みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,246

 

「日本庭園と日本外構 編」・・・俳優が思いを込めた「大河内山荘」!

昭和の庭園を紹介中ですが、この項では日本映画草創期~全盛期の俳優「大河内傳次郎」が自らの思いを込めて作り上げた「大河内山荘」その庭園を取り上げます。

「大河内傅次郎」(1898~1962年)とは戦前を代表する映画俳優で、坂東妻三郎、嵐勘十郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門、長谷川一夫とともに6大スターと呼ばれていました。そして、彼が34歳(1931年)から64歳で没するまで30年の歳月をかけて造り上げたのが「大河内山荘」とその庭園。現在は、入場料により維持・運営される私営の施設となっています。

「大河内山荘」は京都市右京区嵯峨の、百人一首でも有名は小倉山の南東面と嵐山公園(亀山公園)に挟まれたところにあります。その規模は私邸としては破格の20,000㎡に達し、当時荒地であった場所に長期にわたり随時整備されていきました。

「大河内山荘」には、中門(登録有形文化財)、大乗閣(登録有形文化財。寝殿造、書院造、数寄屋造などの日本の伝統建築様式をベースに造られた建造物。数寄屋師の笛吹嘉一郎が施工)、持仏堂(登録無形文化財。「大河内山荘」初期の建物)、滴水庵(登録有形文化財。茶室)、月下亭、大河内傅次郎資料館などの建造物が配され、それらを自然観を重視した庭園で結んでいます。

「大河内山荘庭園」は広大な敷地を持つ回遊式庭園。東の嵐山、遠景としての比叡山、西の保津峡が借景となるなど、環境的にも恵まれた名庭でもあります。前述のとおり30年の歳月をかけたもので、庭師・広瀬利兵衛との二人三脚により造り上げられたとの事。

そこで本日の一口アドバイス。

「大河内傅次郎が半生をかた庭園・大河内山荘。彼が夢見たものとは?」

(みずき りょう)

333:大河内傅次郎

 

 

 

 

 

 

 

大河内傳次郎

 

333:入口付近

 

 

 

 

 

山荘入り口付近

 

333休憩所(茶席)

 

 

 

 

 

休憩所(抹茶付)

 

333:中門

 

 

 

 

 

中門

 

333:大乗閣前庭

 

 

 

 

大乗閣前庭

 

333:大乗閣

 

 

 

 

 

大乗閣

 

333:回遊路

 

 

 

 

 

回遊路

 

333:持仏堂

 

 

 

 

 

持仏堂

 

333:滴水庵

 

 

 

 

 

茶室:滴水庵

 

333:露地

 

 

 

 

滴水庵露地

 

333:資料館

 

 

 

 

 

資料館

 

333:資料館内部

 

 

 

 

 

資料館内部