子供たちを遊びに連れて行った公園の温室で販売されていたものを衝動買い。
祖父がエビネを結構持っていましたが、面倒くさいしデリケートだし、子供のときは遮光された温室で咲いているエビネをいったい誰が見るんだと思ったり。
バラと同様、「絶対買わないよ、大変だから。」って言っていたものをまた買ったね。と妻に言われてしまいました。
ともあれ、寒くなってきて、超矮性桔梗が終わってしまい、ペチュニアは冬越し準備です。
今年はハボタンに好きなようにラメでも塗ってみようかと思案中のこの頃です。
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,899
家屋との隣接型、独立型に続いては、塀の裏側(内側)を使ったガーデンステージについて検証します。
このタイプのガーデンステージは、独立型の変形とも言えます。ただし、狭い敷地でも対応できるため、日本の住宅事情を考えると非常に有効なスタイルとも言えます。また、新たに目隠しを設置しなくてもよい場合が多く、コストの削減にもつながります。このような特性を考慮すると、塀との隣接部でスペースに余裕があれば、もっと多くのガーデンステージが造られてもよいはずです。しかし、まだ普及率は低いのが残念です。
塀の裏側を利用したガーデンステージに関して実際の状況を見ると、やはりコンパクトな物が多くなります。従って、ちょっとした休憩場所、フォーカルポイントとセットになった観賞用スペース、と言ったプランが主体となります。具体的には、2〜5㎡程度の石貼、石敷、タイル貼の土間をベースとし、簡単なガーデンファニチャーを置くといったタイプが主体。従って、屋根等の大掛かりな設置物を置く場合も少なく、パーゴラ程度が一般的。
ただし、掃き出し窓に近い場合は、ガーデンステージと窓前のデッキを一体化しつないでしまうのも極めて有効な方法です。勿論、その場合は利便性がアップし、使い勝手がさらによくなります。
その他の設置物で特にお勧めしたいのが、簡単な水回り設備。隣接型ガーデンステージで紹介したのと同様、腰高シンク、2口蛇口程度の水栓設備があると、機能面で多くのメリットが生まれます。また、デザイン・雰囲気づくりと言う面にこだわる場合は、デザイン性に優れた壁栓を加えると、イメージアップにつながること間違いなし。
上記の指摘でも分かる通り、塀の裏側を使ったガーデンステージの場合は、本格的なバーベキューコーナーを作るといった大掛かりなケースは稀です。それだけの広さが確保しにくい、外部へ煙・匂い・音などが漏れ気を使う、と言った事情によるためですが、その一方で、デザイン面へのこだわりは非常に強い。そう感じます。
限られたスペース、使用条件であるだけに、観賞価値をよりアップさせたい、自分だけのこだわりを表現したい、そんな気持ちになるためでしょうか。だからこそ、カントリー調、アジアンテイスト、中東風、などのイメージにこだわったプランが多くなるのも、このタイプのガーデンステージの特性の一つでしょう。従って、前出の壁栓などにプラスし小さな池が設置される場合もあります。そこだけが、コンパクトな異空間、プライベート空間、と言った夢に繋がっているのだと思います。
プライベートガーデンは、個人、家族、限られた招待者だけのスペースです。そこに、フロントガーデンとの決定的な差があります。その特性に、日本の住宅事情を加味すると、塀の裏側はもっともっと有効に使われるべきでしょう。
そこで本日のひと口アドバイス。
「塀の裏側にガーデンステージを! そこは狭くても特別ない空間!」
(りょう)
塀を使ったガーデンステージプラン
アジアンテイストコーナー
塀とパーゴラ
おいしそうなピザが焼き上がりました♪
「GARDEN ART」のモデルガーデンには、ピザ釜があります。
本日、着火。
薪をくべて、しっかり窯の温度をあげます。
窯がまず黒くなり、200度に達するとレンガが白くなってきます。
それを目安にピザを投入。
こんがり焼けてきたら・・・
カットして・・・
「いただきまーす♪」
「ごちそう様でした」
ピザ釜・・・ とても楽しく幸せになれます。
三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ
tera
「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,898
家屋と接した隣接型ガーデンステージについて言及しました。つづいて、独立型ガーデンステージのプランポイント、関連商品について検証します。
すでに述べたとおり、独立型ガーデンステージを造るには、かなり広い空間を必要とします。恐らく250㎡以上の敷地を持つ住宅が主力対象となるでしょう。また、250㎡程度の敷地を有していても、大都市部では豪邸とも言える大きな家が建てられているケースが多くなりますが、当然この場合も対象外となります。つまり、地方都市型のプランと言えるかもしれません。
当然、敷地に余裕のある欧米では、独立型のガーデンステージがよく造られます。しかも、スケールの大きなものでは、中心部を少し掘り込み、噴水・池等を配し、周りからよく見えるように演出する場合もありますが、排水の問題等を考えると、日本では困難なスタイルと言えるかもしれません。
以上の前提条件から、現実の独立型ガーデンステージは、周囲とフラット〜やや高めの土間またはガーデンデッキをベースとしてプランを纏めることが基本となります。そして、目的に応じて、パーゴラ、ガゼボ(東屋)、ガーデンシェッド(小屋)、などを配するというのが一般的。また、より簡単なものとして、パラソル付のガーデンファニチャーを設置するという方法もあります。
ただし、独立型ガーデンステージも目的により、土間・床、屋根、囲いの造り方が大きく変わります。バーベキューが主目的、休憩場所、ガーデニングの基点、各種趣味の基点、などとして使われる場合が多く(勿論、これらの複数利用の場合も)、独立型ガーデンステージと言っても、各種各様であることは言うまでもありません。
例えば、バーベキューを主目的とした場合は、屋外キッチン、ダイニング系のガーデンファニチャー、収納庫、それにステージと隣接して造るバーベキュー炉(既成のバーベキューグリルを使う場合もある)などをどう配置するかが最も重要なポイントとなります。一方、キッチンガーデン、ガーデニングの基点としての役割が主目的となる場合は、各種周辺機能も大切ですが、機能+雰囲気づくりとしてガーデンシェッドにこだわる人も少なくありません。
また、独立型ガーデンステージの場合は、どの目的の基点としても使いやすいガゼボが効力を発揮することが少なくありません。日本ではまだ普及率が低いのですが、簡単なテントタイプ、欧米スタイル、アジアンテイスト、など多種多様なものがあります。輸入製品が多いのですが、ワンクラス上のガーデンづくり、ガーデンライフのためにも、独立型ガーデンステージの主役として、一度設置の検討をしてみてはいかがでしょうか?
そこで本日のひと口アドバイス。
「スペースに余裕があれば独立型のガーデンステージを! ガゼボも魅力的!」
(りょう)
独立型のガーデンステージプラン
ガーデンシェッド(小屋):ナチュラルスタイル
ガゼボ(東屋):洋風タイプ