りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO924

 

「+α の外構・ガーデン 編」・・・「木製目隠し」が優れている理由!

+αがある外構・ガーデンを作る上で、「目隠し」がいかに重要であるかご理解願えたと思います。そして、そのためのメーカー商品が多数開発されていることも・・・

ただ、より納得の行く「目隠し」を求めると、メーカー製品だけでは、どうしても不十分であることを痛感させられます。コスト的な問題、施工性・加工性、機能性、デザイン性、強度、耐久性など、クリアしにくい課題が多数あるからです。同時に、これらの課題の大部分を解消してくれるのが「木製の特注目隠し」であることに気づきます。

このような提示を行うと、必ずと言っていいほど返ってくる質問が「木製だと耐久性に問題かあるのではないか?」と言うものです。でも、安心してください。「木製目隠し」の耐久性は、20年~30年以上と、むしろ他のメーカー商品より優れています。ただし、この耐久性を実現するためには、2つの条件があることもお忘れなく。

では、「木製目隠し」の耐久性アップの条件とは? ①:耐久力のある木材を使う ②:適切な施工を行う・・・と言うことです。①:に関しては、現状では「ハードウッド類」か「レッドウッド」をお勧めします。そして「目隠し」の場合は特に加工性・施工性の問題から「レッドウッド」がお勧めです。

②:に関しては、柱の埋め込み方、各部分の連結の仕方、塗装とメンテナンス、切断部・天場の処理、などが特に大切です。ただ、あまり難しく考えなくても、レベルの高い専門店であれば、これらの点に充分に配慮した対応を行ってくれます。

では、「木製の特注目隠し」が他の商品よりすぐれている最大のポイントはどこにあるのでしょうか。それは「加工性の良さ」にあります。つまり、加工性が良いということは、条件に合わせ、目隠し度の調整、サイズ、デザイン(形状)、などが自由自在に選べると言うことです。実は「目隠し」にとりこれは素晴らしい長所となります。

例えば、目隠し度の調整も、100%~30%程度まで、「木製の特注目隠し」なら自由自在です。しかも、100%目隠しであっても、風と光を透すことも出来ます。また、目線の部分は100%、上下部は70%~30%と言った具合に、調整も自由自在です。

この項では、3タイプの「木製の特注目隠し」をサンプルとして紹介しておきます。各々のメリットも提示しておきますので、プラン作成の参考材料にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

紹介写真は木製メインの外構です。門廻り機能も一体化したスッキリデザイン、横桟の調整による家屋とのコーディネート、必要な「目隠し機能」の確保、などが特徴のプランです。特に、デッキ部を100%に近い目隠し度にするなど、各部分に応じた機能調整を木という材料の特性を活かし行っているところに注目!

 

 

 

 

 

 

 

最もオーソドックスな横桟式の「木製の特注目隠し」。比較的ローコストに仕上がり、隣地境界などの「目隠し」に最適。横桟のピッチを変えることで、目隠し度やデザイン変化を付けることも可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アールタイプの「目隠しフェンス」。このように柔らかさを出すことで、レンガベースや、南欧風などの住宅にも良く合うデザインに仕上げることも出来る。

 

そこで本日のひと口アドバイス。

木製目隠しの耐久性は金属製品にも劣らない! 加工性抜群で現場対応も自由自在!」

(りょう)