ひろびろ&こじんまり

先月の半ばに お見積りを させていただいた U様。

ブロック塀とフェンスの新設と

既存ブロック塀と 古い車庫の取り壊しを しました。

先日の 台風が来たときには 

ブロックを積むために 掘った溝が

養生したにもかかわらず 水路のようになってしまい

水を出すのに 一苦労(大苦労)しましたが ようやく完成しました。

道路からの出入りは スムーズになり お庭が広く感じられ 

すっきりしました。

 

 

 

 

 

・・・お客様のお母様が丹精こめて作られた こじんまりとしたかわいらしい畑は 

お客様のお父様の手で さっさり さっぱりと 片づけられていました。

ちょっと さみしく感じます・・・

畑のスペースは まだ 少し残っているので

また 何か育てられるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

工事にうがっている期間 とっても 気にかけてくださり

ありがたかったです。

U様 ありがとうございました。(^-^)

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,058

 

「レッドウッドの世界 編」・・・「レッドウッド」と言う木材の魅力!

この項からは、大きく視点を変え木材としての「レッドウッド」の魅力に迫ります。まず、「レッドウッド」と言う木材の基本特性について検証します。とりあえず、その特性を列記し、項目別に分析・詳述して行きます。

*木材「レッドウッド」の基本特性・・・①:耐久性・耐候性に優れている ②:軽くて加工性がよい ③:収縮率が低く、くるい、ひび割れ、などが少ない ④:燃えにくい ⑤:エコ素材であり、安定供給が可能・・・などを上げることが出来ます。

①:に関しては、2つの要因があります。1つ目の要因は、樹脂にタンニン(ポリフェノール)が大量に含まれていると言う点にあります。このため木材「レッドウッド」は赤味を帯びています。そして、エクステリア材として使った場合は、特殊な悪条件が重ならなければ、ノーメンテナンスでも20~30年は持ちます。おそらく、これだけの耐久性・耐候性を持っているのは、比重が1前後と極めて重く硬い「ハードウッド」類を除けば、「レッドウッド」だけでしょう。また、タンニンはシロアリの食害からも木を守ってくれます。従って、「レッドウッド」がシロアリに犯されることはまずありません。

2つ目の要因は、「レッドウッド」は赤身と言われる芯材の部分か極めて大きいと言うことです。木材は中心部の赤身、周辺部のシラタ、と言う2つの部分があり、赤身の方が耐久性・耐候性に優れています。ただ、一般材はシラタの部分も多く、それをカットして使うことは困難です。ところが「レッドウッド」はそれが可能で、耐久性・耐候性を高めるさらなる要因となっています。しかも、日本へ入ってきている材はチェックが厳しく、100%赤身と言うことが前提となっています。

従って、「レッドウッド」はアメリカでも、建築構造材、造作材としてだけではなく、屋根材、外壁材、エクステリア材としても多用されてきました。そして、100年近く経っても朽ちることなく使われています。勿論、日本での評価も高く、デッキ、フェンス、目隠し、門柱、門扉、パーゴラ、などの高級エクステリア材として使われています。

特に「レッドウッド」は、「ハードウッド」と異なり硬くて重いため耐久性・耐候性に優れているのではありません。詳しく後述しますが、加工性に優れるなどの特性も持っています。従って、デッキのような単純な商品だけではなく、複雑な加工が要求されるエクステリア商品に対しても使いやすく、この点がさらに魅力をアップさせる要因となっています。

そこで本日のひと口アドバイス。

「耐久性・耐候性に優れるレッドウッド! さらにハードウッドには無い+αの魅力も!」

(りょう)

 

 

 

 

 

「レッドウッド」の製材工場。

 

 

 

 

 

 

製材後出荷を待つ「レッドウッド」。

 

 

 

 

 

 

「レッドウッド」の原木。殆どが芯材。

先生宅

趣味のよさこいで 昨年まで振付を 担当してくださっていて

大変 お世話になった ヒップホップの先生が 

(よさこいなのに ヒップホップの先生?)

昨年 ダンススタジオを兼ねた自宅を新築され

「今度 家のまわりの工事をお願いしたいです」

と 言ってくださり 先日 デッキ工事のご依頼をいただきました。

後回しにしていたわけでは ないのですが

他の現場との絡みで なかなか伺えず 

先生のご主人は 工事の前から 

庭に芝をはったり 掃除をしたりして

「いつ 工事をしてくれるのか」と やきもき していたと 聞き

申し訳なかったのですが 

おととい ようやく 工事に伺うことが できました。

 

 

 

 

 

小さい とぉ~っても 元気なお子さんが いらしゃるので

陽当たりのいいデッキは とても 過ごしやすいスペースに

なると 思います。(^-^)

先生のご夫婦も とても 喜んでくださり こちらも 嬉しいです。

ありがとうございました。

 

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,057

 

「レッドウッドの世界 編」・・・100年で95%が消失したレッドウッド!

