りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,668

 

「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・「多目的デッキ」に求められるもの?

この項では、実用的機能+αが求められる「多目的デッキ」プランについて考えます。従って、前項で提示した項目に加え、何が追加で必要かについて、具体的にチェックすると言うことになります。

ここで最も大切なことは、メーカーがパンフレットで示すイメージと、現実の「多目的デッキ」に求められるものとに大きなギャップがあるということ。もう少し分かりやすく言うと、メーカー資料等のイメージは、殆どがくつろぎの空間。つまり、屋外リビングと言った感覚です。しかし、実際にお客様が求めているのはより活動的な「デッキ」スペースです。

以前に、「多目的デッキ」の主な使用方法を提示しました。ペットを飼う、お子様の遊び場、趣味、ダイニング的、リビング的、と言ったものです。そして、リビング的空間として「デッキ」を使う場合い以外、メーカーがイメージするような「デッキ」はあまり役に立ちません。しかも、リビング的スペースと言っても、物干し場、布団干し場などとしても使います。となれば、くつろぎイメージだけの「デッキ」など、殆ど存在意義がないと言うことになります。

ただ、使用目的別にプランの基準を提示しても、目的は殆どが単一ではありません。また、時と共に変化します。従って、「多目的デッキ」を作る基本ポイントを全て提示しておきます。これを参考に、貴方の目的に必要な部分だけをピックアップし、デッキプランに加えてください。

「多目的デッキ」に求められる機能。①:作業が可能な広さがある ②:水を使って掃除が出来る ③:機能的な水廻り設備 ④:必要な電気設備 ⑤:腰高、あるいは座って作業が出来る設備 ⑥:適度な屋根、建具等 ⑥:目隠し機能・・・等、です。しかも、これらの中で最低限必要な機能が、お洒落にまとまり、予算内で揃うようにしなければなりません。

①:に関しては、既に述べたとおり最も重要な条件です。狭いと「多目的デッキ」にはなりません。しかし、殆どの「デッキ」が狭すぎると言う現実から眼をそらさないで下さい。ではどれだけの広さが必要か? 使用目的により異なり、答えを出すことは不可能です。しかし、筆者の経験からすると、「多目的デッキ」の場合い最低でも間口4,500㎜(3間)×出幅2,700㎜(1.5間)以上の広さが必要です。特に、出幅が狭すぎて使い勝手が悪いと言う意見を良く耳にします。

このサイズだけを見て、実際に掃き出し窓の前などで地面に印を付けると、広すぎると言う印象を持つ方も多いようです。しかし、引越し前の何も入っていない部屋が広く感じるのと同じで、実際に使って見ると以外に狭いもの。プラン段階で、今と将来に必要な設置物をデッキ図面に書きも込み検証してみてください。きっと、この点をご理解願えると思います。

そこで本日のひと口アドバイス。

多目的デッキには予想以上の広さが必要! ラフ図面を起こして検証しよう!」

(りょう)

 

 

 

 

 

 

 

メーカーパンフと現実のギャップ

 

 

 

 

 

 

「多目的デッキ」は出来るだけ広めに

 

 

 

 

 

 

何も置かないと広く感じるが・・・

 

大雪。

千葉県匝瑳市 10時 やっと雪が止みました。

今朝 起きたときは 曇空で 「雪が降る」予報は はずれたのかと

思っていました。

薄暗かったので カーテンも開けず

朝食後 学校へ行く身支度をしに 階段をあがっていく娘の声に

びっくり! カーテンを開けてみて また びっくり!!

 

ここは どこでしょうか?と思ってしまうほど

あたりは 真っ白です。

どこもかしこも 真っ白です。

14日の雪より 多いかも・・・

展示場の門柱の上に 積もった雪も5センチはあるかも。

雪に慣れていないので この後の 雪の始末に

四苦八苦しそうです。

みなさん 滑らないように 怪我のないように

気をつけましょう。

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,667

 

「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・実用性本位 「小型デッキ」のチェックポイント!

「デッキ」について検証中です。前項で指摘したDIYなら「SPF」+「サーファポア(高性能撥水剤)」、プロに施工を依頼するなら「木樹脂」「ハードウッド類」「レッドウッド」を使う理由、ご理解いただけたでしょうか? 続いて、用途(設置目的)別に、どのようなプランにすれば良いか考えて行きます。

大切なことは、「デッキ」を設置する時、どのような使い方をするか良く考え、それに対応できるプランを作成すると言うこと。その中で、最も重要なのがサイズ選びです。基本的には、敷地条件・ご予算が許す限り「大き目のサイズ」にすると言うことです。何に使うにせよ思った以上の広さがいる、狭いと余計な労力を必要とし使い勝手も悪くなる・・・と言った理由によります。

ただし、特定の目的で作る実用性本位の「デッキ」の場合は、無駄に大きくする必要はありません。では、一般的にこのような「デッキ」はどのような使い方をされているのでしょう。通路、洗濯物干し、布団干し、赤ちゃんの遊び場所、ペット(イヌ、ネコ、等)の休憩場所、等が主な物。ただし、「デッキ」を本格的なペットスペースとする場合は、別のプランが必要となります。

上記のような実用性本位の「デッキ」の場合は、間口2,700~3,600㎜×出幅1,200~1,800㎜程度が一般的。これ以上狭くなる場合は、もう一度使用条件をよく考え、サイズを決定してください。また、テラス屋根、竿掛け、手摺、ステップ(階段)、などが重要なポイントとなります。

