対象) ③:セットバックの必要があり設置できない ④:地域協定に違反し設置できない・・・と言う4項目が主なものであること程度は、この機会に知っておくと便利です。

①:に関しては、建築物として認められる構造になっていない(強度不足、等)ので、10㎡以上のサイズのエクステリア商品を取り付けられない、と言うのが主なもの。ただ、かなり見解の分かれる部分でもあり、最もグレーゾーンが多い規定でもあります。従って、専門店と良く相談し、最良の解決策を見つけ出す、と言う方法を取るのが一般的です。

②:に関しては一般的住宅地では敷地の60%以下しか構造物を設置できない(地域により建蔽率は変わるので注意)と言う法律によるもの。しかし、この場合もグレーゾーンが多く、①:同様専門店に良く相談して下さい。

③:は主に道路の確保と言う目的によるもの。道路幅は最低4m以上が必要です。従って、昔はOKであっても、新たに「フロントガーデン工事」を行うためには、道路の中心部から2mのところ(地域によっては3m、4mも)まで門塀等を、下げなければなりません。これを「セットバック」と言います。従って、リニューアルプラン等を作成する時は、従来よりスペースが狭くなることも珍しくありません。ただし、門塀を触らない、内部だけのリニューアルの場合は無関係です。

④:の地域協定に関しては、条例によるもの、文字通り地域で決めた決まりなど、多岐にわたります。ただ、現実的には新興の宅地造成団地に殆ど限定されます。従って、このような地域で土地を求められ新築に伴う「フロントガーデン」作りを行う場合や、同様の地域にお住まいで「フロントガーデン」の大掛かりなリニューアル工事を行われる場合は、地域協定に関するチェックをお願いします。

なお、法的とまでは行きませんが、歩道の状況を変える必要がる場合い、電柱が邪魔になる場合い、等の様々な対応策が求められるケースもあります。いずれにしても、難しく考えるのではなく、専門店とよく相談することが、最良の解決策と言えるでしょう。

そこで本日のひと口アドバイス。

「建築物の構造規定? 建蔽率? セットバック? 地域協定? とは・・・・」

(りょう)

 

 

 

 

「フロントガーデン」のセットバック例。

 

 

 

 

 

 

住宅地の電柱。移設が必要な場合も・・・

 

 

 

 

 

 

古くなった「フロントガーデン」。

 

♪ スタッフブログ ♪ トイレ

第二東名を走ってきました。途中で寄ったトイレにビックリ。これなら一目でどこが空いているかがわかります。シンプルで清潔感のあるトイレでした。

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