♪ スタッフブログ ♪ 完成現場見学会

本日の朝刊にチラシを折り込みました。12月1日の完成現場見学会のお誘いです。
今回のお宅は、「わがままプラン」の名にピッタリのできあがり。奥さまの身長に合わせた高さの物干しや、お手持ちのダイニングテーブルに高さに合わせた窓の位置。最新式の省エネ窓枠、遊び心あふれるロフト。
どれも実物で楽しんで欲しい。注文住宅だからできる自分サイズの建物。使い勝手の良い、無理せず普通に暮らせる贅沢を満喫してください。
皆様のお申し込みを、心からお待ちしております。

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,894

 

「現代日本 外構・ガーデン事情 編」・・・・プライベートガーデンをどう確保④?

100㎡前後、130〜200㎡の敷地の一戸建て住宅については、どのようにプライベートガーデンスペースを確保すべきかについて言及しました。この項では、200㎡以上の敷地について考えて見ます。

でも、200㎡強の敷地とは具体的にどのような住宅を想定すればよいのでしょうか? 結論から言えば、昭和前半以前の住宅で最も多い土地の広さ、東京オリンピック〜大阪万博頃の新興住宅の基本造成スペース、と言ったものがいわゆる200㎡スタイルの代表です。これを、現在の新興住宅に置き換えると、大都市部ではかなりのハイクラスと言うことになるでしょう。ただし、元々土地を持っている人住宅、地方の郊外住宅の場合は200㎡以上がむしろ主流となります。

勿論、200㎡どころか、300㎡以上と言った一戸建て住宅も珍しくありません。ただ、広ければプライベートガーデンスペースを確保することに何の問題もないわけで、ここでは200〜250㎡程度の敷地の場合(住宅の建て面積100〜150㎡)を対象とします。

この程度の敷地の場合は、150㎡程度の敷地とは異なり、2つの選択肢があります。1つ目は150㎡プランと同様に、フロントガーデンスペースを大きく取り、その一部を囲みプライベートガーデンとする方法。2つ目は、建物の裏側またはサイドをプライベートガーデンとする方法です。そして、プライベートな空間によりこだわる場合は、2つ目の方法がお勧めです。

いずれにしても、200〜250㎡の敷地があれば、プライベートガーデンと言う意識を強く持ち、ガーデンライフを楽しむという発想がないと、「モッタイナイ」。そう思います。ただし、オープン、セミクローズ(セミオープン)スタイルの外構を採用し、無駄としか言いようのないプランが多いのもまた現実です。住宅本体に気を取られ、屋外空間をどう有効に活用するかと言う発想がなかったためでしょう。

具体的には、敷地に余裕があるため、カースペースの奥行を7〜9mに設定し、建物配置も中途半端、カースペース自体も中途半端と言うケースが目立ちます。勿論、奥行7〜9mのカースペースであっても、多目的に使う、部分的にグリーン・ガーデニングスペースにするといった特別な目的があれば問題はありません。しかし、単に余裕があったから広くした、こんなプランが後を絶ちません。特に、平成に入ってからの新築住宅でこのようなケースが目立ち、残念でなりません。

今は時間・予算に余裕がない。だから、一定の空間を遊ばせておく。このような事情も考えられますが、それならそれでより良い建物配置、カースペースの取り方があることをご理解願いたいと思います。そう、敷地全体のゾーニングは、現在だけではなく将来も考えたものであるべきです。

そこで本日のひと口アドバイス。

「200㎡以上の敷地=現在〜将来のガーデンライフを想定したプランを!」

(りょう)

 

 

 

 

 

建物配置:大きく分けて2つの選択肢が・・・

 

 

 

 

 

 

適切なカースペースの広さとは・・・

 

 

 

 

 

 

プライベートガーデンをどう確保するか・・・

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,893

 

「現代日本 外構・ガーデン事情 編」・・・・プライベートガーデンをどう確保③?

