新年あけましておめでとうございます
2015年がスタートしました。
多くの不安感をかかえた1年でもあります。しかし、幸せを祈る人の心が、必ず希望に結び付く年でもあると確信しています。皆様方の、ご多幸を祈念いたしております。
egg-加盟企業一同
egg-藤田 哲夫
egg-の作品コンクールは、egg加盟企業のスタッフを対象としたもので、第5回目の実施となります。今回は、2013年、2014前半の作品から選出されたもので、選出ポイントは以下の通り。
外構・ガーデンの優れた作品に送られるもの。デザイン面だけではなく、機能性、お客様への配慮、価格に対するお値打ち感、等も選出ポイントとしている。今回は、最優秀賞1点、優秀賞2点を選出。
作品の内容ではなく、図面、パース(イラスト)、コピー、等の表現力を対象としたもの。第3回からの新設部門。第5回は最優秀賞1点、優秀賞3点を選出。
お客様の要望と個性を極限まで引き出した作品。加えて、それを実現する高いプランと施工能力が高い評価を得た。
特に完全オーダーの木製コンサバトリーと木製門扉・フェンスのコーディネートは見事。満場一致に近い最優秀賞選出となった。
介護施設と言う珍しい対象の作品。従って、デザイン性に加えて、精神性、機能性も重視される。鑑賞価値が高い+くつろぎと満足感+バリアフリー&使い勝手の良さ・・・これらの課題をクリアしなければならず、この点が評価につながった。まさに、作者の長年にわたるガーデン創りの経験が活かされた作品。
中古住宅購入に伴う、屋外のトータルリフォーム。今後我々が最も大きなテーマとすべき作品でもある。プライベートガーデン、フロントガーデン共に、住む人が変わることで、単なるリニューアルではなく、嗜好・生活形態が大きく変化する。そのニーズに合わせた卓越したプラン能力が受賞ポイントとなった。
段差があるのに限られた空間。難しい条件を活かすため、どのようなプランを創り、どのような提案事項があるか。この点を、パース、コピー、図面等を駆使して明確に表示。これがお客様の心を動かし成約〜大満足へ! 特に、コンクリートジャングルにならないための小さな緑、夜の景観に関するアピールは圧巻。
各コーナー別にパースを作成し、各々のポイント・提案事項を分かりやすく文章表記。この丁寧さがお客様の心を動かす。反面、建築物(家屋)に関しては簡単なイメージ表示。これによりプラン作成時間の短縮化に留意し、スピード対応に結び付けている。強調すべきポイント、流すべきポイントのメリハリが見事。
奥様主体のプランをご要望。それに応えるため、デザイン+使い勝手(機能性)に留意。同時に、その提案ポイントを図面・パース・コピーを駆使して明確に表示。ただし、心の潤いも大切。従って狭い空間ながら、門廻り・アプローチにはグリーンスペースを・・・その大切さも的確にアピールしている。
作品のポイントを明確に表示したコピー、各コーナー別のパース、ビフォー・アフターの違いが明確に示された完成現場写真。これらが的確に示されたプレゼン資料に対し高い評価を得た。作品は素晴らしいが、受注に至るアピール力が今一つ。そんな例が多い中、プレゼン・作品共に魅力的な逸品。
天然石とガーデン。世の東西を問わず切っても切れぬ関係にあります。人は「石」の美しさに魅了さて続けてきたから。そして、日本には「砂利」の魅力を活かした、様々な創意があります。しかし、その技法を習得するのは難しく、かつ、公害を出さないための工夫も要求される時代となりました。
では、砂利の美しさを誰もが引き出せる、施工に均一性があり簡単、公害を出さない、この3つの難題を解決する方法はないのか。マツモト産業は「石材」と「コンクリート製品」、両方の技術を持つメーカー。だから、それを解決しました=「MACHIYA」!
