速報 10月の「egg-東日本地区定例会」

gardex_jp_img_home_mainvisual02

 

 

 

 

10月15日(木)の「egg-東日本地区定例会」は<国際ガーデンEXSPO>の見学を兼ね開催!

 

egg-東日本地区定例会」

*開催日時:2020年10月15日(木) 13:00~17:00

*開催場所:幕張メッセ

 

株式会社幕張メッセ

〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1

TEL:043-296-0001(代) FAX:043-296-0529

〇10月の「egg-東日本地区定例会」は<国際ガーデンEXSPO>見学後同会場内で実施!

 

注:今回は「無料体験参加者」の募集は行っていません!

 

デッキと立水栓

枕木で出来たデッキが腐ってしまい、取り外して、新しく樹脂でできたデッキをつくりました。

S__24379404 S__24379406

出来上がったデッキを見て、皆が「素敵!」と言ってくれます。と嬉しそうに語ってくれるS様。

感謝です。ありがとうございました。

デッキには、こんなに可愛い💕立水栓もつけました。

S__24379409

 eg-倶楽部  2020年秋号

 eg-倶楽部   2020年秋号

お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

(写真:味覚の秋。栗もまたその代表。貴方は栗ごはん派? スイーツ派?)

栗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丹波栗(京都府)・小布施の栗(長野県)・栗ご飯・栗ようかん・モンブラン・栗きんとん。アッ、これは間違い。

いずれにせよ「栗」は日本の秋には欠かせない風物詩。出来れば何かと騒がしい世情を一時忘れ、「栗」に舌鼓を・・・

さて、我がエクステリア(住まいの屋外空間)考。今回は「門柱」を取り上げてみました。住まいの顔であり、はたまた、外構にほぼ100%セットされる極めて重要な存在であるから。それも、あえて<天然木門柱>にテーマを絞ってみました。

エッ時代への逆行? とんでもありません。<天然木門柱>は今注目の最新商品(プラン)。しかも、殆どのご要望を満たしてくれる多様性を持った逸品です。その理由は・・・

 

不可能を可能にする。それが天然木門柱!

 

使いにくくなったブロック門柱

本題(天然木門柱)に入る前に、ブロック門柱についてのお話を少し。

実は、ブロック門柱が非常に使いにくくなっています。大阪・高槻市のブロックによる小学生死亡事故の関係で、施工基準が非常に厳しくなったからです。特に門柱は、<高さが1.2mを超える>ため、基礎と積み方を変えなくてはならなくなりました(詳細はお店で)。従って、従来とは比較にならないほど高額商品となってしまいました。

このような事情が無くても、「天然木門柱」は大きな魅力を持っていますが、さらにそれをブロック事情が後押しする形となっています。

 

「天然木門柱」の魅力とは

では、天然木門柱の最大の魅力とは? ズバリ、不可能を可能にしてくれるからです。なぜなら、天然木は他素材では考えられないほどの多様性を持っているため、ありとあらゆるお客様のご要望を満たすことが出来ます。

例えば、デザイン。一般的な木製門回りのイメージとはかけ離れたデザイン・プランも盛り込む事が可能です。シンプルな角柱タイプ。オーソドックスな横張り・縦張り。アーチタイプ。パーゴラとセットになった門回り。格子やラチスタイプ。積み重ねタイプ。等々。勿論、サイズも自由自在。

例えば、機能性。門柱はデザインだけではなく、表札・照明・ポスト(郵便受け)・インターホン(子機)などの設置場所となるなど、エクステリアでも最も多くの機能性が求められます。そして、「天然木門柱」の場合はその全てを最も簡単にセットできます。しかもそれだけではなく、蛇口などの水回り設備、植栽の組み込み、ご家族の記念品の組み込みなど、他素材では困難な+αの機能も・・・

例えば、コーディネートだって。天然木門柱であれば、周辺のフェンス、大型の目隠し塀、ベンチ、収納庫、自転車置き場などとも、同一素材・同一デザインで統一することが可能です。

