セッパンカーポートの施工が完了しました。
H様は ご自分でご希望のカーポートの寸法を測り
当店のチラシをご持参され 「これをください」と
ご来店くださいました。(^-^)
一応 現調させていただき
チョークでしるしをつけて 大きさ等
ご確認いただき施工となりました。
H様 ありがとうございました。
うさぎの赤ちゃんが又産まれました。
餌の器に5匹みんな入っています。
あまりの可愛さに1匹連れ出しました。
まだ耳が小っちゃい♡
ふわふわです。
そろそろ、お母さん休ませてあげようと考え中です。
三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ
伊藤 GARDEN ART
フェイスブックもありますよ。
コチラ↓
りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO3,000
外構・ガーデンプランを作成する時、最初から「植栽(植物)」をセットして考える。その重要性をご理解願えたでしょうか? ただし、住宅用の「植栽」と言っても、フロントガーデン(外構)用とプライベートガーデン用とでは、大きく様相が異なります。そして、それぞれの役割を知り本当の楽しみを見つける事が最も重要ではないでしょうか。
では、両者の違いとは。フロントガーデンとは、メインの道路と接した部分。いわゆる「外構」とほぼ同じと考えるべきです。そして、欧米ではこの部分を<半公共的スペース>と考えます。外部と直接接する部分で、地域や街並みとしてのルールが定められている事が多いため。従って、「植栽」も個人の趣味+地域性を考慮し行われます。
日本でも基本的には同じ。従って、フロントガーデンの「植栽」の場合は、自分の趣味だけではなく、周りの景観等を考慮し行う必要があります。逆に言うなら、自分は<植物は嫌い>だと言って、完全に「植栽」を嫌う事は、周辺環境の悪化に結び付くこともあります。従って、無理のない範囲での協力を前提としてある程度の「植栽」は取り入れるべきでしょう。ただし、現代の生活事情を考慮すると、グリーン大好きの人は別としても<あまり手のかからない「植栽」>を施したほうが現実的ではないでしょうか。
一方、プライベートガーデンは文字通り、個人(家族)中心の庭。大都市部を除く欧米の住宅ではこちらがメインガーデン。200㎡以上のプライベートガーデンを持つ住宅が多く、文字通り自分自身の庭造りを楽しむ人が非常に多い事はご存知の通り。その自慢の庭を披露するために、地域企画が各地で実施され、中には世界的に有名なものもあります。
ただし、日本の場合はそれほど大きな空間を持つ住宅は稀。このため、一般的なプライベートガーデンだけでは無く、フロントガーデンの一部を囲って作る、カースペースの上、屋上、ベランダなどでミニプライベートスペース(ガーデン)を確保する事も珍しくありません。むしろ、今後はそれがメインとなる可能性もあります。しかも、プライベートガーデンを持つことは、間違いなく暮らしを豊かにするため、そのための外構・ガーデンプランもどんどんレベルアップしていく事でしょう。
ここまで記せばもう答えは明らか。フロントガーデンと異なり、プライベートガーデンの「植栽」は<あなた好み>であって良い。いや、<あなた好み>であるべきだと言う事。以上を前提に、次項から<フロントガーデン用「植栽」の現状と方向性>について、その後<プライベートガーデン用「植栽」の現状と方向性>について検証して行きます。
そこで本日の一口アドバイス。
「こんなにも違う! フロントガーデンとプライベートガーデンの植栽!」
(みずき りょう)
イギリスのプライベートガーデン(メインガーデン)
アメリカの住宅街(フロントガーデンにはルールに従い「植栽」を。これが常識)
日本のフロントガーデン(外構):植栽をどうセットするか?
日本でも一定の「植栽」が義務付けられた住宅街が増えている
りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO2,999
「天然素材の魅力」シリーズの目的は、<エクステリアと言う世界に置いて天然素材がいかに素晴らしいものであるかを知っていただき、より正しく使ってもらう事>にあります。そして、天然木・天然石の2つについて言及してきました。この項からはさらに「植栽(植物)」について述べます。そう、天然木・天然石・植栽は3大天然素材であり、3種が揃ってより大きな効果を発揮するからです。
ところが、①:エクステリア用の工業製品だけ ②:エクステリア用工業製品+天然木+天然石のみ=エクステリア用商品(部材)、と言った使用傾向がむしろ増えています。つまり、<植栽は別の付帯物>と言った発想で、プランに含まれていない設計・施工が意外に多いと言う事。極端な場合は、①のように、工業製品しかエクステリア材として意識されていない作品も珍しくありません。勿論、そのような発想で本当に素晴らしいエクステリア空間を創り出す事は極めて困難!
