みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,282

 「現代住宅植栽考」 第2回・・・新築外構は植栽付きがお得!

最新の住宅と植栽の関連性を検証する「現代住宅植栽考」。最初に新築住宅と植栽の関連性について考えます。

結論から言えば、植物好きであれば当然、「新築外構(フロントガーデン)は植物嫌いであっても、一定の植栽をセットしたほうが断然お得」と言う事に成ります。では、植栽が嫌われる最大の理由は? 答えは明確で「手がかかる。面倒くさい。手入れの時間が無い」といったもの。でも、ゼロと言う訳にはいきませんが、「ほとんど手のかからない植栽」を施せば、この問題の80%程度は解決できます。

では、「植栽有」のA:メリット B:デメリット・「植栽無」のA:メリット B:デメリットをチェック。

「植栽有」

A:外見的におしゃれで美しく見える B:外見的に無味乾燥で物足りない

A:時間が経つと共に良くなる B:時間が経つと共に大半が古ぼけ粗末に

A:コストダウンにつながることも B:有効なコストダウン方法の1つを失う

A:地球温暖化防止に貢献し、かつ周辺環境を良くする B:地球温暖化を促進し、かつ周辺環境を悪化させる

「植栽無」

A:メンテナンスフリーも可能 B:100%メンテナンスフリーはあり得ない

つまり、植栽の無い外構の場合、「方法によっては殆ど手を掛けなくて済む」と言う以外に殆どプラス材料は無いと言う事。逆に、植栽を使えば上記のように多くのメリットが生まれます。しかも、プロと相談する事で、メンテナンスに掛ける手間を大幅に緩和する事も可能。年に1〜2回、場合によっては2〜3年に1回程度手を掛ければOK。にもかかわらず、植栽を拒否する事で多くのメリットを失う。筆者にはこれを「理にかなった答え」とはどうしても思えません。

では、新築外構の場合、植栽に手を掛けたくない人は、どのような方法を選ぶべきでしょうか。実は、この答えも極めて簡単。1:植栽は少な目に有効に使う 2:プロとよく相談し手のかかりにくいプランにする・・・たったこれだけです。

新築外構(フロントガーデン)の場合は、生活機能とデザインを考慮しなければなりません。しかも、プライベートガーデンと異なり、デザインと言っても「お客様自身+他人の目」を考慮する必要があります。なぜなら、外構(フロントガーデン)自体が、居住者と他者を結ぶ接点に造られるものであるから。これは屁理屈では無く、最も基本的要素でもあります。

では、新築外構で、植物嫌い(あるいは、手を掛けたくない)のあなたに適した植栽とは具体出来にどのようなものか? もう少し分かりやすく探っていく事にします。

そこで本日の一口アドバイス。

「植栽有のメリット・デメリット=圧倒的にメリットの方が多い!」

(みずき りょう)

2:門廻り

 

 

 

 

 

植栽の無い門廻り

 

2:門廻り②

 

 

 

 

 

 

少しだけ植栽を施した門廻り

2:外構図面

 

 

 

 

外構図面

2:外構パース

 

 

 

 

外構のパース