[GARDEN ART] egg大阪編集 part2

~だんじりのこと~

せっかくだんじりへ行ってきたので、もう少し詳しく・・・

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岸和田のいたるところに、↑こんな木が置いてあります。

これは、山車のタイヤ部分にあたる車輪です。松の木で作られているみたいです。

ただ、1回のお祭りで痛んで使えなくなってしまうので、このように街中に置かれて再利用されています。

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山車の至るところに、立体的な美しい彫刻が施されています。

これは、岸和田~大阪の歴史が彫り刻まれているんです。

平安時代から鎌倉時代、戦国時代といった様々な戦の様子が彫られています。

中には、『雪あそび』といったかわいいものも彫られていました。

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岸和田には、約20前後の山車を作る会社があります。その会社のほとんどは、4~5年先まで仕事がいっぱいなんだそうです。

激しさゆえに、修復も必要ですしこんな美しい彫りをするには、時間もかかるんでしょうね。すごいです!

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だんじりといえば、昼間に激しく走って・・というイメージですが、

夜はこんな風に灯りがともって太鼓や笛・鐘をこどもたちが鳴らす、そんな時間もあるようです。

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だんじり会館にあったポスターです。

右下に浴衣を着て山車に立っているのが、岸和田で生まれ育った木匠さんです。

生まれたときから、毎年この祭りとともに暮らしているとのこと。

岸和田の常識は、他の地域の非常識なんだとか。笑

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こちらは、岸和田城です。このお堀の周りに山車が並びます。

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岸和田城の側にある、神社です。お堀の周りに並んだ山車はこちらの神社に、頭を下げにくるとのこと。

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こちらあの有名なS字カーブから少し行ったところです。

この地域の方は、だんじり保険というくらいこの祭りでおうちが少し壊れます。。

でも、実はこの地域の方はほとんど保険に入れないんですって。

追突した山車の町の人が、負担しておうちを直してあげるんだとか。

などなど、だんじり裏話も聞かせていただくことができ、楽しい2日間でした。

木匠さん、この場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ

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