また、②のように工業製品に天然木・天然石を加えプランを作成した場合も、<完成後に植栽は付け加えればよい>と言った作品も珍しくありません。でも、これもまた作品の価値を下げてしまう大きな要因となってしまう場合も珍しくありません。本来は、工業製品・天然木・天然石・植栽(植物)をセットで考えるべきもので、それにより初めて最適と言える材料選び、プラン作成が可能となるからです。例えば、門廻りの構成一つ考えるにも、植栽との関連性により、工業製品・天然木・天然石などをどう組み合わせるかが変化してきます。逆に、先に植栽無しのプランを作成し、完成後に植栽を付加したのとでは、作品の幅を狭くし、レベルを下げてしまう要因にもなってしまいます。
従って、フロントガーデン(外構)、プライベートガーデンを問わず、プラン作成当初から工業製品・天然木・天然石・植栽をセットで考え、お客様が求める最適環境を創り出す事が極めて重要になります。たとえ、植栽の施工(植え込み)は少し後になっても、この原則を決して無視すべきではありません。
さらに、植栽は他の材料以上に経年変化します。と言うより、時間の経過とともに成長し、その変化自体がエクステリア空間をより奥深い物としてくれます。だからこそ、1年後、3年後、5年後、10年後、**年後の姿も想定し、プランを纏める必要があります。一見面倒で難しく感じるかもしれませんが、それが、エクステリアと言う世界と屋内との決定的相違であり、醍醐味でもあります。この点を前提として、次項からは<現代住宅と植栽>の関係にメスを入れて行きます。
そこで本日の一口アドバイス。
「プラン作成当初から工業製品+天然木・天然石+植栽をセットで。これが基本!」
(みずき りょう)
当初から「植栽」を組み込んだアプローチ(階段)プラン
将来の「植栽」を想定した門廻り
「植栽」を大切にしたコーナープラン
「植栽」主体のフロントガーデン
りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO2,998
現代住宅で多用される天然石の使い方について言及してきました。今回はその最後として<主に土留めに使う「積石」>を取り上げます。
<「積石」は構造物~装飾物へ>
かつて土留めには「積石」が多用されました。属に「石垣」と言われるもので、その積み方も様々。そして「石垣」の高度な技術を活かした代表作品が<城>に関連したものである事は言うまでもありません。またその変形として、「くずれ石(積)」呼ばれる、大きな石を用いる工法も古い住宅ではよく使われました。
ただし、このタイプの「石積」に関しては事情が一変し、現代住宅には殆ど使われなくなりました。建築・土木の法律が改訂され、使えなくなったからです。加えて、「積石」技能者(職人)の激減、石材自体が手に入りにくくなった・・・などの事情も加わり、土留め用の構造物としては<ほぼ姿を消した>と言っても過言ではありません。
しかし、これらの「石積」には捨てがたい味があります。従って、土木的な構造物では無く、デザインを優先した外構・ガーデンの新手法として復活の兆しを見せています。特に、自然感の強い「野面(ノズラ)積」、コッツヲルド地方(イギリス)で良くみられる横長の石を使う「積石」、より工法的に簡単な「蛇篭積」などが注目を集めています。
また、住宅用の「積石」にはルールがある事を忘れてはなりません。現代の建築・土木工法の違反とならないように、①:高さを1m以下に押さえる(特に土留めの場合は厳守) ②:高さが1m以上になる場合は、その背後にRC擁壁などを設置し、「積石」部分は装飾用として造る・・・以上2点です。つまり、現代住宅用の「石積」は<低く、格好良く使う>。これがポイント。
現代住宅にも多用される屋外用天然石の魅力について検証してきました。大きく、「敷石」の系統、「貼石」の系統、「積石」の系統に分かれますが、その魅力には捨てがたい物があります。その反面、特定の輸入石材ばかりが注目され、<使い方に個性が無くなりつつある>と言った課題も見えてきています。当然、<特定の輸入石材だけが使われる≒より素晴らしい国産石材が忘れられつつある>と言った好ましくない反動も出てきています。
「天然素材」は多様な顔を持っています。特に「石」はどこででも産出します。従って、今回紹介した「石材」もほんの一部。使い方(工法)も代表的なもののみ。従って、石を見直すきっかけと考え、貴方の外構・ガーデンにより素晴らしい独自のアイデアも加え、その魅力を引き出してみて下さい。
そこで本日の一口アドバイス。
「構造物~デザイン構成物へ! それが<積石>の新スタイル!」
(みずき りょう)
「石垣」=かつて多用された(今では高さ1m以上は×)
「くずれ石」=最近は激減(これも高さ1m以下に)
現代の「石積」はデザイン優先で!
「石積」の施工風景
「洋風積」(コッツウオルド地方)