本日お見えになりましたニコ奏者のプチ演奏会です(●^o^●)
素敵なメロディに心踊ります♪
ストーブで温まって、素敵なメロディに包まれて、お客様もHappy\(~o~)/
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,294
アプローチのグリーンについて検証中。「昭和のアプローチ」と「平成のアプローチ」では基本コンセプトが激変した。この点についてはご理解願えたでしょうか。同時に、一般的には「平成のアプローチ」ではグリーンの使用量が少なくなる。だからこそ、その使い方がより重要になる。ここがポイント。表現を変えれば、少なめの植物をどう有効に使うか。これが腕の見せ所であると同時に、アプローチ自体のデザイン性に大きな差となって表れます。
では、「平成にアプローチ」での植栽ポイントとは。まず、植栽を施す場所ですが、A:門柱の裏側 B:アプローチ周辺 C:階段・通路内 D:ポーチ周辺 E:アプローチ内の緩衝地帯・・・の5ヶ所が主な場所となります。となれば、この「5ヶ所の植栽を上手く使う事=1歩上行くアプローチグリーン」と言う事に成ります。従って、それぞれのポイントを確認。
A:門柱の裏側。許される限りこの植栽スペースを作ってください。スペースに余裕があれば、高木・中木を主木とし、低木・グランドカバーを組み合わせるのがベスト。しかし、実際には狭くて難しい場合の方が多いもの。それでも、低木・グランドカバーを少し植えてみて下さい。ただ、日陰となる場合が多いので、樹種選びには若干の注意を!
B:アプローチ周辺にもスペースがあれば植栽を。ただ、障害物となる場合も多く、人の導線を良く考えて植える事。基本的には、多少踏み付けても良いグランドカバーがお薦め。芝生類・リピアなどが無難なところでしょう。また、レンガ・ブロック等で囲んだ花壇を作る事もありますが、機能性を考えるとマイナスになる場合もあります。
C:この部分は「平成のアプローチ」では極めて重要な植栽スペースとなります。階段のサイド、蹴上げ手前、アプローチの目地部分、等をぜひ有効に使って下さい。ただし、人が通ると言う基本機能が優先で、グランドカバーを少な目に使う事がポイント。また、階段サイドに余裕があれば、少しこだわったグランドカバーを使ってみるのも効果的。ベビーティアーズ、モリムラマンネングサ、小サイズのカラーリーフ(例:矮性のヒューケラ・ヘリクリサムなど)。
D:ポーチ周辺(玄関前)も植栽可能な空間が少しある場合も少なくありません。その場合は、スッキリ系の中。低木+グランドカバーと言った処理がお勧め。
E:アプローチ内の緩衝地帯に関しては、空間にかなり余裕がある時のみの限定プラン。植栽が可能な場合は、スッキリ系の中・高木を1本+グランドカバーと言った植栽が有効。ただし、機能性を損なう事がありますので、十分に注意する事。
以上を参考に、「平成のアプローチ」だからこそ小さな植栽、でもこだわりの植栽にぜひチャレンジを!
そこで本日の一口アドバイス。
「階段廻り、アプローチの目地部などは極めて重要な植栽ポイント!」
(みずき りょう)
階段廻りの植栽例
ベビーティアーズ:世界一小さな花とも・・・
ヒューケラ(ツボザンゴ)類
ヘリクリサム類
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,293
新築外構(フロントガーデン)のグリーンについて検証中。この項からは、アプローチの植栽の使い方について述べます。ただし、アプローチ自体の基本コンセプトが激変し、それに伴い植物の使い方も大きく変わりました。従って、その変化を良く理解できていない外構も珍しくありません。これを機会に、最先端のアプローチ&グリーンを!
ではなぜアプローチのコンセプトが激変したのでしょうか。最大の理由は生活習慣の変化にあります。そして変化をさらに推し進めたのが高齢化社会。そもそもアプローチとは人が通る(≒歩く)場所。にもかかわらず、外部から目立つ場所であることが多いため、一昔前まではデザインが優先されました。しかし、本来の目的に合わせ、最近機能優先の発想へと切り替わったためです。
便宜上、一昔前のアプローチを「昭和のアプローチ」、現代のアプローチを「平成のアプローチ」と名付け、具体的にその違いを確認しておきます。
「昭和のアプローチ」=デザイン優先+機能<出来るだけ細く長く。カーブも多くして遠近感を出す>・・・もう少し具体的に言うと、露地(茶庭)のようなアプローチが好まれました。例えば、和風の場合幅60㎝程度の曲がった通路を出来るだけ長く作る。その間にカーブも多くし、曲がった部分に樹木を植え視線をさえぎることで遠近感を出す。門廻りと玄関を一直線に結ぶことは可能な限り避ける。等々。この考え方は、和風外構だけでは無く、洋風外構に対しても同じでした。
「平成のアプローチ」=機能優先+デザイン<出来るだけ太く短く。カーブや障害物も少なく>・・・具体的には、門廻り~玄関までの距離は短めにする。幅もできるだけ広く。階段もステップの奥行きは広めで蹴上は低め。その中でデザイン性を考える(場合によっては、バリアフリー的発想も)。そして、この考え方が和洋を問わず、アプローチの基本となりました。
では、上記を元にアプローチの植栽に関する変化について。結論から言えば、 「昭和のアプローチ」の場合は植栽を多用しやすいアプローチ、「平成のアプローチ」の場合は比較的植栽を使いにくいアプローチ・・・と言うことができます。特に、高木に関しては、使える場所が限られてきます(狭い場合はアプローチ周辺・広い場合は周辺とアプローチ内の緩衝<花壇、他>空間、等)。
ただし、グリーンスペースが不足しやすい「平成のアプローチ」であればこそ、植栽の使い方がデザイン・センス面でより大きく影響します。だからこそ、限られた条件の中でどうグリーンを使うかが極めて重要なプランポイントとなります。
そこで本日の一口アドバイス。
「平成のアプローチだからこそ、より重要性を増すグリーンンの使い方!」
(みずき りょう)
「昭和のアプローチ」の原点とも言える露地(写真は外露地)の長く細いアプローチ
20年ほど前までは、アプローチを長くし、植栽・カーブ等で遠近感を強調するのが良いとされた。
「平成のアプローチ」は機能重視で、広く短い方が良いとされる。この作品は門廻りをセットバックする事で、ガレージから玄関までの距離を短くしている。しかも、デザイン・機能的な工夫、それにさりげないグリーンも・・・
本日やっと運んできました。
でかい!!こんなに大きいとは・・・
石は京都産の石で短い期間だけ採ることが出来た石です。
この波模様すばらしい!
天端はみかん掘り(専門用語)で、最高の仕事がしてあります。
この手水鉢、どこかの現場で入れなくちゃ。
興味のある方是非見に来て下さい。
三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ
親方 GARDEN ART
フェイスブックもありますよ。
コチラ↓