その一例として、ハイセンスな大型目隠し塀と門柱機能を一体化した作品例を提示(写真①参照)しておきました。そう、このようなプランであれば全体がスッキリとまとまるだけでは無く、別に門柱を作る必要がないのでコストダウンにもつながります。しかも、目隠し塀のデザインを「ヘリンボーン(魚の背骨のような)スタイル」にすると言ったこだわりも。

「EX不二

 

 

 

 

写真①:門柱・目隠し塀を一体化。しかも、「ヘリンボーン」と呼ばれるお洒落なデザインに。「ウリン」を使っているので耐久性にも絶対の自信!

また、残念ながら実現しませんでしたが、目隠し塀・自転車置き場・門柱機能を一体化した、スッキリ&合理的プランを作成した事もあります。このように、「天然木門柱」は柔軟な発想を持つ事で、最新かつ魔法のようなエクステリアワールドを実現してくれます。

また、アルミなどの別素材と組合すことも可能です。そして、特にお勧めの組み合わせが「スーパーフェンス」。この商品は、天然木をアルミ柱で挟み込むと言う基本機能を持っているため、両者の長所を活かすことで、機能性・デザイン性・コーディネート力・耐久性等をよりアップさせることが可能となります。写真②はその一例で、「スーパーフェンス」と天然木を組合すことでワンクラス上の門柱となったばかりか、フェンスとも同素材・同デザインとすることが出来ました。

ライフアップ

 

 

 

 

 

 

 

写真②:「スーパーフェンス」&天然木の門柱とフェンス

 

EX不二②

 

 

 

 

 

 

写真③:シンプルな横張りタイプの「天然木門柱」

 

木の香

 

 

 

 

写真④:門扉付きの「天然木門柱」

 

 

「天然木門柱」は耐久性も素材選び+適正施工で抜群!

でも、「やっぱり木はちょっと」と言うお客様も。理由は複数ありますが、最も多いのが<天然木は腐りやすく、耐久性が心配>と言うもの。でもそれは誤解です。素材選びと施工方法を間違えなければ、「天然木門柱」は耐久性にも優れているからです。

耐久性を最重視するなら、最強の天然木との呼び声が高い「ウリン」を使います。そうすれば、はっきり言ってブロック門柱・金属系の門柱より長持ちします。理由は、極めて重く堅い上に、ポリフェノールを大量に含んでいるため。このため、シロアリも寄り付きません。施工当初赤い樹液が出て嫌う人もいますが、これは赤ワインをこぼしたのと同じ。砂岩・石灰岩など吸水性の高い素材が周囲に使われていればシミが出来別ですが、そうでなければ問題なし。どうしても気になる場合は<キッチンハイター>で簡単に落とせます。

「ウリン」以外でも、杉の赤身(芯材)など、耐久性のある素材を使えば問題なし。デッキなどの平面使いとは異なり、門柱のような垂直使いの場合は、元々けっこう長持ちするため。昔の焼杉塀などが30年・40年とびくともしないのもこのためです。

また、経年変化で全ての天然木はグレーに脱色します。ただ、これは<良好な経年変化>で、工場生産物と異なり、より周囲の風景に溶け込むことが出来ます。勿論植栽との相性も抜群。また、どうしても経年変化を嫌う方は、塗装と言うメンテナンスを行えば、施工当初の美しさを蘇らせることも可能です。

 

<秋のエクステリアフェア>開催中!

まだまだ長引きそうなコロナ問題。だからこそ、ガーデンライフが重要。ご家庭で過ごす時間をより豊かなものとしてくれるからです。もっとゆったりとした時間をお庭で過ごしましょう。

「egg-加盟店」はエクステリアの専門ショップです。植木の1本・フェンスの取り換えと言った小さなこと~ガーデンの全面リニューアル・新築外構と言った大掛かりな工事まで安心してお任せ下さい。また、ゆったりとした時間を過ごしいただける<充実したお店作り>にもスタッフ全員で取り組んでいます。まずはお気軽にご来店を!

egg-加盟店・・・左をクリック!

