[マツモト産業株式会社] 仮説と訂正そして仮説

さて、「宇宙兄弟」を17巻まで読み終えたSSですが、漫画の主人公は大きな壁にぶち当たるものです。

壮大なスケールとはいきませんが、仕事上でもやはり大なり小なり壁があります。
そんな中でも問題は解決していかなければなりません。

問題を解決するにあたっては、まず仮説を立てます。
あくまで仮説です。仮なんですから変更していいんです。

仮説を立てたら次はその仮説が立証されるかデータを取ります。
(実験系は非常に苦労しますね。)

もし、仮説に反するデータが出たならとりあえずはその仮説は事実と異なるといえるでしょう。

それを基に新たに仮説を立ててみます。
データに裏付けされたものだけがおおよそ正しい仮説と言えるでしょう。

しかし、仮説の範囲が起こりうる事象の中の一つだった場合、判断に苦しみます。
仮説が正しいように錯覚してしまうことが起こります。
もう少しマクロな見方をすればよいのでしょうが、なかなか視点を変えることができない。

往々にして、常識とか当然とか思っている大前提とされるところ(これも仮説に過ぎない)が、
間違っている場合、ドツボです。

ただ、大前提が間違っていることに気付くと霧が晴れたように物事が見えることが起こります。

仮説は仮説に過ぎないと言いながらも、どこかにこれで間違いないだろうと思わせる経験則が結構危険であったりします。

経験も知識も諸刃の剣といったところでしょうか。

それでも、剣は必要で、やっぱり快刀乱麻を断つですかね。

そう、次は「らんま1/2」を読破しようか・・・やっぱりヤメときます。
このブログと同じでオチがつくまでが長いから・・・

担当:SS