洗濯物を干す場合い、テラス屋根、竿掛け、をどうするかが極めて重要。竿掛けに関しては、よく忘れられてしまいますが、既存の物では弱い、設置しにくいなどの問題があり、出来れば設置時にしっかりとした物をセットしておきましょう。手摺に関してはより重要なポイントとなります。安全性だけではなく、布団干し場と言う役割も忘れないようにしてください。一戸建て住宅の場合い、以外にその場所がなく、「デッキ」に手摺があり助かったと言う話をよく聞きます。

また、「デッキ」は屋内・屋外との両方のアクセスが大切。従って、ステップをどうするかが思った以上に大切になってきます。キットデッキなどの場合は、簡単なステップが殆どですが、不便なだけではなく危険な場合も。庭からの出入りが頻繁に行われる場合は、大きめ・一段が低めのステップを設置してください。

実用性本位の「デッキ」でもこのように多くのチェックポイントがあります。これに、他の目的がプラスされた多機能「デッキ」となれば、より多くの注意事項が出てきて当然。次項では、この点について考えて見ます。

そこで本日のひと口アドバイス。

「実用性本位のシンプルデッキ。でも多数のチェックポイントがあることを忘れずに!」

(りょう)

 

 

 

 

 

実用性本位のデッキプラン

 

 

 

 

 

 

手摺:安全+布団干し場にも・・・

 

 

 

 

 

 

デッキステップ(既製品):本当にこれでOK?

 

♪ スタッフブログ ♪ 雪

今朝、起きたらうっすらと雪が積もっていました。

昨日、あんなに大きな月が出ていたのに、びっくりです。今は、日差しが出てきたので、これ以上積もることは無いでしょうが、皆様、運転には十分気を付けてくださいね。今日も元気に行ってらっしゃい。

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,666

 

「アクティブ・ガーデンライフ 編」・・・SPFを耐久材に変える不思議な撥水剤!

「デッキ」は素材選びよりも、使用目的をよく考え設置することが大切です。といっても、素材選びを無視してプランを作成するというわけには行きません。そこで、簡単に素材選びのポイントを述べておきます。

「デッキ」はDIY、つまり自分で設置する場合いと、プロに依頼する場合が有ります。最近は、プロに頼む比率が増えていますが、DIYもまた楽しいもの。腕に自信にある方はぜひチャレンジしてください。確かに苦労はありますが、単純な形状であれば充分可能です。ただ、DIYと言う特性を活かした素材を選ぶことが大切。価格が安い、簡単に手に入る、自分で補修できる、加工・施工が簡単、と言った特性に合っているということです。

となればDIYデッキの最適素材は何といっても「SPF材」上記条件を全て満たしているからです。「SPF材」は確かに耐久性等に問題があります。しかし、腐ったり割れたりすれば、部分補修すればOK。と言っても、簡単に安く長持ちさせる方法があれば採用したいもの。そして、誰でも思いつくのが塗装。でも、実は効果は限定的です。

そこで、取って置きの方法をお教えします。それは「サーファポア」と言うナノテクを活かした撥水剤を塗布(他の撥水剤では効果は半減)すること。1度塗ると5~10年の撥水効果があり、塗装より効果・コスト両面で断然お得! ただ、ホームセンター等では売っていませんので、eggの加盟店でお求め下さい。

続いては、プロに発注する場合い。この時は、多少値段が高くても、耐久性を重視して素材を選んでください。自分で補修することが困難で、長期使用を考えると結局はお得であるからです。従って、「木樹脂」「ハードウッド類」「レッドウッド」の3種がお勧め。この3種に関しては、特性が異なりますので、下記を参考に選んでください。なお、3種の価格はほぼ同等です。

「木樹脂」:耐久性、均一性に優れている。反面、表面温度が非常に高くなり、夏場が問題。また、安定供給は可能だが、端材・廃材処理が難しく、社会問題となりつつある。

「ハードウッド類」:耐久性に優れているが、最近安定供給が困難に。同時に品質低下・バラツキも顕著になってきている。それ以上に、熱帯雨林破壊の原因として社会問題化してきており、エコ・地球温暖化対策と言う面で考え直す必要がある。

「レッドウッド」:一般の木材と比較すると優れた耐久性を持つ。ただ、施工が悪いと部分補修が必要になる場合も。反面、他素材には無いやわらか風合い、全て管理栽培木で安定供給が可能で、完全エコ素材と言う長所を持つ。また、遺伝子段階からの栽培研究で、品質はさらに向上する可能性が強い。

以上を参考に、プロに依頼する場合のデッキ素材を選んでください。要するに、人工派なら「木樹脂」、中間派なら「ハードウッド類」、自然派・エコ派なら「レッドウッド」が良いということです。

そこで本日のひと口アドバイス。

「人工派なら木樹脂、中間派ならハードウッド類、自然派ならレッドウッドがお勧め!」

(りょう)

 

 

 

超高品質撥水財「サーファポア」。お求めはegg加盟店で!

 

 

 

 

 

 

 

「木樹脂」製デッキ

 

 

 

 

 

ハードウッド「ウリン」製デッキ

 

 

 

 

 

 

「レッドウッド」の栽培林

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