「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,661
「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・ガーデンで少しの贅沢をしよう!
ガーデンは文化のバロメーターであると述べました。ガーデンライフを楽しんでいる国、エリア、人々は文化度が高く、そうでない場合は文化度が低いと言うことです。そして、日本はずっとガーデン先進国でした。にもかかわらず、最近は過去に例を見ないほどガーデン離れが進行しています。これは何を意味しているのでしょうか? 日本人の文化度がかつて無いほど低下していると言うことでは無いでしょうか?
見方を変えれば、人々がもっとガーデンライフを楽しむようになれば、文化度が上がり暮らしが豊に成ると言うことです。反論もあるでしょうがこれは事実です。なぜなら、ガーデンライフとは家庭での時間を長くし、家族の絆を強め、かつ身近な自然との接点を大切にする、と言うことにつながるからです。
では、もっとガーデンライフを楽しむためには何が必要でしょうか。それは「ガーデンで少しだけ贅沢をする」と言うことです。ただし、贅沢とは単にお金をかけると言うことでは有りません。最大の贅沢とは、そこに費やす時間であるからです。スローライフと言う言葉が一時期流行りましたが、ガーデンで一定の時間を過ごす・・・そこから本当のガーデンライフがスタートします。
でも、ガーデンでの時間が楽しくなければ、だれも寄り付かなくなってしまいます。いくら、草花や樹木が好きでも、手入れや管理が大変で苦痛であれば、興味が薄れていきます。つまり、作業自体が楽でなければ、ガーデンライフを楽しむことなどできないと言うことです。従って、ガーデンライフを楽しむためには、作業を楽にすることから始めるべきでしょう。
1つのヒントとして、3つの水廻りの写真を用意しました。①:屋内の洗面スペース ②:非常にお洒落な立水栓 ③:デッキと機能性重視の立水栓です。理由は、屋内と比較し、屋外製品(プラン)がいかに遅れているかを明確にしたかったからです。
①:の洗面スペースをまず見てください。当たり前のことですが、全ての機能を腰高位置にまとめてあります。立ったまま+椅子に腰掛けたまま作業が出来るようになっているわけです。しかも、必要な周辺機能(給水・給湯、シャワー、ミラー、照明、収納、作業スペース、等)全てまとめられています。加えて、お洒落でハイセンス。このプランは少し贅沢ですが、それでも手の届く範囲の価格です。
生活用商品(プラン)であればそれが当たり前と言いたかったわけです。続いて、屋外の水廻り商品(プラン)に目を転じましょう。②:の立水栓見てください。デザイン感覚は抜群です。まるでオブジェでも見ているようです。おそらくお値段も抜群?でしょう。でも、何の役に立つのでしょう? 手を洗う。ホースをつなぎ洗車・水やり。シンク(水受けボール)は単なる水はね防止?
次項では、③:の写真を加え、屋外の水廻りとは何か、もう少し詳しく検証してみましょう。
そこで本日のひと口アドバイス。
「ガーデンで少しの贅沢を! でも楽であることと楽しいことはセットでも・・・」
(りょう)
写真①:屋内の洗面スペース
写真②:チョーお洒落?な立水栓
写真③:デッキと機能重視の立水栓