りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,669

 

「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・「多目的デッキ」の下は土間コンに!

「多目的デッキ」について検証中です。広さの次は、掃除のしやすさについて。正直なところ、デッキは掃除がしやすいとは言えません。凹凸がありゴミ等が下に落ちるからです。でも、多目的に使うとなれば、それだけ汚れやすく、掃除は欠かせません。

このような状態で最も大切なことは、大量の水で洗い流せると言うこと。少なくとも、プロが主に使うデッキ材「木樹脂」「ハードウッド類」「レッドウッド」は水で洗ったからと言って、耐久性・強度等を損ねる物ではありません。だから、洗い流すこと自体に何の問題もありません。しかし、思わぬ所に支障が・・・

それはデッキ下の地面です。土であれば水溜りが出来るなど、不測の事態が起こることがあります。当然、デッキ下の湿度が常時高い状態が続けば、どのように耐久性のある素材であっても、悪影響が出ます。また、衛生・防草対策上でもお勧めではありません。そこで、「多目的デッキ」の下の地面は、土間コンクリート仕上げがお勧め。見逃しがちな部分ですが、ぜひお忘れなく。

次に、「多目的デッキ」と水廻り設備について。結論から言えば、「デッキ」上か近接地に機能性に優れた水廻り設備を設置しておくこと。利便性がまったく違うからです。前出の掃除、各種の作業、周辺植物への水やり、場所によっては洗車等・・・水が使えるのとそうでないのとでは、「デッキ」の機能性に大きな差が出ます。

ただ、立水栓ではなく、使い勝手優先の水廻りにすることをお忘れなく。屋外の水廻りに求められる基本機能(腰高シンク、2箇所の蛇口、国産の蛇口、ホース等の収納、等)が無いと、「多目的デッキ」に関連する作業に対応できないからです。

そして、デッキ下の土間コンと同じようにほぼ忘れがちで、後から付けて置けばよかったと良く後悔するのがコンセント。「デッキ」はリビング等と接しており、屋内から必要時だけ電気を引っ張ってくることは可能です。ただし、サッシがあるため、引き戸を完全に閉めることが出来なくなり非常に不便です。ぜひ「多目的デッキ」の隣接地に屋外コンセントを設置して置いてください。いざと言う時、必ず役立ちます。費用的に問題が出るようなものではないのでぜひ・・・

このように、「多目的デッキ」の場合は、様々な基本機能が求められます。いくら、デッキだけが立派でもそれだけでは目的を達することは出来ません。「デッキ」が魅力的空間となれば、間違いなく生活に潤いを与えてくれます。多少の贅沢により「デッキ」を有効活用するのが得か、もったいないと切り捨て、洗濯物干し以外には殆ど使わないのが得か良く考えてみてください。

そこで本日のひと口アドバイス。

「デッキ下の土間コン、機能性の良い水廻り、屋外コンセント・・・ぜひお忘れなく!」

(りょう)

 

 

 

 

 

デッキ下は土間コンの方が良い時も・・・

 

 

 

 

 

 

ぜひ水廻り設備を

 

 

 

 

 

 

 

 

屋外コンセントもお忘れなく