・水洗い不要
水で洗い流す必要はありません。スポンジでふき取るだけで仕上がります。汚泥水の処理も簡単に出来、周囲を汚さないので室内での施工も可能としました。
・均一な仕上がり
種石・専用モルタルは既調合タイプで現場での計量などは必要ありません。種石は理想的な大きさをブレンドされており専用モルタルとあわせるだけで均一な理想的な仕上がりとなります。
・工期短縮
独自開発の特殊専用セメントで施工時間を大幅に短縮、洗出しで翌日開放を可能としました。店舗工事・リフォーム案件など時間的に余裕のない工事にもとても最適です。
施工例:1
施工例:2
施工例:3
砂利と目地部の組み合わせバリエーション
マツモト産業株式会社
本社 〒656-0422 兵庫県南あわじ市市小井123
TEL0799-42-5000 FAX0799-42-6612
神戸営業所 〒656-0422 神戸市兵庫区築地町3-32
TEL078-686-1780 FAX078-686-1781
URL http://www.matsumoto-group.co.jp
「庭語り」どっとこむ・・・マツモト産業のページ
URL http://www.niwagatari.com/?page_id=1486
土には独特の魅力があります。でも、雨で流れたり、雑草が生えたりと大きな欠陥も・・・と言うわけで、マツモト産業はその技術を活かし、土の風合いを残しながら、コンクリートのように固めてしまいました。それが「マサファルト」! ご家庭のガーデンに、公共スペースに、そしてお墓の防草対策にと今大人気。しかも、現場の雰囲気に合わせ、豊富なカラーも揃えました。ぜひお試しください!
公共・民間、和風・洋風を問わず景観防草用に最適です。
■製品仕様主成分真砂土・固化剤荷姿20kg/袋1tフレコンバック※1tフレコンバッグは受注生産商品です。 | ■基準使用量標準施工厚 :40mm使量: 4袋/1㎡(80㎏/㎡) |
ヒートアイランド現象の軽減
コンクリートやアスファルト舗装と比べて表面温度も高温にならず、反射熱も軽減し夏場の 暑さを和らげます。又、適度な保水性・透水性があり雨天時などの歩行の安全性も向上し 保水した水分による気化熱(打ち水効果)により周辺温度を下げる効果があります。
でも、もっと耐久性があった方が良い。もっと強度が欲しい。こんなご要望もあります。そこで登場!
■製品仕様主成分真砂土・固化剤荷姿 25kg/袋 1tフレコンバック ※1tフレコンバッグは受注生産商品です。 | ■基準使用量標準施工厚:40mm使用量: 3.2袋/㎡(80㎏/㎡) |
マツモト産業株式会社
神戸営業所 〒656-0422 神戸市兵庫区築地町3-32
URL http://www.matsumoto-group.co.jp
普通のセメントは熱を加えると割れます。でも、「耐火モルタル」なら大丈夫! だから、今人気沸騰中の「ピザ窯」作りにピッタリ。しかも、「キャスタータイプ」と言われる、普通のセメントのように固まるタイプの「耐火モルタル」なら、それだけで簡単に出来ちゃいます。だから、今すぐにチャレンジ!
耐火モルタル
名称 | 耐火温度1400℃キャスタブル耐火材 耐火モルタル | |
用途 | 耐火を必要とする工事に工業用窯業炉・高温窯炉・特殊窯炉から 暖炉・ピザ釜・バーベキューコンロ・焼却炉など幅広くお使い頂けます。 | |
特徴 | 耐火モルタルは、アルミナセメントを配合したキャスタブル耐火物(不定形耐火材)です。適量の水を加えて混練するだけで、用途に応じて「流し込み」や「コテ塗り」などの施工が簡単に行え、なおかつ必要な強度と耐火性が得られます。工業用の高温窯炉、特殊窯炉から暖炉・ピザ釜やバーベキューコンロ・焼却炉などの各種一般窯炉まで、様々な使用目的にご使用頂けます。 | |
荷姿・製品仕様 | NET25kg 紙3層防湿袋加える水量 約3.5~4.0ℓ/袋 | |
1立米に必要な量 | 約69袋 | |
カタログデータ | カタログデータ | |
その他・備考 |
マツモト産業株式会社
神戸営業所 〒656-0422 神戸市兵庫区築地町3-32
URL http://www.matsumoto-group.co.jp
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO2,146
