Homecreaの庭にあるサザエさんハウスの前に、天空のウッドデッキを建設しています。
IchiroさんのキマグレカフェでBBQがしたいという、お客さまからのご要望に応えて、Ichiroさんは考えました。
皆さんが楽しくBBQ出来るように、匠達も頑張っています。
出来上がりが待ち遠しいですね♪
今日は朝から蝉がジリジリと鳴いて、暑いです!
そんな暑さに負けない社長が又動きだしました..。゚+.(・∀・)゚+.゚
現在、花置場の奥にある雑貨を入り口に・・・と
朝から大工さん登場です。
入り口のドアです・・・
窓です・・・
どんな小屋になるのでしょうか???楽しみです。
又工事途中、紹介していきますね。
本日もいつも通り営業致しております。
皆様のご来店おまちしております。
伊藤
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,806
夏代表の花の美しい蔓性樹木ノウゼンカズラに続いては、春代表のフジを取り上げます。そして、フジは古代から日本人が愛し続けた植物でもあります。
フジが文献に最初に登場するのは何と古事記。つまり、出自が明確な日本最古の書で既に取り上げられているということ。応神天皇の条にその記載があり内容は「春山之霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)が伊豆志登売(いずしおとめ)に求婚したとき、衣服や弓矢がことごとくフジの花のようになった」と言うもの。当時からフジは美しく高貴な花(樹木)の象徴であったことが分かります。
その後も、万葉集、各種勅撰集などの春を代表する歌代になる、源氏物語の各所に登場するなど、現代にいたるまで多種多様な書物の中に姿を現します。これを見ても、フジはウメと並び、もっとも古くから愛され続けた花(樹木)であったことが分かります。理由は、日本人好みの美しさを持ち、かつどの山野にもみられる最もポピュラーな植物であったからだと考えられます。
フジ(藤)とは、マメ科、フジ属、フジ(種)と言う分類の、蔓性落葉樹。しかも日本の固有種で、本州、四国、九州のほとんどの山野に自生しています。従って、比較的温暖な気候を好む植物と言うことができます。学名は「Wisteria(フジ属) floribunda」。何種類かの変種もありますが、ノダフジ、ヤマフジの2種が最もポピュラーで、大半を占めています。
その他の樹木の特性としては、羽状の葉で長さは20〜30㎝、花期は5〜6月で房状、花色は青〜紫が主体、蔓性落葉樹だが幹が太くなり大きく育つ・・・などを上げることができます。また、ノダフジとヤマフジの違いは、ノダフジの蔓は右巻きだがヤマフジは左巻き、ノダフジの方は花房が長く大きい、花色はノダフジは青紫だがヤマフジは青に近い、など。特に、蔓の巻き方が逆と言う点に興味深いものがあります。
なお、ノダフジと言いう名は、大阪市福島区野田にあるフジの名所にちなみ植物学者の牧野富太郎が付けたものと言われています。従って、江戸時代以前には両者とも単にフジと呼ばれており、特別に区別することはなかったと予想されます。また、フジは各所で栽培されており、名所と呼ばれるところ(樹木)も多数あります。そのほとんどがフサがより立派なノダフジであることは言うまでもありません。
フジもまた、春〜秋には花に加えしっかりと葉を茂らせ立派なグリーンカーテン、壁面緑化材となります。公共スペースだけではなく、住宅用の樹木としてももっと見直してもよいのではないでしょうか。
そこで本日のひと口アドバイス。
「あなたは豪華なノダフジ派? 山野を彩る清楚なヤマフジ派?」
(りょう)
藤棚(あしかがフラワーパーク)
ノダフジの花房
ヤマフジの花房
牧野富太郎(植物学者・ノダフジの命名者)