 

 

みずきりょう の:エクステリア&ガーデンメモ NO3,050

「世界のガーデン」第七章:「平面幾何学式(フランス式)庭園」

 

第32回:「ソー公園」と「ル・ノートル」作の庭園

 

「ソー公園」は、パリの南に位置するオー=セーヌ県にあり、「ルイ14」時代の財務総監であった「シャン=バティスト・コルベール」(1,619~1,683年)が建造した巨大な城を活用し作られました。また、その庭園は「ル・ノートル」の作品。

なお、「シャン=バティスト・コルベール」は1,664年に財務総督に就任して以降、20年にわたり絶対主義時代の財政管理を行い、当時の外務大臣「ユーグ・ド・リオンヌ」と並ぶ「ルイ14」の側近として知られる重要人物。重商主義を掲げ、フランス・東インド会社など多くの植民地支配に為の拠点を作り、当時のフランスに巨万の富をもたらせました。

一方、「ソー公園」は200ヘクタールと言う広大な式とを持ち、「ル・ノートル」の庭園を含む、ゆったりとした屋外空間と、城内を使った博物館で知られ、パリとその周辺市民の憩いの場となっています。

屋外空間に関しては、城周辺の「平面幾何学式庭園」、ゲーム・スポーツエリア、祭事用スペース、自然を活かしたくつろぎのスペースなどから成り立つ、フランスを代表する都市公園でもあります。特に、都市の過密が進む昨今では、自然・歴史・文化など多くの魅力を備えた貴重な空間となっています。

「ル・ノートル」が作った庭園部は、城のテラスから軸線(ビスタ)を通し、左右対称の幾何学的な植栽空間・噴水などが広がり、さらに周辺の森林スペースへと繋がっています。つまり、庭園以外の世界が目に入ることは無く、典型的な「平面幾何学式構成」となっています。

また、公園中央部の樹林(ボスケ)には多数の八重桜が植えられており、パリに住む日本人たちのお花見の場にもなっているとの事。

「ソー公園」のもう1つの重要ポイントが場内の博物館。1,937年に創設され、肖像画・風景画などの絵画類、ドローイング(線刻画)、版画、陶磁器などの美術品、家具類などが陳列されています。その殆どがフランスの歴史と深い関係を持つ物です。

なお、フランスの歴史・文化等を見学したり学んだりするとき、(「ソー公園」もそうだが)「イル・ド・フランス」と言う言葉をよく耳にします。これは、<パリを中心とした地域圏(画像参照)>を現す言葉で、フランス全体の約18%・1,200万人が対象となります。日本でいえば首都圏と言ったところでしょうか。勿論、単にそこに18%の人達が住んでいると言う事ではなく、フランスの中心部・代表エリアと言った意味を持っています。

「ソー公園」もこの「イル・ド・フランス」を代表する公園で、規模・歴史・文化と言った多くの意味で、フランス(あるいはフランス人)に取り、極めて重要な場所の1つでもあります。

ソー公園・遠景

 

 

 

 

 

 

庭園から城を観る

 

城

 

 

 

 

 

城(場内は博物館)

ソー公園・城

 

 

 

 

 

城の遠景

今のソー公園・

 

 

 

 

 

現在の「ソー公園」(広場)

 

Lefebvre Claude (1632-1675). Versailles, châteaux de Versailles et de Trianon. MV2185.

Lefebvre Claude (1632-1675). Versailles, châteaux de Versailles et de Trianon. MV2185.

