みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,075

「納得!エクステリア講座」第7回・・・優良エクステリアショップの選び方②!

引き続き、優良エクステリアショップの選び方についいて。前項では、チラシ・ネット系等の一次情報から候補店を選び、次に<必ず来店してください>と書きました。でも来店する事により何が分かるのでしょうか?

まず、下請け主体の会社か、一般のお客様からの受注主体のエクステリアショップかが分かります。なぜなら、前者の場合は事務所であり、後者の場合は店であるからです。煩雑になるのであまり細かな記述は割愛しますが、事務所の場合はスタッフや企業からの来客対応の場。店の場合は一般ユーザー対象の場。両者には決定的違いがあり、すぐに見分けがつきます。

続いて、ネット販促だけの弱小業者判別も容易にできます。この場合もホームページは立派だが、店らしい店が無いなど、直接足を運ぶ事によりすぐに判断出来ます。

つまり、来店する事で、面談以前にエクステリア専門ショップであるかそうで無いかが判別できると言う事。逆の表現をするなら、来店なしでその判断は極めて困難であると言う事。だからこそ、<相手(業者)からの訪問やメール等のやり取りではなく、必ず来店(直接足を運ぶ)する>必要がある。ご理解いただけたでしょうか?

ただし、これだけではエクステリア専門ショップであることは分かっても、優良であるかそうで無いかの判断は困難。大きく立派な店や展示場であっても優良と言えない場合があり、コンパクトな店や展示場であっても優良である場合があるからです。だからこそ、エクステリア関連の依頼・相談と言った目的を持っている場合は、来店時に必ずスタッフと面談してください。そして、貴方の要望をぶつけてみて下さい。結果以下のような対応があれば<優良>、そうで無ければ<課題有>と判断して良いでしょう。

<優良>の判断基準≒基本的な接客対応OK・要望相談事をしっかり聞いてくれる・施工例などの資料を見せ説明してくれる・それを元に的確なサゼッションがある(**部分は**と言った風に変えた方が良い、等)・初来店段階で概算の価格やおおまかなプラン資料を手渡してくれる、等。

<課題有>の判断基準≒「<優良>の判断基準」から外れる部分が多い・価格面の提示が殆どない・要望をそのまままとめる(言った事をそのまま図面にするだけ)・施工例などの資料が殆どない、等。

要するに、立派な店があっても、担当スタッフのレベルが低い・接客姿勢が悪いと言った事では<優良店とは言えない>と言う事です(ただし、店が立派であれば優良店である確率はかなり高い)。また、上記のように文章化すると判断が難しいようにも感じますが、実際に足を運べば、感覚で簡単に判断できます。

そこで本日の一口アドバイス。

「エクステリアショップか否か、そして、優良店か否か。確認方法は直接来店のみ!」

(みずき りょう)

7:写真①

 

 

 

 

 

 

施工例の写真(プレゼン)・・・優良エクステリアショップでは、このような施工作品資料多を数用意し、分かり易く提示してくれる。また、店内にパネル展示や、ファイル閲覧できる場合が多い。

 

7:写真②

 

 

 

 

 

 

アジアンテイストのガゼボ紹介資料・・・このようにお勧め商品の施工写真等も用意されている場合が多い。単にカタログを見るだけでなく、実例集があればより参考になる事は言うまでもない。

 

7:図面

 

 

 

 

 

 

優良エクステリア専門店の図面とパース・・・優良店ではこのように分かり易い図面・パース、それに積算書などを折衝過程で必ず見せてくれる。だから安心して相談できる。