外構土止め工事

長い間、長崎紀行のブログが続きましたが、今日は、久しぶりにお仕事のお話です。

仕事がなかったわけではなく、ブログの写真を撮っている暇がないくらい

現場はバタバタしています。(^-^;

外構工事のお仕事をいただきました。

玄関裏手にある私道と、お客様のお宅のレベルが1.2m以上もあり、

数年の雨風で土止めが少しずつ崩れてきてしまっていました。

まずは、土止め補強の工事です。

今後の工事は、また後日、お知らせします。

どんな感じになるのか、お楽しみに!\(^0^)/

 

りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO895

 

「プライベートガーデン徹底研究 編」・・・あまりのもお粗末な「水廻り」!

「プライベートガーデン」と言えばどのようなイメージがわくでしょうか? ガーデニング、ガーデンライフ、そんな言葉が思い浮かぶでしょうか? そして、ガーデンルーム、ガーデンファニチャーなどの関連商品を見ると、「リビングガーデン」と言う言葉が今流行していることでも分かるとおり、「居間」の発想の元に開発された、くつろぎ、団欒、と言った目的の商品が主体となっています。

しかし、ガーデニングを楽しむにしろ、バーベキュー・ピザパーティーを楽しむにしろ、趣味の空間として使うにしろ、実際にはよりアクティブな機能が求められることの方が多いものです。そこに、メーカーと使用者の思考に大きな溝があるのではないでしょうか? 

部屋に例えるならば、リビング(居間)よりも、ダイニング(茶の間)、あるいはダイニングキッチンの機能がより求められているのではないでしょうか? にもかかわらず、現在のガーデンルームにその様な機能を求めることは極めて困難です。勿論、ガーデンファニチャーも同じです。

もう少し分かりやすくいえば、住宅内部の機能で、最優先されるのは「水廻り」でしょう。屋外でも同じです。そして、「水廻り」で、トイレ、風呂、に関しては一般のガーデンとはやや異なった分野となります。となれば、キッチンとユーティリティーに関わるものです。しかし、 「水廻り」に関する屋外商品の開発は極端に遅れています。プラン作りに対する研究もまだまだ不十分です。

しかし、こんなことで、本当にお客様に満足していただける「プライベートガーデン」など出来るわけがありません。そこで、キッチンとユーティリティースペースを中心に、もう一歩踏み込んだ「屋外の水廻りプラン」とは何かを考えてみることにします。

具体的にまずその対象となるのが「立水栓」です。そして、「立水栓」は求める機能により、本来はスタイルが大きく変わります。例えば、ほぼ樹木・草花への水やり専用、洗車専用、と言った単一目的の場合は、現在の商品でも殆ど支障はありません。しかし、充実した「プライベートガーデン」のプランを考えるならば、現在主流となっている「立水栓」は大部分が機能的に欠陥がある、といわざるを得ません。

極端な表現をすれば「立水栓」と言う言葉自体が、「プライベートガーデン」と言う発想とはかけ離れているのかもしれません。もう一度原点に返り、「屋外の水廻り」とは何かを見つめなおす必要があるでしょう。

そこで本日のひと口アドバイス。

立水栓と言う発想ではなくではなく、原点に返り、屋外の水廻りを見直そう!」

(りょう)

 

 

 

周囲の景観と見事に調和した「立水栓」。樹木・草花への水やりなど、単一機能を想定したものとしては、最高のプラン。

 

 

 

 

 

 

バーベキューコーナーに一体設置された「水廻り」。必需品でもあり、このように腰高位置に水受け(シンク)があることが絶対条件。

 

 

 

 

 

 

「雨水タンク」を地中に埋め、ポンプでくみ上げると言う、特殊な「水廻り」。アイデアを活かした一品。

 

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りょうさんの:エクステリア&ガーデン・ひと口メモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデン・ひと口メモ」・・・NO894

 

「プライベートガーデン徹底研究 編」・・・「プライベートガーデン」って何だ?

「プライベートガーデン」について徹底検証します。

でも、「プライベートガーデン」って一体何なのでしょうか? 一般的な定義では「メインの道路の接していない部分のガーデン」と言うことになります。勿論、その逆で道路側のガーデンを「フロントガーデン」と呼びます。日本ではほぼ「外構」=「フロントガーデン」と考えても良いでしょう。

ただし、この定義のまま「プライベートガーデン」と規定してしまうと、敷地の狭い日本の住宅では「プライベートガーデン」そのものが存在しない家の方が多くなってしまいます。そこで、もう少し柔軟に考え、ここではメインの道路側であっても、個人の暮らしを優先するガーデンスペース全てを「プライベートガーデン」に含めます。

例えば、道路側であってもデッキを設置し、目隠しフェンスで囲うことで暮らしに直結した空間に仕上げた場合なども「プライベートガーデン」に含めると言うことです。なお、欧米ではメインは「プライベートガーデン」で、「フロントガーデン」は半公共的な空間と考えるのが一般的です。

位置取りではなく、機能や生活と言った視点で「プライベートガーデン」と「フロントガーデン」の違いを考えると、まさに欧米の考え方どおりとも言えます。つまり、「プライベートガーデン」とは個人(住人・家族)優先のスペースで、「フロントガーデン」とは半分は地域との共有スペース、と言うことになります。

そして、日本の場合もしこしずつ「プライベートガーデン」優先、あるいは重視する考え方が定着してきています。「リビングガーデン」と言った志向も、それに一役買っているといえるでしょう。実に素晴らしいことです。ただ、まだまだ「プライベートガーデン」の作り方、使い方が不慣れであることは否めません。

例えば、折角デッキとガーデンルームを設置したのに、当初のイメージ・機能性とは異なり、物干し場以外には殆ど使っていない。機能や商品には満足しているが、道路から丸見えで上手く活用できない。このようなケースも良く目にします。前記のような場合い、お客さまの表面的なご要望だけを聴き、そのまま施工した受注者側の責任も重いと言わざるを得ません。

いずれにしても、「プライベートガーデン」をより大切にすると言う考え方は素晴らしいものです。そして、この思考を育て、より素晴らしいガーデンライフを実現するためにも、どのような点に気をつけ、どのようなプランを作成すべきか、さあ、「プランベーとガーデン徹底研究」のスタートです。

そこで本日のひと口アドバイス。

プライベートガーデンこそ屋外のメイン空間! そして、もっと充実したガーデンライフを実現!」

(りょう)

 

 

 

 

「見る庭」から「楽しむ庭」へ。今、日本の「プライベートガーデン」にも大きな変化が生まれつつある。

 

 

 

 

 

 

徹底的に「美」を追求した日本の「プライベートガーデン(造園)」。贅沢だが、出来れば新しい住宅の中にも残して行きたい。

 

 

 

 

 

 

様々なガーデンライフが楽しめる、憧れの「ステージ」! でも、この作品のように、プライベートの保護を忘れずに・・・

 

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