「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,666
「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・SPFを耐久材に変える不思議な撥水剤!
「デッキ」は素材選びよりも、使用目的をよく考え設置することが大切です。といっても、素材選びを無視してプランを作成するというわけには行きません。そこで、簡単に素材選びのポイントを述べておきます。
「デッキ」はDIY、つまり自分で設置する場合いと、プロに依頼する場合が有ります。最近は、プロに頼む比率が増えていますが、DIYもまた楽しいもの。腕に自信にある方はぜひチャレンジしてください。確かに苦労はありますが、単純な形状であれば充分可能です。ただ、DIYと言う特性を活かした素材を選ぶことが大切。価格が安い、簡単に手に入る、自分で補修できる、加工・施工が簡単、と言った特性に合っているということです。
となればDIYデッキの最適素材は何といっても「SPF材」。上記条件を全て満たしているからです。「SPF材」は確かに耐久性等に問題があります。しかし、腐ったり割れたりすれば、部分補修すればOK。と言っても、簡単に安く長持ちさせる方法があれば採用したいもの。そして、誰でも思いつくのが塗装。でも、実は効果は限定的です。
そこで、取って置きの方法をお教えします。それは「サーファポア」と言うナノテクを活かした撥水剤を塗布(他の撥水剤では効果は半減)すること。1度塗ると5~10年の撥水効果があり、塗装より効果・コスト両面で断然お得! ただ、ホームセンター等では売っていませんので、eggの加盟店でお求め下さい。
続いては、プロに発注する場合い。この時は、多少値段が高くても、耐久性を重視して素材を選んでください。自分で補修することが困難で、長期使用を考えると結局はお得であるからです。従って、「木樹脂」「ハードウッド類」「レッドウッド」の3種がお勧め。この3種に関しては、特性が異なりますので、下記を参考に選んでください。なお、3種の価格はほぼ同等です。
「木樹脂」:耐久性、均一性に優れている。反面、表面温度が非常に高くなり、夏場が問題。また、安定供給は可能だが、端材・廃材処理が難しく、社会問題となりつつある。
「ハードウッド類」:耐久性に優れているが、最近安定供給が困難に。同時に品質低下・バラツキも顕著になってきている。それ以上に、熱帯雨林破壊の原因として社会問題化してきており、エコ・地球温暖化対策と言う面で考え直す必要がある。
「レッドウッド」:一般の木材と比較すると優れた耐久性を持つ。ただ、施工が悪いと部分補修が必要になる場合も。反面、他素材には無いやわらか風合い、全て管理栽培木で安定供給が可能で、完全エコ素材と言う長所を持つ。また、遺伝子段階からの栽培研究で、品質はさらに向上する可能性が強い。
以上を参考に、プロに依頼する場合のデッキ素材を選んでください。要するに、人工派なら「木樹脂」、中間派なら「ハードウッド類」、自然派・エコ派なら「レッドウッド」が良いということです。
そこで本日のひと口アドバイス。
「人工派なら木樹脂、中間派ならハードウッド類、自然派ならレッドウッドがお勧め!」
(りょう)
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「木樹脂」製デッキ
ハードウッド「ウリン」製デッキ
「レッドウッド」の栽培林