[(株)ライフアップ] 建物外観と外空間を結ぶ。北欧モダンテイストのオープン外構 高槻市

建物の形状はモダン。しかしサッシはアイボリーホワイト、外壁は石張や漆喰で洋風。そのため住宅会社さんにどう頼んでもよくある洋風の外構デザインしか出てこないけど、洋風コッテリは正直もう飽きた。。。そんな折、折込チラシをご覧になってご来店いただきました。

お話を聞いてみるとデザイン面もそうなのですが、危うくとんでもなく使い勝手の悪い外構になるところ。
どんなお話があったのでしょうか。。。。

 

ご提案パース

 

没プラン

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは没プランです。

採用プラン

 

 

 

 

 

 

 

こちらが採用プランです。
何がまずかったかというと、玄関周り。
これ、都心物件にありがちなのですが。。。
当初のご希望は玄関ポーチの前全面に幅の広めの門柱を作り目隠しの代わりにし、ポーチの横から出入りをするというご希望。
ご来店の翌日現場調査に行き、玄関周りを見た所、仕上がり寸法で開口寸法が60cmしかない。
ポーチのタイルは住宅屋さんがコミコミでやってくれるっていってはったぞ。
これは電話だ!!!!と急いでお客様にお電話。
念のため二つプランを描かせていただきましたが結局目隠しについてはドアの開き勝手側に生長の早いシマトネリコをうえて気持ち的な物にしておこうということにしました。
危うくお買い物袋をさげて60cmの隙間を日々縫うようにではいりしていただかなければいけないところでした。

しかも門柱が大きくなって値段もあがる。
踏んだり蹴ったりです。

 

完成写真

 

全景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

差し色で統一感

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0109

 

 

 

 

 

 

 

 

駐輪スペースより門柱を覗く

 

 

 

 

 

 

 

建物外観はモダンと洋風の融合した外観。
ポーチは奥様のお好みもあり、グレー系の少しモダンな雰囲気。
そこで、ゴミステーションとの仕切にご提案したフェンスの横格子に1本差し色で玄関扉と色調を合わせたオータムブラウンを。
郵便受はこのような場合通常サッシの色と合わせるのですが、この横格子のオータムブランと合わせて、差し色に使いました。
この手の目隠しというと木材や木目調を使いがちなのですがあくまでモダンを少し崩した北欧テイストをご提案し、木目はあえて排除。

なんでも木目がいいわけではないのです。値段も高いですしね。

 

 

この施工事例の詳細は当店ホームページのこちらへどうぞ。

 

 

コーディネーター、設計、CAD、工事監理 藤田
施工 有限会社アドバンス