りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO968

 

「外構・ガーデンセミナー 編」・・・まずマクロ的視点&目的優先で!

より満足感の高い外構・ガーデンを手に入れるには? レベルの高い地元のエクステリア専門店に依頼すること。出来るだけ早い段階でその専門店を訪問(特に、新築外構の場合は)すること。その理由はご理解願えたと思います。

では、地元のエクステリアショップを訪れた時、何から話を進めるべきでしょうか? 勿論、ご心配には及びません。専門店のスタッフが必要事項をお聞きするからです。ただ、お客様が伝えるべきポイントを知っておられると、より的確なプラン作成に役立つことは言うまでもありません。そこで、プラン作成の手順に即して、初期段階(例えば第1回目のご来店)で伝えるべきポイントを確認しておきます。

初期段階での打ち合わせの基本ポイントは2つあります。1つ目は、マクロ的な部分から次第にミクロ的な部分への落とし込みを行うと言うこと。2つ目は、形より目的を優先し要望を伝えること。

一方、初ご来店時など初期的な打ち合わせ段階では、通常、敷地条件の確認、ゾーニングを基軸としたラフプランの作成、と言った作業を行います。

この両者を照らし合わせ、もう少し初期段階の打ち合わせで何をすべきかを具体的に探っていきます。まず、屋外空間のプランを作成するために、絶対に必要なものは敷地条件であることはいうまでもありません。従って、敷地図をお持ちいただくか、大まかな敷地図を書いていただく必要があります。この時、新築外構の場合は住宅配置が決まる前がベストであることは既にお伝えしたとおりです。

ただ、既に住宅配置が決定している場合は仕方がありません。敷地条件にそれを加えてお示し願います。勿論、既存の外構・ガーデンの場合も同じです。以上の作業により、プラン作成のための基本準備が整いました。

プラン作成に当たっては、既に提示したようにマクロから物事を考えることが大切になります。従って、作業的にはゾーニングと言う、大筋の位置決めをベースに、ラフプランの作成を行います。当然、それにはお客様のご要望が反映されるわけで、並行してスタッフの聞き取り作業が開始されます。

この時点での注意事項が、2番目に提示した、形以上に目的を重視した意思疎通を行うと言うことです。なぜなら、例えばメインの道路に沿ってブロック塀を作って欲しいと言うご要望が出たとします。しかし、何のための塀あるかがより重要で、目的次第ではブロック塀より有効な手段があるかも知れないからです。

このような視点をベースに、より分かりやすく、より具体的にお聞きすべき項目と、プラン作成のポイントをさらに探っていきます。

そこで本日のひと口アドバイス。

「プラン作成の2大ポイント 1:マクロから纏める! 2:形より目的優先! お忘れなく」

(りょう)

 

 

 

 

 

初対面で作成する、ラフプラン。

 

 

 

 

 

 

 

ラフプランは全体配置(ゾーニング)を絶えず意識して・・・

 

 

 

 

 

第2段階に入った「ラフプラン」。