この項からは、「築山庭造伝・後編」を取り上げます。「築山庭造伝・前篇」と同じタイトルであるため、続編と思われるかも知れませんが、前篇(原著:北村援琴・おそらく作庭家。詳細不明)を整理し(おそらく文章自体も修正し)、江戸時代中・後期に京都で活躍した作家・俳人である秋里離島が発表した作品であるのに対して、後編は秋里離島が庭園関連事項を一書に纏めたもので、根本的な相違があります。
両著の制作年代については、前篇1755年、後編1828年となっています。ただし、編集者兼作者である秋里離島は1800〜1830年頃活躍した人物と伝えられており、前篇の年代は北村援琴が同著を纏めた時、後編は秋里離島晩年の作であると推定されます。
なお、後編も大阪市立大学・中谷ゼミをベース資料としており、同資料には下記のような紹介文が示されています。参考にしてください。
この作庭書は、『築山庭造伝・前編』と内容・本文構成はほぼ同じである。しかし『築山庭造伝・前編』と比較すると『築山庭造伝・後編』では秋里離島が各地の名園を訪れて模写した図をふまえ『築山庭造伝』をより実践的な内容として書かれている。また『築山庭造伝・前編』よりも一般の人が理解しやすいように多くの図を載せている。 また、中谷ゼミに興味をお持ちの方は、下記URLにて閲覧できます。
中谷ゼミ http://www.arch.eng.osaka-cu.ac.jp/~design/nakatani/kozin/niwa/welcome.html#Anchor-49575
「築山庭造伝・後篇上」・・・秋里離島著 1828年の作
注意事項:「築山庭造伝・後編」に関しては、他の作庭書以上に図面・イラストが多用されていると推定されるが、残念ながら中谷ゼミ資料に同添付はない。
1:「築山庭造伝・後篇上」に関する序文
この書物を著すにあたり思う。一家が住む敷地に、大小に差はあるが、庭を作るのが当然のこととなっている。その目的は3つある。1つ目は、そこに住む人と一緒に関係のある霊もそこにいるため。2つ目は、住む場所が心安らかで堅固であるため。3つ目は、家族~子孫まで安泰であるため。この3つが庭の使命でもある。つまり、その地が永久にどっしりと落ち着き(具足)円満であることを願い作のだ。 そして、永遠に安らかな地(鎮守)とは、住む人とその人に関係する神様に対し、清廉な場所でなくてはならない。そうでないと、どっしりと安定した場所にはならない。
庭には適切な場所に草花・樹木を植え、山や水を清らかに飾り、不浄なものがなくなれば、多くの神様や仏様そこの住むようになり、こうなることで多くの悪いものを排除することができ、自然と家が栄える。子孫が健やかでいられる。当然、このような場所であれば、長くしっかりとした安泰(応心堅固)が得られる。自らが正しいことを愛し、広い心を持っていれば、良い気風を育て、寿命も延び、子孫も健やかでいられる。これは理にかなった事だ。
庭には流れる水を引き入れ、清い井戸を設けて、その水の勢いを借りて万物を養っていくようにする。寿命を延ばし、子孫が安泰となる要因は、個人だけにあるのではない。いつまでも変わらない宝物を手に入れることは、人間が生きていくうえで最も大切な事である。このことを、教えるために、昔援琴翁(北村援琴)は「庭造伝」と言う書物を著した。
同書には細かく奥深いものが書かれている。しかし、単なる古い俗説にすぎないと思われ、多くの人々は真の意味を理解していない。だから、素晴らしい庭を作る事が出来ない。だから筆者(離島)が東海にある島々へ足を運び、西海の平波を漂い、北海の荒磯に膝頭が浸るまで足を踏み入れ、江湖(巨大な川や湖=揚子江とその周辺の湖沼を指すこともある)が作り出す多くの素晴らしい景色(八景)、那智の白瀑(那智の滝=和歌山県・那智勝浦町)や松橋(マツバセ)神社、有名な3名勝に数えられる芙蓉の高峯(富士山)、その他、日本中の高い山や深い谷を訪ね歩き、足を運ばなかった場所はない。結果、尋ね歩いた場所は六十二州におよび、最後にこの地(大阪)に辿り着いた。
そして、今は満足感で一杯だ。同時に旅の成果を一書に纏め、後の人々や(庭園)愛好家のために出版する。その書名を「庭造伝」として三巻構成とした。状況に最適な対応(真行草)と言う事を原点として、この書を綴った。時・文政11年(1828年)戊子・秋の末(干支の組み合わせで60中52番目=1年のかなり後半=秋の末)に大阪(浪速)の旅館にて離島軒前青柳堂秋里識(秋里離島の事)。
そこで本日の一口アドバイス。
「秋里離島万感の想いで庭造伝を表す・・・でもチョット大袈裟かも?」
(りょう)
那智の滝(落差日本一)