[(株)ライフアップ] プランのご紹介~雑草メンテナンスを少なく、タイルテラスは使いやすい奥行きを~

 

 

 

 

 

 

 

庭のリフォームでもっとも多いご希望が「雑草をなんとかしたい!」というもの。

新築の時、ご予算や、「特に庭をなんに使ったらいいものやら。。。」という理由で、近畿でいうところの「まさ土整地」中京でいうところの「山砂整地」等(地域によって整地する材料も違うんですよ)・・・ようは、雑草に対して対策なしの状態でおいておくと、数年すると、とんでもない雑草に覆われることがよくあります。

そこで、さあどうしようかということで、雑草防止の対策はいろいろあります。

コンクリート・・・長所 安い/短所 味気ない。庭っぽくない。うまく勾配を取った計画でないと雨水がたまる

レンガ敷、石張等・・・長所 おしゃれ、格好いい/短所 値段が高い

砂利敷+防草シート・・・長所 安い(特に砕石系はとても安い)/短所 落葉樹等の葉落ちがある場合掃除が相当めんどくさい。

といった具合に、素材ごとに長所短所があるので、それをうまく組み合わせてお手入れのしやすい庭造りをしたいものですよね。

そんな中、こういう素材があります。

 

 

 

 

 

 

・・・・ちょっとしたスイーツではありません。

まさ土を固めた素材です。固まるので、掃き掃除もしやすく、素材が土なので、透水性があり、コンクリートよりは水がたまる等の心配がありません(ただし、もともと水はけの悪い敷地の場合、ある程度下地で透水管を入れる等の処理をしないとなかなか雨水が乾かなかったり水溜りができてしまったりする場合もありますので特にDIYで使用するときは庭の水はけをよく考えて使って下さい)。

そして、次にお庭つくりのご要望で多いのが、デッキやタイル張のテラスこちらは敷地条件や、単に腰をかけるだけ・・・だったらいいのですが、いくら敷地が狭いといってもせめて行1.8mはないと2人用のテーブルすらおけません。かといって、張り切って大は小をかねるだ!!!と敷地境界いっぱいまで広げると、庭を通るときいちいち、テラスの上に上がって、また降りて、と面倒。テラスやデッキの計画をするときには、庭を通り抜ける動線とか、実際のところ何のために作るのか、そのためにはどれだけの寸法が必要なのか・・・そのあたりをきちんと考えて作らないと後から悔やんでも悔やみきれない自体に陥ります。

 

 

ということで、パースはローメンテナンスガーデンのプラン例です。

 

固まるまさ土の素材(マサファルトというマツモト産業さんの材料を採用しています)はいいのですが、見た目明らかに単なる土なので、ポイントで自然石を散らすように入れています。タイルのテラスは、庭の隣地境界までの奥行と、ご家族構成を考えてこの寸法に。隣地境界からはだいたい90cm位離して、いちいちタイルテラスの上を通らなくても庭を通り抜けることができるようにプランをしています。タイル張は、最近ちょっとこういう2色の張り分けが流行っています。庭全部をローメンテナンスにするのもちょっと寂しいので庭の奥の目に付く部分には高さのある花壇を。地面にそのまま植えるより、高さがある方が草花のメンテナンスが楽です。ちなみに立水栓は、こちらのご物件では既設なのでそのままにしています。