敷地130〜200㎡の平均的一戸建て住宅では、どのようにしてプライベートガーデンを確保すべきか? 特に、150㎡以下の場合は、一定の工夫を必要とします。

その方法A:はガレージバルコニーの設置です。前項で示した通り、2台用カースペースの場合は、一般カーポート代金に100〜150万円程度のプラス予算が必要となります。高い買い物。本当にそうでしょうか。地価が高い都市部においてはむしろ安い買い物。筆者はそう考えています。しかも、25〜30㎡(2台用の場合)という、ゆったりとしたサイズのプライベートガーデンが得られます。このような空間は、次の対象となる200㎡以上の敷地の住宅でない限り、確保が困難であるからです。

次の方法B:は、住宅を可能な限り後方に寄せる+勝手口・掃き出し窓もフロントガーデン側に造るというもの。つまり、可能な限りフロントガーデン側の空間を広く取るという方法です。ここで、多くの方は疑問を感じると思います。プライベートガーデンを確保する・・・それがこのコーナーのテーマであるからです。しかし、150㎡以下の敷地では、屋外スペースを分断しても、中途半端なデッド部分を増やすだけ、せいぜい通路にしかなりません。

だからこそ、一か所に屋外空間を集中させ、そこを最大限に有効活用する。この発想が必要です。この方法であれば、何とか掃き出し窓前等にプライベートガーデンを造ることが可能となる頻度が高まるからです(ただし、敷地形状に左右され100%とは言えない)。ただし、この場合も2つの注意事項があります。1つ目は、目隠しフェンスの設置。2つ目は、その目隠しフェンスはプライベートガーデン周辺を優先する。以上です。

1つ目の場合は、外部視線のカットが必要で当然のこと。しかし、一般的には高さ1.8m以上+目隠し度ほぼ100%+おしゃれ感がある、と言う3つの条件をクリアする必要があります。勿論ご予算、施工性等の制約もあります。従って、意外に商品選択が難しくなります。そんな中で一押しの目隠しが木製のオーダー製品です。ただし、木に対する知識が豊富な専門店に依頼することをお忘れなく・・・

2つ目の意味は、敷地境界の塀・目隠しフェンスでは十分な効果が得られにくいため。特にクローズ外構の場合は敷地境界の塀・フェンスで目隠しも兼ねるという発想が多くなります。しかし、殆どが不十分で、プライベートガーデンでの活動に支障をきたすことが多くなります。同スペース周辺の部分チェックを必ず行い、場合によっては別の目隠しを設置するようにしてください。

150〜200㎡程度の敷地の場合は、もう少し余裕が生まれます。ただ、プランの大筋は130〜150㎡の場合と同じです。家屋の裏側等に十分な空間を確保することはやはり困難であるからです。

そこで本日のひと口アドバイス。

「フロントガーデンを可能な限り広く=プライベートガーデンの確保。それが現実!」

(りょう)

 

 

 

 

 

大和塀(この発想を!):目隠し度100%+通風性

 

 

 

 

 

 

一押しは木製の目隠し

 

 

 

 

 

 

意外に低い塀の目隠し効果!

りょうさんの:エクステリア&ガーデンメモ

 

「りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ」・・・NO1,892

 

「現代日本 外構・ガーデン事情 編」・・・プライベートガーデンをどう確保②?

日本の住宅事情に合わせ、プライベートガーデンスペースをどう確保するかについて検証中です。そして、敷地100㎡内外の狭小住宅に関しては、ほぼ対象外(屋上ガーデン以外は困難)と述べました。しかし、これは、関東・関西、商業エリア等の例外的一戸建て住宅です。そして、100㎡住宅以外は、工夫次第でプライベートガーデンを造ることは可能であるということ。むしろ、この点に注目すべきです。

何度も述べている通り、庭のメインはプライベートガーデンであるべきです。従って、本当にガーデンライフを楽しみ、ひいてはガーデン文化をはぐくむには、プライベートガーデンの充実が必須条件になります。にもかかわらず、今の日本の状況は、外構(フロントガーデン)に傾斜しすぎ、それがある意味の貧困(精神的意味合いが強いが)に繋がっていると言わざるを得ません。

