りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,977

 

「日本庭園と日本外構 編」・・・平安期以前の外構「大覚寺」!

平安時代の寺院伽藍・外構について検証中です。しかし、奈良時代と比較するとそれはかなり困難な作業となります。官寺が東寺と西寺の2か所しかなく、現存するのは東寺のみ。その他の伽藍を持つ大寺は、比叡山(延暦寺)、三井寺(園城寺)、高野山等に代表されるよう、山岳地帯に造られることが多く、まとまった伽藍・外構と言った視点ではとらえにくくなった。このような理由によるため。つまり、平安期の寺院サンプルは意外に少ないと言う事です。そんな中で、「東寺」に続き「大覚寺」を取り上げます。

「大学寺」は庭園のコーナーでも紹介しました。平安期を代表する寺院であるからです。京都市右京区嵯峨にあり、山号(正式名)を嵯峨山と称する、真言宗大覚寺派の大本山で、嵯峨天皇の離宮(嵯峨離宮)を空海が寺院として、現在に至っています。従って、お寺とは言え寝殿造の影響を強く受けた建造物・伽藍配置となっています。

勿論、古いお寺であり、これまでに多くの改修が行われてきました。ただ、皇室ゆかりの寺院であったため、現在でも御所風の雰囲気が残され、歴史的建造物としても高い評価を受けています。また、古い伽藍図を見るとわかる通り、まだ中心伽藍内部に本格的な庭は造られていませんが、南に隣接し大沢池をメインとした大型の庭園があり奈良時代の伽藍構造から、浄土式庭園が寺院内に造られるようになる、過渡期の作品ととらえることも出来るでしょう。

中心伽藍に近い部分に造られた回廊も、単純に金堂・五重塔等を取り囲むと言うものではなく、多くの建物を結ぶと言う役割の方が強くなっています。外周に関しては、メインとなる式台玄関と各種門を土塀で囲んでいます。しかし、内部の構造から2重外構と言った様式ではなく、必要に応じてその土塀が内部にまで延び、仕切りの役目を果たすようになっています。

つまり、奈良時代から平安時代にかけては、寺院の伽藍構成・外構にも大きな変化があったと言う事が「大覚寺」を見ることで分かります。ただし、庭園等とも関連し、特殊な塀(フェンス的なものも含め)の構造・技法が登場するのはもっと後のこととなります。

 

 

 

 

大覚寺の入り口付近(右・式内玄関、左・明智陣屋)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大覚寺伽藍図(後宇多天皇時代を復元した図)

 

 

 

 

 

中心伽藍部(左が五大堂と呼ばれる本堂)

 

 

 

 

 

主要な建物を結ぶ回廊

 

 

 

 

 

 

正寝殿

 

そこで本日の一口アドバイス。

「平安期初期の寺院伽藍・外構を伝える貴重な文化財・大覚寺!」

(りょう)

イペのウッドデッキ

myガーデンの河田です

イペのウッドデッキが完成しました

全長5mあり見た目も貫禄があります

デッキの下は冬用タイヤの置き場にもなり実用性も兼ね備えています

お客様のワンちゃんも気に入ってくれたみたいですmyガーデン

カフェの外構工事

こんにちは、myガーデンの河田です

カフェの外構、駐車場工事をしました

閑静な住宅街の中にあるので植栽も落ち着いたイメージになっています

植栽の回りに敷いてある砂利の様な物は、レンガチップでレンガチップには色々といい事があるんです

・夏場、白系の砂利と比べて眩しくない

・適度に水を含んで、早く乾く

・雑草が生えても抜きやすい  

植栽とレンガチップは見た目が馴染んでますね

ちなみに最近の植栽はアオダモやジャクモンティなどを選ばれる方が増えてますよ

興味がある方は一度、myガーデンにご相談ください!

目隠しにこだわる デザイナーズパーツ編

店長の藤田です。
先日ご契約をいただきました外構リフォームのご物件の紹介です。
相変わらず多い「目隠し」のお問い合わせ。やはり、都心の物件においていきなりリビングの掃き出し窓が道路と面していたりするとどうしても必要なアイテムになってくるんですね。

いつもであれば天然木・・・・といきたいところですが、今回は少し違うんです。

 

デザイナーズパーツで目隠し

 

 

 

 

 

 

 

 

ポリカーボネイトとアルミで作る目隠しです。

今回、金属のモダンな印象をご希望のお客様でしたので、ちょっといつもと違うご提案をしてみました。
LIXILのデザイナーズパーツ。

 

詳しくは当店ホームページのこちらへどうぞ。

かわいい目隠し板塀施工・・・鹿児島県姶良市

アレンジいろいろ。

いつも仕事から帰ってきて駐車して好きな物が目に映るのとってもいいですね!!

こだわりのオリジナル板塀です!!

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