みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ

 

りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO2,355

 egg-推奨品:そこに本当の満足が!」 第8回・・・「スーパーフェンスα」の使命③?

3:「スーパーフェンスα」の基本構造

「スーパーフェンスα」は、アルミ形材製の柱・笠木・その他の部品+面材(パネル材)で構成されると言うシンプルな構造。加えて、柱材に面材を挟み込むと言う方式になっています。しかも、面材の標準厚みは25㎜このためフェンスと言うより、重厚な塀と言う感覚を持っているのが最大の特長です。

少し専門的になりますが、柱構造で元々地震に強い上に、壁(面材)自体にも強度があるため、風圧(強風)にも強く、非常に優れた構造体となっています。さらに、軽量部材の組み合わせで出来上がっているため、扱いやすく施工性も良好! 勿論、強度・耐久性にも優れ、それが高さ3mまでOKと言う結果を引き出しました。

近年、大型塀(フェンス)に関しては、大手エクステリアメーカーからも多様な商品が発売されるようになりました。しかし、大半がアルミ構造材(柱、笠木、桟、等)と樹脂パネル(大半がポリカーボネートパネル)を組み合わせたもので、重厚感を表現できるものは殆どなく、この点が「スーパーフェンスα」との決定的相違となっています。また基本構造上、地震には強いが風圧(強風)には今一つと言うものが少なくありません。従って、高さ2m程度はOKでも、3mは困難と言う製品が大半を占めます。

より分かりやすく言えば、フェンス感覚の商品(大手メーカー商品)と、塀感覚の商品(「スーパーフェンスα」)との相違と言えるでしょう。

標準図

「スーパーフェンスα」仕様書の一部

4:「スーパーフェンスα」の施工性

「スーパーフェンスα」は施工性に優れている・・・この点も大きな長所。ある意味、天然木などを使った塀(目隠しフェンス)と似た側面はあります。また、天然木の塀・フェンスは大きな魅力も持っています。ただ、材料選び・材料の組み合わせ方、施工方法により大きな品質差が出ます。つまり、プラン作成者・施工者選び自体が難しいと言う事。一方、「スーパーフェンスα」は課題となる構造部がアルミ形材製であるため、面材の選び方さえ間違わなければ問題無(特に、標準部材なら安心)。

さらに、基本的にビス止め不要(あえて、ビス止めを使う事でより複雑なデザインにする事も可能)。従って、天然木だけでは無く、樹脂木・サーモウッド・中空樹脂パネル材など、ビス止めに不向きな面材も自由に使う事が出来ます。勿論、手間も省け施工も楽々。

そこで本日の一口アドバイス。

「丈夫な基本構造(地震にも風にも強い)+施工性抜群=スーパーフェンスα!」

(みずき りょう)

「スーパーフェンスα」の施工手順

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1:施工前

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2:施工中(面材のはめ込み)

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3:施工中(笠木の取付)

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4:完成(面材=ルーバータイプのサーモウッド、特注品)