りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,090

 

「エンジョイ サマーガーデン 編」・・・多すぎる不適切な「家具・水廻り」!

「デッキ」に必要な周辺機能について検証しています。今回は、C:ファニチャー、D:水廻り、E:プライベート保護、について・・・

C:の「デッキ」に必要なファニチャーについては、あまりにも問題が多すぎると言わざを得ません。屋外全体にも言えることですが、市販のファニチャーは、人工ラタン、アルミ鋳物、樹脂、石材、焼き物、など素材は豊富ですが、殆ど役に立ちそうも無い、リビング感覚のかつ使い勝手の悪そうなものが大半。実際には、もっとダイニング感覚の実用性の高いものが必要です。

「デッキ」用ファニチャーで、最も必要なものは、大きめのテーブル、適度な収納、物を置くための棚、などです。椅子は、ある程度市販のものでも対応できますが、前期3点については特注対応が現状では必要でしょう。特に、作業性を考えるとダイニングテーブル的なファニチャーは絶対に必要です。

D:「水廻り」設備も「デッキ」には必要になることの方が多いもの。しかし、これまた市販の「立水栓」などは外見だけで、機能性に問題がある商品が大半。また、機能対応していても20万円以上もするため購入困難と言った商品が目立ちます。従って「水廻り」も特注対応をお勧めします。

「デッキ」用の「水廻り」を考える時、腰高のシンク、2口以上の蛇口数(1つはホース専用)、国産の蛇口(飲料用として適合)、ホースリールの収納、作業台、デザイン性、価格、などがチェックポイントとなります。勿論、使用目的により不要な部分もあるので、それを前提に最も使い勝手の良い「水廻り」をお考え下さい。

そしてつい忘れて後悔するケースの多いのが、E:のプライベート保護。「デッキ」に限らずプライベートガーデンの主要部(ガーデンステージ)には必ず、プライベートを守るための「目隠し」が必要です。特に、日本の場合は敷地スペースが狭い住宅が多く、フロントガーデンや外から見える部分に、「デッキ」を含む「ガーデンステージ」を作る頻度が高くなります。

従って、「目隠し」は必需品とお考え下さい。しかし、目隠しには最低でもH1,600 ㎜、一般的にはH1,800㎜程度の高さが必要です。そして、これだけの高さ、対応可能な価格、充分な機能性、デザイン性、等を満たしたメーカー製品は意外に少ないもの。従って、ここでも木材を使った特注の「目隠し」を作ることが多くなります。

既に「デッキ」はガーデンの必需品となりつつあります。しかし、必需品である以上、より生活に役立つものであるべきでしょう。その「デッキ」について様々な角度から分析を加えました。これを参考に、周辺機能も含め、最高の「デッキプラン」を作成してみてください。

そこで本日のひと口アドバイス。

デッキに必要なファニチャー、水廻り、そして目隠し。この機会に徹底チェックを!」

(りょう)

 

 

 

 

「デッキ」にはダイニング感覚の「大き目のテーブル」を!

 

 

 

 

収納スペースが必要な場合も・・・

 

 

 

 

 

 

「デッキ」に必要な「水廻り」とは?

 

 

 

 

 

 

「目隠し」も「デッキ」の必需品!