みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,076

「納得!エクステリア講座」第8回・・・大切な事は<何の目的か・何がしたいか>!

第四章 プロへの相談ポイントA・B・C

 

さあ、優良エクステリアショップと言う最良の相談・依頼先が見つかりました。でも、どのような説明を行えば、最適プランを創ってもらえるのでしょうか? この項では、そのポイントについて説明します。

<形よりも思いをぶつけよう>

優良エクス寺ショップの殆どは、お客様の要望を承るための専用用紙を用意しています。また、担当者が適当に質問を挟み、的確にプラン作成のためのポイントを聞き出してくれます。従って、何を伝えればよいか迷ってしまう心配は殆どありません。ただ、用意すべき資料や伝えるべきポイントを知っているに越したことはありません。そこで、特に重要となるポイントを以下で分かり易く提示しておきます。

1:依頼の概要などマクロ部分から

「こんな門扉を付けたいの」「表札はこんなのがいい」 大切な事ですが、いきなりそこから話が始まっても、何をすればよいにか敢然としません。そこで、細かな事は後回しにし、まずおおまかに<何がしたいか>を伝えてください。例えば、「門廻りが古く壊れている部分もあるので、全面的にやり替えたい」と言った具合。

そして、次の段階で、どのようなスタイル・デザイン、門扉があった方が良い、無くても良い、こんな商品を使いたい、と言った細かく具体的な内容へと話を進めるようにしてください。そう、<マクロから次第にミクロへ> これが基本です。

2:図面・写真等の資料があれば持参しよう

また、初来店時に出来るだけ資料を持参してください。図面・写真などがその主な物。ない場合は、現場の略図等を描くのもグ~。細かなプラン作成を行う前には、必ず<現調>と通称される現場チェックを行うため、資料が無くても失敗は無いのですが、事前に状況が分かれば好都合であることは言うまでもありません。

3:形よりも<目的・想い>を伝えよう

一見分かりにくい項目ですが極めて重要。例えば、目隠しとしての高い塀が必要な場合。「高さ2m近いブロック塀をこの部分に造って欲しい」と言った表現ではなく、「目隠しが欲しい」と言う目的を伝えるようにしてください。ブロック塀にこだわりがあると勘違いする場合があるうえ、同部分の目隠しなら天然木の板塀の方が良いと言ったケースも珍しくありません。失礼ながら、お客様が考えているよりも別の方法の方がより良い・・・と言った場合も珍しくありません。

まず、ベースとなる上記3項目。一応頭に入れて置くと役立ちます。そして次項では、もう少し具体的な重要ポイントについて・・・

そこで本日の一口アドバイス。

「順番はマクロ〜ミクロへ! そして、本当に大切な事は形以前に!」

(みずき りょう)

8:接客

 

 

 

 

 

 

 

お客様との打ち合わせ風景・・・優良エクステリアショップなら、スタッフが必要事項を的確に聞き出してくれる。ただ、<何を伝えればよいか>のポイントを知っていれば、折衝がよりスムースに進む。

 

8:積算書

 

 

 

 

 

 

 

エクステリアショップの積算書(部分)・・・このような積算書が完成してから多くを修正するより、初期段階でより綿密な打ち合わせをしておいた方が、より良いプランが出来上がる。

 

8:相談コーナー

 

 

 

 

 

 

 

エクステリアショップの打合せコーナー・・・優良エクステリアショップの場合、お客様の話をゆっくり聞ける打合せコーナーが必ずある。そして、打合せコーナーには写真など豊富な資料も!