この項では、「レッドウッド」と人類の関わりについて述べます。

既に提示したように、「レッドウッド」は約2.5億年と言う悠久の時を生き延びてきました。そして、次第に生息地が限定されていったとはいえ、アメリカのカリフォルニア州を中心に、繁栄を誇っていました。そして、ネイティブアメリカンは「レッドウッド」の森を「神の森」「レッドウッド」「神の木」として崇め、共存共栄していました。白人がアメリカにやってきた当初も、事態に大きな変化はありませんでした。

しかし、1849年を境目に状況は急変します。急変の最大の原因はゴールドラッシュでした。アメリカ西部の人口がこれにより爆発的に増加したからです。人口の増加=住宅や生活システムの確保。その結果の自然破壊。アメリカ西部は絵に描いたような、ある意味セオリーどおりの変化を見せました。

「レッドウッド」もその影響を免れることは出来ませんでした。と言うより、最大の被害者となったのです。皮肉なことに巨大であるが故に豊富な木材確保が簡単に出来、しかも材質が優れていたからです。文明の餌食となった「レッドウッド」ですが、それでも当初は1本の伐採に2~3週間もかかり、破壊のスピードは速くありませんでした。しかし、文明人と言うものはこのような状況を決して容認しません。伐採方法に改良を加え、どんどん効率化を図っていっていきました。

結果、白人による伐採開始からわずか100年後の1959年頃には「レッドウッド」の森の何と95%が消失してしまいました。そして、これではいけないとようやく気が付いたのは1960年代に入ってからでした。でも、なんとか間に合ったと言うのが本音でしょうか? 1960年代の後半に入ると「レッドウッド保護連盟」などの保護団体が発足。今の「レッドウッド国立州立公園」の前身である公園も出来、現在に至っているからです。勿論、今自生している「レッドウッド」は完全な保護下にあり、伐採は全面的に禁止されています。

「レッドウッド国立州立公園」の面積は約5,700ha。広大なスペースでは有りますが、白人による伐採が始まる前にはその20倍以上の「レッドウッド」の森があったわけですから、消失面積は少なくとも10万haに達することになります。しかし、現在ならさらに伐採技術が発達しており、破壊はもっと峻烈なものとなっていたでしょう。同時に、熱帯雨林などではそれが引き続き行われていると言う現実から、決して眼をそらすべきではありません。

そこで本日のひと口アドバイス。

「100年で95%が消失したレッドウッドの森! 同じ過ちを繰り返してはならない!」

(りょう)

 

 

 

 

 

昔の「レッドウッド」伐採風景。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レッドウッド」の切り株(天然木)。

 

 

 

 

 

 

「レッドウッド」の森(レッドウッド国立州立公園)。

リメイク

梅雨の合間の 晴れの日の陽射しが だんだん夏らしくなってきましたね。

夏と いえば プールですが

一番下のむすめが 通う中学校は 数年前から

プールが 故障しているらしく 使用できません。

ですが 毎年1年生だけは プールの授業が組まれていています。

それも 数回しかないので 結局

近くの小学校のプールをお借りして 授業をするそうです。

体育は 2クラス合同なので 5時間目が終わると 

2クラス全員で 移動して 終わると また 学校に 戻って・・・ と

大変みたいです・・・

中学生になると 水着のことで ずいぶんお友達と話をしたらしく

「〇〇ちゃんは 新しい水着買うんだって。

でも 私は小学校のときの水着で いいよ」と 言ってくれ

小学校で使っていたスクール水着が まだ 着られるので

数回のプールのために 買うのはもったいないと 思っていた母心を

わかってくれたようです。(姉に 「私は 6年ってゼッケンに書いてあるのを 

そのまま着たよ」と 言われていました) ありがたいですねぇ・・・

ゼッケンだけでも取ってあげようとしてみましたが

そのゼッケンの下は さらに アイロンプリントでゼッケンがついていたものを

はがしたあとがあり (記憶になかったのですが・・・) 

あまりにも かわいそうだったので

白い生地で(それしかなかったので) リボンをつけてみました。

ちょっと 喜んでくれることを期待して

昨日 学校から帰宅してすぐのむすめに 見せると

思いがけず 「えぇ~ やだぁ~」と 言われてしまい凹んだ母でした・・・

ほんとに 第一印象が 嫌だったようで 涙ぐんでいましたが

しばらくすると 「これで いいよ」と バッグに入れていました。

かえって かわいそうだったかなぁ・・・

今朝は 「プール 楽しみ!!」

と 言って 出かけたので 少し 安心しましたが

小学校のころには 喜んでもらえたリメイクや手作りも

だんだん嫌がられてしまうのかなぁ  と

ちょっと 寂しくなりました。

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