みずきりょうの:エクステリア&ガーデンメモ NO3,072

「納得!エクステリア講座」第4回・・・多種多様なエクステリア専門企業?

第3章 エクステリアはどこに依頼すべきか?

住宅本体とエクステリアでは大きく分野が異なる。従って、それぞれの担当企業も異なる。この事実をご理解願えたでしょうか? となれば、<エクステリアは住宅本体とは別の会社に依頼した方が良い>と言う事に成ります。と言っても、車や電気製品のように売っている店が明確では無く、殆どのお客様は迷ってしまう。これが実情。

だからこそ、この第3章では、エクステリアのお店選び(依頼先)について詳述します。

<雑多状態のエクステリア関連企業>

エクステリアを取り扱っている企業は、専門的設計・工事会社、住宅関連会社、リフォーム会社、ホームセンター、一部のグリーンショップ、建材販売会社、ネット通販系ショップ・・・等々。まさに雑多状態。その数は、専門設計・工事会社だけでも2万社程度。関連会社を含めると、おそらく10万社以上になるでしょう。

ただし第一段階で、専門的設計・工事会社以外は、ほぼ全てが注宅本体側か物品販売主体の企業で、除外することが出来ます。

ホームセンターと大型グリーンショップの中には、充実したエクステリアコーナー(展示場等)を持ち、同専門企業的イメージのお店もあります。ただし、90%以上が下請け業者任せ(店で受付だけを行い、下請け業者が全てお客様の対応を行う)で、エクステリアのプロとは呼べません。もしホームセンターに依頼するにしても、全く付帯工事の伴わないカーポート・物置程度に限定すべきです。

エクステリアを主体としたネット系通販ショップも、ホームセンターとほぼ同じ理由で除外すべきです。全国に提携施工店を持ってはいますが、質と連携に大きな課題があり、付帯工事を伴わない目玉単品商品以外は、混乱を招く確率が極めて高くなります。

簡単に第一段階の篩(フルイ)にかけることが出来ました。でも、まだ2万社の中からセレクトしなくてはなりません。近くの会社だけに対象を絞っても、何十社と言う数になるでしょう。つまり、その大部分がエクステリア専門でありながら、対象外とすべき企業と言わざるを得ません。でも、同じエクステリアのプロでありながら、依頼先として適切であるか、そうで無いか(対象外)の差はどこにあるのでしょうか。ウ〜ムこれは難題。

ご心配なく。見分け方のポイントさえつかめば、一般のお客様にも簡単に見分けることが出来ます。ただし、最終判断のためには<自らが動いて確かめる>と言う労力を必要とします。詳細は次項で・・・

そこで本日の一口アドバイス。

「ホームセンターやネット通販系ショップは依頼先対象外・・・その理由は?」

(みずき りょう)

4:関西フェア

 

 

 

 

 

エクステリア専門のフェア(関西エクステリアフェア)・・・多くのメーカーが顔を揃えるエクステリア専門フェアも各所で開催。企業向けフェアが多いが、一般開放もされており見学する価値は十分にある。

4:アドバン

 

 

 

 

 

 

メーカー(アドバン)のシュールーム・・・エクステリアに関連するメーカーシュールームも各所に存在。興味のある方はぜひ見学を! 一般開放されていないケースもあるが、その場合は工事依頼企業と一緒に。

4:研修

 

 

 

 

 

 

エクステリア専門の研修会(記念撮影)・・・エクステリアのプロを対象とした研修会も盛ん。より優れたスキルを身に着けようと、様々な努力が!