では、100㎡住宅以上であっても、新築の主力となる敷地が130〜200㎡住宅に関してはどうでしょうか。外構のプラン経験者であるならすぐ理解できると思いますが、150㎡以下の敷地で2台分の駐車スペースを確保すれば、殆ど何も残らない。こんな経験を持っていると思います。お客様の場合も、新築プラン中の方、過去の新築プランを経験した方なら、同じことを体験済みだと思います。

しかし、工夫次第では限られた空間ではあるがプライベートガーデンの確保は可能。こうお伝えしておきます。また、130〜200㎡の住宅でプライベートガーデンの確保が困難となれば、日本人の多くがプライベートガーデンを持つことをあきらめざるを得ないという結論になってしまいます。でも、確保可能と書けば、前述と矛盾することに・・・

一般論としてはそうですが、以下の工夫をすれば可能と言うこと。具体的には、A:カースペースの上をガーデンとして使う B:住宅配置自体を工夫する・・・と言う2つの方法があります。

A:の場合は、ガレージバルコニーを設置するということ。例えば、130㎡の敷地に2台分のカースペースを確保した場合。この場合は、大部分の住宅で設置が可能です(前項の100㎡住宅の場合は1台分のガレージバルコニーでも設置困難な場合が多い)。うまくいけば、家屋と連結し2階から出入り可能とすることも出来ます。ただし、一般の2台用カーポート+100〜150万円程度の予算を必要とします。この点のご理解も・・・

では、B:敷地130〜150㎡程度の住宅で、1階部分にプライベートガーデンを造るには。これには2つの工夫を必要とします。1つ目の工夫は、住宅の配置そのものを限界まで敷地の片隅に寄せるということ。そして、裏側のデッドスペースを出来るだけなくします。当然、勝手口も広い方の空間に設置(出来ればカースペースとドッキング)することになります。2つ目の工夫は、掃き出し窓もフロントガーデン側に造ること。このためには、当然のことながら間取りのチェックも必要になります。

そこで本日のひと口アドバイス。

「敷地130〜200㎡住宅。ここでのプライベートガーデン確保が最大の鍵!」

(りょう)

 

 

 

 

 

これが敷地130㎡強の住宅。でも配置が・・・

 

 

 

 

 

 

ガレージバルコニー:一見贅沢に見えるが実はお得!

 

 

 

 

 

 

勝手口もフロントガーデン側に?

♪ スタッフブログ ♪ 完成現場見学会

今回の建物は、本当に楽しくて、建て替えやリフォームをお考えの方には、参考になることばかり。
*パノラマモードで撮っている画像は、ゆがんで見えるものがあります。

オーディオルーム

 作り付け家具を壁面いっぱいに取り付けた防音室。

プロジェクターやオーディオ機器の電気配線や収納もご希望通り。

モノトーンの壁紙が大人の趣味室にピッタリです。

ダクトレール

埋め込み式のダクトレールはラインの下なら好きな場所に照明やコンセントの位置が移動できる優れもの。例えば、ダイニングテーブルで焼肉などを焼いている時に、ホットプレートのコードに足を取られた経験はありませんか?もちろんペンダントライトやスポットライトなど、お好みの照明の増減も思いのままです

オートロックシステム

オートロックシステム。帰宅時に両手がふさがっていても、ポケットに専用カードが入っていれば、簡単にドアが開けられます。また、帰宅した家族をインターフォンで確認したら、室内にいながら玄関錠を開けて迎え入れることができます。このお宅のスイッチは玄関とダイニングにあります。

 

 

スッキリポール

 建物の外観を壊さないように、庭先のポールに電線をまとめて受け入れ、地中から屋内へと配線します。電線にこすれて外壁が傷になるなんて、まっぴらですものね。黒いポールがスッキリポールで、地中を通った電線は右下の二つ並んだ白い箱から建物へと引き込まれます。

知ってると知らないとは大違い。「あぁ、こんなものあるのね。」と思っていただけるだけでもうれしいです。
12月1日の現場見学会
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