勝手口のある裏庭。日当たりもよく大きな道路にも面しています。この庭の問題。それはゲリラ豪雨。雨が降ると、門扉からどんどん土が流れてしまうという問題が発生していました。またゲリラ豪雨の際、家のトイレやお風呂の汚水が逆流して噴出すというとんでもない自体が発生しました。
施工後。
まずは透水管という穴の開いたパイプを地中に埋め、既存の雨水枡に雨水が流れるように地盤を改良。
ばらばらに植えられていた植栽スペースをまとめるため花壇を作りました。
勝手口から門扉までの動線は砂利敷で歩きやすく。
それ以外の部分は芝生で土の流出を防ぐ処置をとりました。
門扉周りのスペースには、ローマンベージュという石材を。
花壇に使ったのはアンティークレンガ。
植えているのはご主人様のご希望のコニファー。成長が緩やかなウイチタブルーを選びました。
そしてお庭を彩るのがヤマボウシの木。お子様がいらっしゃるご家庭なので果実を楽しめる木をオススメしました。
ところで、汚水の逆流はどうしたの????
答えはこちら。
汚水枡の開放蓋。既存の汚水枡の蓋をすべてこれに交換しました。
汚水が降雨により逆流したとき、汚水管にたまって圧縮された空気がこうやって蓋を持ち上げて逃げる仕組みになっています。これにより、屋内のトイレや浴室への汚水の逆流を防ぎます。
工事中はいろいろありがとうございました。
芝生はちょっと世話が大変ですが、がんばってくださいね。