店長の藤田です。
昨日ご契約頂いたミニリフォームのご物件についてです。
最初お問合せを頂いたときは境界ブロックにメッ シュフェンスを付けたいというご依頼だったのですが、お話をしているうちにお隣の敷地に丸見えのウッドデッキがあることに気がつき、このウッドデッキって 使えています???とお聞きしたところ、視線が気になって実は目隠しを考えていた・・・とのこと。
それならば、ご予算のこともあるので、 境界はとりあえずブロックも積まれていてフェンスを付けても付けなくても生活に支障が無いのであれば先にせっかくお金を払って設置しているウッドデッキを 生かせる目隠しを優先されませんか???というお話になり目隠しフェンスを設置することとなりました。
現状こういう状態です。
ブロックを挟み向かって左側は奥にあるお宅のいわゆる「専用通路」。ウッドデッキの奥にはリビングがあり、中にいても視線が気になるし、
ウッドデッキ自体もお隣さんとどうこうというわけでもないのですが、なんか視線が気になってしまい、満足に利用できない。。。。とのことでした。
少し昔なのですが、大手エクステリアメーカーさんが市場調査をされたことを聞いた事があります。
新築のときウッドデッキをつけたものの目隠しが無くて結果視線が気になり「使わないウッドデッキ」になってしまった。。。。
そんな回答が非常に多く寄せられたそうです。
ご予算の問題もおるのですが、都心部の場合やはり、お庭がお隣の敷地と近くにある場合が多く、「なんとなく欲しかったから」お金を払ってつけたウッドデッキが結局使えないものになってしまった。。。。
そんなことにならないように、新築外構計画のとき、ウッドデッキを付ける場合周囲の視線等も意識した計画が大切です。
新築のときの外構予算というのは多くの場合限られている場合が多いです。
視線が気になる場所にウッドデッキを付ける位ならいっそウッドデッキをつけずにお金を置いておいて、またご予算ができたときに目隠しフェンス付きのウッドデッキをつけるほうがいいのでは。。。。
そんなことを思いました。
さて、ところでこちらのウッドデッキ、樹脂木でできています。
ですが今回目隠しフェンスはアイアンウッドと呼ばれる高耐久木材、マニルカラ材を使用することになりました。
実は今回ご相談を受けたのですが、樹脂木のウッドデッキはよくノーメンテナンスと言われているのですが、これは嘘なんです。
実際メーカーさんのカタログにもそうではない旨が書かれています。
なぜノーメンテナンスではないのか。
すごく汚れが目立つんです。。。。そして下手に木の風合いを出している分、表面がざらざらで汚れが全然取れなかったりするのです。
ハードウッド等を使用すると多少の反りやひねり、後は経年による色変化はあるのですが、これは採用されるお客様ご承知ですし、木材類の場合、これは風合いとなります。
ところが樹脂木デッキの場合、汚れは単なる汚れでしかないのです。
そして比較的樹脂木製のウッドデッキは割高な商品です。
ですので、「樹脂木デッキはノーメンテナンス」は嘘!!!ということを前提で採用して頂ければと思います。
じゃあノーメンテナンスってどうしたらいいの???
正直汚れないものはこの世には無いと思いますが、強いて言うのであればやっぱりタイル張ではないでしょうか。
さてところで、目隠し付きのウッドデッキとはどんなものでしょう。。。