みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,033

「天然素材の魅力」第66回・・・「スーパーフェンスライト」の魅力?

ブロックに代わる、天然木との相性抜群という二大特性を持つ「スーパーフェンスα」について言及しました。この項では、その妹分とでも言うべき「スーパーフェンスライト」を取り上げます。

<ブロックと共存+天然木を活かす=「スーパーフェンスライト」!>

「スーパーフェンスα」がブロックの代替品なら、「スーパーフェンスライト」はブロックとの共存商品。多くのアルミフェンス等と同様、ブロックの上に設置する事で高く積むことを防ぎ、その危険性を解消してくれます。ただし、主に天然木をパネル材(面材)として使う点が、これまでのフェンス類との決定的違い。

もう少し分かりやすく「スーパーフェンスライト」と言う商品説明を行います。同商品も「スーパーフェンスα」と同様、アルミ柱にパネル材を挟み込むと言う構造。ただし、柱の断面サイズが60×30㎜と「スーパーフェンスα」の2分の1。これにより、値段を下げより手軽な商品に、ブロック上に施工可能(ブロックの孔に柱を差し込み施工する事が可能)が出来る・・・と言う特性を生み出しました。もっと簡単に言えば、「スーパーフェンスα」は地面の上に直接柱を立てる大型塀用、「スーパーフェンスライト」はブロック上の目隠しフェンス用、と言う事(ただし、高さ1,600㎜以下であれば「スーパーフェンスライト」も独立塀(フェンス)そして設定可能)。

柱の基本ピッチも「スーパーフェンスα」は1,800㎜であるのに対し、「スーパーフェンスライト」は1,200㎜(ブロックのサイズに合わせている)となります。

天然木を使った目隠しフェンスの場合、アルミ製品と比較し柱が太くなるため、ブロックの上には設置しにくいと言う難点がありました。しかし、「スーパーフェンスライト」は柱にアルミ形材を使う事で、この課題を解消。勿論、これまでもアルミの汎用形材を使えば施工可能でしたが、アルミ&天然木パネルのビス止めに不安が残る・施工性・デザイン面・・・等の課題が残されていました。しかし、この点も専用柱であるため問題無し!

加えて、天然木目隠しフェンスの素晴らしさを(経年変化を楽しむ、多種多様なデザイン、重厚さ・抜群の現場対応力、等)いかんなく引き出してくれます。また、コスト面での有利性も見逃す事が出来ません。条件が異なるため、単純に価格単純比較はする事は困難ですが、「ウリン」などかなりハイグレードなパネル材を使っても、比較的安価なアルミ目隠しフェンスと同等程度で設置可能です。また、よりローコスト化を目指すのであれば、安価な杉板等を使い、自分(DIY)でメンテナンスを楽しんだり、支障が出た場合は取り換えると言った事も可能です。

そこで本日の一口アドバイス。

「天然木を活かした、1つ上行くブロック上目隠しフェンス=スーパーフェンスライト!」

(みずき りょう)

66:ルーバー

 

 

 

 

 

 

天然木ルーバーパネル(面材)を使った「スーパーフェンスライト」

 

66:ウリン

 

 

 

 

 

「ウリン」をパネル材に使った「スーパーフェンスライト」

 

66:パターン

 

 

 

 

 

「スーパーフェンスライト」デザインパターン例=「ウリン」材だけでも多くのデザイン選択が可能

 

66:経年変化

 

 

 

 

 

写真上の3年後=経年変化で素晴らしい落ち着きが! 勿論、耐久性に全く問題無し!