りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,122

 

「フロントガーデン徹底研究 編」・・・フロントガーデンのデザインと分類!

「フロントガーデン」をどの程度囲うか。これにより「オープン」「セミクローズ」「クローズ」と言う3つのスタイルに分かれます。ただ、この分類はあくまでどの程度の遮蔽物を設けるかというもので、デザインとは直接関係はありません。勿論、「オープン」向きのデザイン、「クローズ」向きのデザインと言った特性はありますが、基本的には別物です。

従って、「フロントガーデン」の形状を決めるとき、スタイルと同時にどのような基本デザインにするかも同時に決定する必要があります。では、デザインを選ぶ時、何に注意すべきでしょうか。A:家屋・周囲との調和 B:個性・こだわりの表現 C:お洒落感・ハイセンス D:ご予算に適合した選択 E:選んだデザインに適合した素材・工法の選択・・・などです。

上記をベースに基本デザインを決定するわけですが、そのパターンは無限にあります。「フロントガーデン」そのものが、基本的に1品1品別物であるからです。ただ、デザインをある程度タイプ別に分類することは可能です。また、基本的なデザインタイプを知っていると、選ぶとき有利になります。そこでこの項からは、最近の「フロントガーデン」の主流となっているデザインをタイプ分類し紹介しておきます。

「モダン系」「南欧風」「アールデコ」「純和風」「新和風」「中東風」「アジアンテイスト」・・・などです。ただし、この中には重複する要素を含んでいるもの、基本デザインではなく部分デザインとして採用したほうがよいもの等もあり、全てが単純な並列関係にあるわけではありません。

例えば、「モダン系」と「新和風」は意外に近しい関係にあります。「新和風」は、新しい視点で「和」の良さを取り入れようというもの。その表現方法は無限ですが、重苦しさを排除しシャープなラインを重視したものが大きなウエイトを占めています。「和モダン」と言う名で呼ばれることが多く、これは「モダン系」デザインの一分野でもあるからです。

一方、「アジアンテイスト」の場合は、店舗等では全体をバリイメージに統一するなど、基本デザインとすることは珍しくありません。ただ、住宅の場合は家屋本体との調和がとりにくく、1コーナーを「アジアンテイスト」でまとめると言った手法を良く使います。「中東風」も同様で、基本デザインと言うより、コーナー作りのための、デザイン手法と捉えたほうが現実的です。

以上のことを前提条件として、次項では現在最も多く使われている「モダン系」から、その特性・ポイントについて検証していくことにします。

そこで本日のひと口アドバイス。

「周囲との調和と個性との融合? フロントガーデンの最適デザインとは・・・」

(りょう)

 

 

 

 

外構デザイン:モダン系の住宅が多い。

 

 

 

 

 

 

「外構デザイン」:素材の統一化と調和。

 

 

 

 

 

 

 

「外構デザイン」:こだわりと個性。