「天然素材の魅力」第65回・・・木材を活かす「スーパーフェンスα」!
「スーパーフェンスα」とはいかなる商品で、どの様な魅力を持っているのか。ご理解願えたでしょうか。同時に、この項では木材と「スーパーフェンスα」の相性について述べます。なぜなら、「スーパーフェンスα」とは木材の魅力をさらに引き出すための商品でもあるから・・・
<天然木の欠陥をカバーし長所を引き出す「スーパーフェンスα」!>
「スーパーフェンスα」には、樹脂木・発砲系の樹脂パネル・金属など、あらゆるパネル材が面材として使えます。ただ、加工コスト・入手の手軽さ・多様性などを考慮すると、やはり天然木(あるいは、天然木を少し加工したもの)が最適。しかも、エクステリア材として使う場合の、天然木の欠陥もカバーしてくれます。
例えば、天然木の場合、柱部分に不便さを感じることが良くあります。強度を上げようとすると太くなりすぎる事がある、埋め込み部分が腐りやすくなる・・・など。でも「スーパーフェンスα」の柱は6㎝角と細く、にもかかわらず肉厚のアルミ形材を使っている為強度抜群で、埋め込み部が腐ることもありません。柱だけではなく、角度フリーのコーナー柱・笠などの部材も、美観・木材だけでは対応しにくい時の味方・耐候力アップなど、力強いパートナーになってくれます。
そう、「スーパーフェンスα」はブロック塀の欠陥をカバーした代替品であると同時に、天然木の可能性を大きく広げる、夢の部材(商品)でもあり訳です。従って、「スーパーフェンスα」と天然木を組み合わせた本格塀は、天然木の素晴らしさを120%引き出した塀とも言えるわけです。
例えば、工業製品を使った塀・フェンスの場合は施工時が最良で、その後次第に見にくくなります。しかし、「スーパーフェンスα」+天然木の場合は、経年変化を楽しむことが出来、時と共に価値がアップする場合も珍しくありません。同あらゆる現場対応・オーダー加工が可能になります。同多種多様なデザインパターンを楽しむことが出来ます。
勿論、天然木には多種多様なものがあります。「ウリン」のような高耐久材を使えば場合によっては50年以上の耐久性を得る事も可能。国産材・間伐材を使えば自然保護・地域経済の活性化に寄与する事も出来ます。もっと極端な場合は、あえて値段が安く手軽に入手できる天然木を使い、ローコストを最優先。そして、腐ったり壊れたりすれば自分で取り換え・・・なんてことも!
この「天然素材の魅力」シリーズで「スーパーフェンスα」を取り上げた理由、お分かりいただけたでしょうか。もし、お分かりいただけたならば、そろそろブロック塀から卒業して、ぜひ「スーパーフェンスα」を採用し、天然木の素晴らしさを満喫してください。
そこで本日の一口アドバイス。
「スーパーフェンスα=天然木の素晴らしさを引き出すスーパー女房?」
(みずき りょう)
経年変化を楽しむ①・・・防腐注入(ACQ)材を使った塀 上:施工当初 下:数年経過(見事な飴色に!)
経年変化を楽しむ②・・・サーモウッドを使ったルーバー材使用 上:施工当初 下:数年経過(木目が美しい見事なグレーに!)
「スーパーフェンスα」部材を使った縦格子長尺塀(特注プラン)
「スーパーフェンスα」部材を使った天然木ルーバーパネル塀