 

 

 

 

 

 

 

「シャン=バティスト・コルベール」

 

 

 

イル・ド・フランス

 

 

 

 

 

 

 

「イル・ド・フランス」

 

 

「木の文化」は、まだ生きている(飴村雄輔著) 連載第11回

<「木の文化」は、まだ生きている>・・・購読は左をクリック

 

2:伝統工法の理論と在来工法の実態

 

2-2 在来工法とは何か

 

在来工法に潜む危険性①

現在のプレカット加工はあくまで機械加工のため、継ぎ手の種類も限られています。強固で複雑な伝統的継ぎ手は用いていません。肝心な継ぎ手個所に対し、密着させ締め付けるための工夫を凝らした伝統的加工をあとで施すわけでもありません。

間取りと梁間によって梁成を決定した桁や梁を配置しますが、継ぎ手の種類も継ぐ位置も適正さを欠いている建物も見受けられ、その部材仕口も組んで打ち込むほどに締まる納まりではなく、組みやすさ優先の為かやや緩めに作られているようです。その分、継ぎ手の補強として羽子板ボルトを使ったり、その他の表面金物で補強する仕様となっています。

例えば、羽子板ボルトは表面金物であるため、締めるほどに偏心力が強まり、部材を引き付けるよりはむしろ、引き付けようとする横梁材のボルト穴を裂こうとする力に変化してしまいます。補助金物として使うなら壺掘りして横材の芯で引き付けるのが正解です。

図-15壺掘りボルト引きと羽子板ボルト引き-01h

 

 

 

 

 

 

壺掘りボルト締め

 

さらに在来工法は間柱に筋交いや合板面体を施し、揺れと変形に対して壁面を順次固めていきます。

こうした壁面の剛性補強に力点を置きすぎたためか、今度は水平面をもっと固める必要が指摘され、最近では床板に24㎜以上の厚貼りの構造合板を敷き並べ、全体の剛性を高めようとしています。軸組の考え方では、本来大引きと根太を組み込むことで水平剛性をしっかり出すという考え方でしたが、今では厚張り合板に頼って剛性を出すのが標準仕様になってきています。

いわゆるツーバイフォー工法の理論原理である「面の剛性」を目標として、結局、弱そうな箇所をすべて金物と面板で補強しようとしているだけになってしまっているのです。

図-16根太を載せただけで厚張りの合板敷設

 

 

 

 

 

 

 

根太を乗せただけで厚張りの合板敷設

図-17筋交の押す力で隅柱が外される-01

 

 

 

 

 

 

 

図-17筋交の押す力で隅柱が外される-02

 

 

 

 

筋交いの押す力で隅柱が外される

 

筋交いを入れた壁面も耐力壁とされ、法規上何ヶ所かは入れることが規則になっています。その筋交いが建物にとって変形を防ぐポイントとなる壁面場所に適正な方法で組み込んでいるならばまだ効果もありますが、あくまで間取り優先で開口部の位置が優先されるため、無難な箇所に必要とされる数合わせで入れている場合もあります。

さらに困った問題は、筋交いにかかる力が最終的に流れ込む土台の継ぎ手部分に、その力を受ける十分な木の肉厚が残されていないというケースが多いのです。

特に隅柱が建っている部分は柱の「ほぞ」が入っており、筋交いの押す力を受ける短い繊維厚は引きちぎられて隅柱が外れてしまう可能性があります。このような在来工法と呼ばれるものには、もはや一貫した伝統工法の軸組力学の理論が重要なポイントで生かされていません。むしろ壁組工法としてのツーバイフォー工法の方が、使用基準が明確に管理され、はっきりした制約の中で施工も押し進められています。

事実、阪神大震災でツーバイフォー住宅のほうが全壊を免れたというデータもあります。この事実を単純に受け入れ、震災後の在来工法の流れをさらに金物依存と面材依存志向へシフトさせていったように思われます。建物は揺れるというのが大前提であり、その揺れを建物全体に伝えて木材の柔らかな吸振力とバランスの良い木組み配置で復元力を発揮するのが本来の伝統軸組工法の原理なのです。在来工法と呼ばれる建物は既にこの原理から乖離して、今や金物と合板面体に頼って建てられている別工法と言わざるを得ません。

次のページ »