みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,031

「天然素材の魅力」第64回・・・「スーパーフェンスα」の役割とは?

この項からは「スーパーフェンスα」について述べます。この商品は、2つの視点で分析する事が重要。1つ目は<ブロックの代替品>と言う視点。2つ目は<「スーパーフェンスα」自体の魅力>と言う視点。

実は、エクステリアと言う業界はブロックを多用し、同時に、絶えずその欠陥に悩まされてきました。多用し続けている要因は<安くて便利>だから。一方、欠陥と悩みとは<ブロック自体が欠陥品で、多くの事故を引き起こして来た>ため。勿論、事故では膨大な人命も失われました。ただ、施工時から事故までの間にかなり長い時間のギャップがある、大地震時に死亡事故が集中している・・・などの理由で<直接施工者の責任が問われる>ケースは希。だから、今もブロックは使われ続けています。

だが、そろそろブロック自体を否定すべきではないでしょうか。少なくとも、危険な使い方は避けるべきでしょう。では<ブロックの安全な使い方>とは。一般的には、①:高く・長く積まない ②:正しい施工・・・この2点と言われています。ただし、筆者は<①は〇、②は×>と考えています。理由は<正しい施工>自体が疑問であるため。例えば、ブロック施工では建築基準法を守ることが義務付けられていますが、現実には極めて困難な内容である事(従って、正しく守られたことが無かった)を見逃しています。

だから、ブロックを使う場合は①限定と考えるべきです。つまり、高く長い塀の場合は<ブロック以外の物を使う>と言う事。しかし、これまでは適切な商品が見当たりませんでした。でもご安心を! 「スーパーフェンスα」が登場したからです。そう、ブロックを大量に使う塀が必要な場合は、それ自体を止め「スーパーフェンスα」を代替採用すれば良いと言う事です。

でも「スーパーフェンスα」は塀には使えても土留めには使えない。どうすれば? その通りです。でもご安心ください。しっかりとした土留め+「スーパーフェンスα」と言う組み合わせを選べば何の問題もありません。加えて、軽量で柱構造であるため「スーパーフェンスα」は<土留め上の塀>としても最適です。と言うよりも、ブロックの場合は土留め上に使うのが極めて困難(高度な専門知識が必要で、詳細説明は省略します)ですが、「スーパーフェンスα」なら工法上も何の問題もありません。

筆者の所見ではありますが、A:高さ1m以上の土留め上の塀 B:高さ1.6m以上・長さ10m以上の塀には<ブロックではなく「スーパーフェンスα」を使うようにすべきです。そして、そろそろ<ブロック塀による事故から、私たちは卒業すべき>でしょう。

そこで本日の一口アドバイス。

「ブロック塀は本質的に危険! だから「スーパーフェンスα」に!」

(みずき りょう)

1:関東大震災

 

 

 

 

関東大震災(1923年)

 

3:能登半島地震

 

 

 

 

 

ブロック塀の倒壊を防ぐことは極めて困難!

 

21:土留上

 

 

 

 

土留め上の施工にも最適「スーパーフェンスα」

 

5:α

 

 

 

 

 

 

「スーパーフェンスα」は柱構造で地震に強い!