みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,283

 「現代住宅植栽考」 第3回・・・植物嫌いでもOK!  そんな植栽とは?

植物が嫌いでも、新築外構の場合植栽を使った方が良い。そう述べました。その理由も提示しました。でも、現実問題として、「植物嫌いの人でもOKと言う植栽」は存在するのでしょうか。答えを述べる前に、ここで言う「植物嫌い」とは何かを再確認しておきます。実は殆どの場合植物自体が嫌いなわけでは無く「手間がかかり、怠ると成長しすぎ・枯れるなどの支障が起こる」と言う理由(忙しくて手間をかけられない場合も同様)によります。ただし、全く手のかからない植栽は存在しません。でも、「殆ど手のかからない植栽」は存在します。

以上で答えは明らかになりました。「植物嫌いの人でもOKと言う植栽」≒「殆ど手のかからない植栽」と言う事。従って、この範疇を超えて植物の存在を否定されるお客様には、さすがに植栽をお勧めすることは出来ません。ただし、失礼な表現になるかもしれませんが、それは命の否定に等しいのではないでしょうか。さらに言うなら、人間自体の否定にも・・・

では、「殆ど手のかからない植栽」とは具体的にどのようなものでしょう。難しいテーマですがあえて筆者の見解を提示しておきます。それは「3年に1回程度の剪定」。たったそれだけです。

でも、植えた当初に枯れる事があるのでは。こんな疑問もあります。その通りで、樹木にしてもグランドカバーにしても、植えた当初のリスクが最も高くなります。従って、この期間だけはしっかりした管理が必要。ただし、ここにプロとしては言いたくない本音と事実が。一般住宅の場合は「枯れ保障制度」は通常存在しません。でも、植えて3ヶ月~6ヶ月と言った期間に枯れてしまった場合、約束の水やりが行われていなかったとしても、良心的なエクステリアショップの場合は無償で植え替えます。従って、当初のリスクをお客様が背負う事は実際にはありません。

ただし、悪質業者の場合は例外。だから、メール限定などネット系の連絡だけで話を進めるようなことは絶対にしない事。遠方の業者の場合もフォロー体制が悪くなりやすいもの。必ず、近く(理想は車で30分以内、遠くても1時間以内)のエクステリアショップを選び、早い時期に直接来店して、その実態を確認してください。

さらに話を進めます。では「殆ど手のかからない植栽」とはどのようなものでしょうか。次項で、出来るだけ分かりやすくその答えを提示しますが、もっと特効薬が。それは、近くでレベルの高いエクステリアショップに植栽を依頼すると言う事。植栽の知識がある方でも、手のかかりにくい樹木・草花選びはかなり難しいし、まして、植物嫌いの方なら、自分で選ぶ事は不可能に近いからです。

そこで本日の一口アドバイス。

「植物嫌いでもOKの植栽、殆ど手のかからない植栽! ではその実態とは・・・」

(みずき りょう)

3:小さな花壇

 

 

 

 

門廻りの小さなオアシス

 

3:シンボルツリー

 

 

 

 

 

 

たった1本のシンボルツリーが・・・

3:楽しさ

 

 

 

楽しさもお花畑から

 

3:癒し

 

 

 

 

本格的な癒し空間