りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO871

 

「新築外構徹底研究 編」・・・住宅ローンと新築外構

早めのエクステリア専門店訪問が何故大切か? 今回は「住宅ローン」と新築外構の関係について述べます。

住宅やエクステリアに関するローンは大きく2つに分けられます。1つは「信販ローン」で、もう1つは「銀行ローン」「公庫ローン」です。「信販ローン」とは販売店が契約している信販会社を通して組むローンで、手続きが簡単、金利がやや高い、通常最長でも10年であまり大きな金額となることが少ない、お金がローン契約店に直接入る・・・などの特色があります。

「銀行ローン」「公庫ローン」はお客様と金融機関が直接契約するローンで、手続きが少し難しい、金利が安い、最長35年の長期で金額が大きくなることが多い、お金は特例を除きお客さまの口座に入る・・・などの特色があります。また、最近は「公庫ローン」は非常に少なく殆どが「銀行ローン」です。そして、新築住宅とセットとなる新築外構の場合は「銀行ローン」で組まれた資金で発注するケースが非常に多くなります。

「住宅ローン」(銀行ローン)の場合、変動金利か固定金利かの選び方、期間は25年程度が良いのか35年程度が良いのか、どの金融機関を選ぶのが良いのか、審査基準はどの程度なのか・・・などの選択・勉強が重要になります。しかしここでは、年収が400万円以上か以下で金融機関の対応が変わる、JAや信用金庫などの方が審査が通りやすい場合が多い、程度のポイント提示に留めておきます。この点については、金融機関や住宅業者に直接相談したほうが良いからです。

ただ、新築外構や、カーテン、照明器具、等の付帯物に関しては、「住宅ローン」の中で予算を確保したいと考えているお客様も多数おられます。また、これらは住宅会社以外の専門店でと、あるいは専門店と比較し良いと思う方に発注したい、と考えておられる方も少なくありません。このような場合も、ローン契約が成立する前にエクステリア専門店を訪問していただくと、良いアドバイスをさせていただくことが出来ます。

その主なポイントを列記しておきます。①:外構などの付帯物の概算予算を知り、予めローン申請金額に加えておくことが出来る ②:確認申請図面には外構を除外したほうが便利であることを告げられる(法的問題はなし) ③:外構等のローン予算を他で使う可能性を示唆し、同部分を住宅の契約に含めない方が有利であることを告げられる・・・などです。

もちろん、前記の通り「住宅ローン」はお客様と金融機関が直接契約するもので、このような対応に何の問題もありません。また、正式にローン契約を行う場合は、住宅本体(場合によっては土地)の契約書、設計図等を必要としますが、付帯物の契約書、図面等は不要です。

そこで本日のひと口アドバイス。

「外構の予算も住宅ローンで確保! 早めのエクステリアショップ訪問で、その最適方法も提示できる!」

(りょう)

 

 

 

 

 

 

 

「住宅ローン」のパンフレット。JAバンク、信用金庫、等の方が組みやすいとも・・・

 

 

 

 

「長期金利」の推移表。低金利が続き、このような場合は「変動金利」の方が有利。しかし、日本国債の信用力にかげりが見え、この先は「変動金利」有利となるか「固定金利」有利となるか不明。

 

 

 

 

 

ネットからお借りした「住宅のパース」。そこには夢がいっぱいつまっている。だからこそ、外構なども含めた最良の選択を・・・