<egg-ニュース>
「ブロック塀倒壊事故の代替に、40都道府県が<国産木材>使用推進!」・・・9月25日夕刊で「読売新聞」が大々的に報じた。また、「スーパーフェンス」でその先導的役割を果たしている「港製器工業」(大阪府高槻市・岡室昇志社長)にもコメントを求め、課題となるコストについて「量産体制に入ればコストダウンは可能」との回答を得ている。
学校等公共施設の危険なブロック塀からスタート!
<国産木材>使用推進策は東京都の呼びかけで始まり、都を含めた40都道府県の賛同を得たとの事。当面は、学校等の危険なブロック代替塀・フェンス材料として<国産木材>が使用されることになる。これは、危険なブロック塀を無くすと同時に、林業保護・自然保護・地域活性化等も目的としていることは明らか。また、林業保護等の目的を考えれば、公共施設以外のブロック代替商品として<国産木材>がより重要視される可能性は高い。
「スーパーフェンス」「杉柾」がキーマンに!
<国産木材>使った「スーパーフェンスα」(大型塀用)
<国産木材>を使った「スーパーフェンスライト」(ブロック上フェンス用)
「スーパーフェンス」に表示が許された<間伐材マーク>・・・間伐材(勿論<国産木材>を使い林業保護に貢献している商品にのみ表示使用許可!
「スーパーフェンス」が<国産木材>使用で注目される理由
では、なぜ「スーパーフェンス」が<国産木材>使用で注目されるのか?
第1に、標準仕様パネル材(面材)に<国産木材>を使用していると言う点。ヒノキ(間伐材)のACQ(防腐剤)注入材・サーモウッドなどが採用されている。
第2に、上記材料で若干懸念される強度・耐久性を「スーパーフェンス」アルミ形材が補強してくれると言う点。これにより、<国産木材>だけで造るブロック代替塀よりはるかに優れた品質が得られる。
第3に、コスト面。前述の通り、普及度が高まり量産体制に入れば、アルミ部分・木材部分共に大幅なコストダウンが可能となる。加えてブロック自身、完全な基礎・完全な施工・質の高い表面仕上げを施せば、一般に伝えられているほど安価なものでは無い。従って、市場対応は十分可能!
<日本の樹「杉(スギマサ)柾」が<国産材使用>で注目される理由
「杉柾」を使ったデッキ材・・・柔らかな風合い・木目や経年変化の美しさ・加工性の良さ、そして抜群の耐久性が魅力!
「杉柾」のフェンス用材(厚さ20㎜×幅90㎜)・・・「スーパーフェンスライト」の標準仕様パネル材(面材)としても使用可能なサイズとなっている。
「杉柾」を開発(セレクト)した飴村雄輔社長(「木匠」・代表取締役)
「スーパーフェンス」同様、<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>がなぜ注目されるのか?
第1に、<元々「国産のエクステリア専用材」として開発された商品である>と言う事。エクステリア専用材は耐久性等の問題でほぼ100%輸入材であった。しかし、熱帯雨林破壊問題・安定供給(価格を含め)問題などで、<国産材待望論>があった。だが残念な事に、品質保持を考えるとセレクトが難しく、実現しないままであった。そして、この難題にチャレンジしたのが「木匠(もくしょう)」の飴村社長で、eggとのタイアップで、事実上の<国産第1号エクステリア専用木材>として発売に至った。
第2に、フェンス用材に関しては「スーパーフェンスライト」の標準パネル(面材)として適合するサイズとなっており、しかも、従来の<国産木材パネル>以上の品質・コスト対応能力を持つ。
第3に、デッキ・パーゴラ・テラス・カーポートなど、幅広い木製エクステリア商品の材料として使え、<国産木材>の使用拡大にはより大きな貢献能力を持つ。
「読売新聞・大阪版」の記事:25日夕刊
「読売新聞・東京版」の記事:25日夕刊
<関連資料>