先日完工したS様邸です。
アルデンヌ石積みの門壁に、インド白御影の大判石のファサードが映える門回りです。
駐車場には、電動の跳ね上げ門扉を設置させていただきました。
たくさんお庭であそんでね。
三重県いなべ市 造園・外構・エクステリア お庭づくりのプロショップ
寺本 GARDEN ART フェイスブックもありますよ。
コチラ↓ GARDEN ART
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りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO2.276
アジア産の「ハードウッド類」を紹介中。この項では、「ウリン」に続き「セランガンバツ」を取り上げます。ただし、流通量は多いがエクステリア材としては疑問だらけ。
<使い方を限定すべき「セランガンバツ」>
「セランガンバツ」に関する資料:原産地=フィリピン~インドネシア~インドシナ〜インド。流通名=セランガンバツ、バンキライ、バラウ、等多数。樹種=フタバガキ科の常緑広葉樹<学名=Shorea(属) spp(特定できない)。つまり複数のShrea属の樹木が「セランガンバツ」として流通している>。気乾比重=0.9前後(かなりバラツキがある)。
「セランガンバツ」はかなり古くから日本に入ってきている「ハードウッド類」の一つ。ただし、価格は安い(「ハードウッド類」では最も安いのではないか)が、エクステリア材としては多くの疑問点を持っています。このため、材木ルートでの取扱比率が高く、エクステリアの専門店ではあまり使いません。産地もフィリピン~インドまでと広範囲で、多くの名称で流通。ただし、正式名より日本では「準ハードウッド」的扱いで「バツ類」としてひとまとめにされているケースが目立ちます。
学術的に見ると、「セランガンバツ」はフタバガキ科ショーレア属の複数種の樹木と言う事に成り、種の限定は不可能です。従って、材質もバラツキも多く、気乾比重も0.96〜0.88程度まで様々。ただし、比較的色の薄い材が多い、木肌は洗い、ソリ・ヒネリ・ヒビワレが多い、耐久性に疑問・・・などの共通点もあり、エクステリア材として使用する場合は、「ハードウッド」と言うより「準ハードウッド」とすべきでしょう。
ただし、前述のように価格が安く・流通量が多いと言う、取扱メリットもあります。以上を考慮すると、デッキ、長尺材を使う現場、角柱フェンス・門柱などには不向き。しかし、短尺材(1m内外)しか使わない目隠しフェンス等、その特性を熟知し使用すれば、コスト的なメリットも出てくるのではないでしょうか・・・。
なお、「セランガンバツ」は熱帯産木材の王者「ラワン類」(各所で絶滅が危惧されている)と非常に近い樹種。つまり、比較的柔かい材の場合は「ラワン類」、逆に比較的堅い材の場合は「セランガンバツ」または「バツ類」として流通している。そう解釈して良いでしょう。いずれにしても、資源が豊富であるから乱伐しても良いと言う事にはならず、自然保護を考えながら大切に使っていく必要があります。
そこで本日の一口アドバイス。
「準ハードウッドとして扱うべきセランガンバツ。適正使用でコスト的メリットも?」
(みずき りょう)
樹木「セランガンバツ」(フタバガキ科ショーレア属)
「セランガンバツ」の幹
原木:「バツ類」として一括扱いされることが多い
色と木肌:バラツキはあるが比較的色が薄く木肌は粗い
板材
りょうさんの:ほぼ毎日、エクステリア&ガーデンメモ・・・NO2.275
この項からは、アジア産の「ハードウッド類」を紹介します。まずは、最も評価の高い「ウリン」から。
<実績・信頼度NO1の「ウリン」>
「ウリン」に関する資料:原産地=ボルネオ島。樹種=クスノキ科の常緑広葉樹<学名=「Eusideroxylon(属) zwageri」。つまり、ハードウッド類では珍しく樹種まで特定できる木材>。平均気乾比重=0.96(多少バラツキがあり1前後と解釈した方が良い)。
「ウリン」はボルネオ島に自生する、クスノキ科の樹木ですが、同島はインドネシア、マレーシア、ブルネイの3国に統治が分かれ(南部・インドネシア、北部・マレーシア、ブルネイ)ているため、輸入元はインドネシアとマレーシアに分かれ(ブルネイは小国で、そこから「ウリン」が入ってくることは殆どない)、前者の場合は「ウリン」、後者の場合は「ビリアン」と言う名称が良く使われます。また近年は、輸入規制の関係でマレーシアからの輸入が多くなり「ビリアン」名が使われる頻度が高くなっています。
木材の特性としては、①:気乾比重が1近くあり重くて堅い+樹液にタンニンを多く含むと言う、ダブル効果で極めて腐りにくい(恐らく耐久性は「ハードウッド」中NO1) ②:ソリ・ヒネリが少ない ③:日本でも豊富な使用実績がある(1996年に輸入許可が下り、20年の使用実績がある) ④:価格はかなり高くなったが、それでも「イペ」よりは安い・・・など。つまり、高級品だが手の届く値段と言う条件も含め、最高評価の「ハードウッド」と言ってよいでしょう。eggの加盟店でも多くの施工実績があり、名実ともにNO1「ハードウッド」であると確信しています。それを裏付けるように、現地では「鉄木(アイアンウッド)」とも呼ばれています。
「ウリン」唯一の欠陥は、赤い樹液を大量に出し施工当初は周囲を汚すと言う点。しかし、前述の通り成分はタンニン(ポリフェノール)で、人体には無害、洗えば落ちると言ったもの。かつそれがより腐りにくい木材のとなる重要要素にもなっています。従って、欠陥とすること自体が間違いでしょう(ただし、砂岩・石灰岩・凝灰岩など、水を良く吸う素材とは、シミになるため一緒に使わない事)。
また、「ウリン」は学名が明確、自生状況その他の情報も豊富、伐採管理も比較的しっかりしている・・・など、現地からの情報も比較的多く、この面も信頼度を高める要因となっています。つまり<訳の分からない「ハードウッド」>ではないと言う事。だからこそ私たちは、信頼度NO1の高級エクステリア用木材として、「ウリン」を大切に使って行きたいものです。
そこで本日の一口アドバイス。
「ボルネオからの最高の贈り物・ウリン=信頼度NO1。だから現地では<鉄木>とも」
(みずき りょう)
樹木「ウリン」:あまり大木には育たないようだ
「ウリン」の葉
屋根材に使われた「ウリン」(原産地)
「ウリン」の原木(現地では「鉄木・アイアンウッド」とも・・・)
「ウリン」の板材(評価NO1のエクステリア用木材)
「ウリン」のハイデッキ(耐久性・強度等、全ての面で安心!)
友人たちに「いつも なにかと 忙しそうだよね」とよく言われます。
現場からお店に帰ってきた社長(主人)に
ちょっとでもお店にいないと
「どこにいる?(ー_ー)!!」と呼ばれるので
家事 育児をしながらのお店番は 慌ただしく見えるのでしょうか?(^_^;)
主人には「時間の使い方が下手なだけ」と言われます。
久しぶりに友達から 女子会ランチのお誘いがありました。
主人に外出の許可をいただき 楽しみにしていましたが
同日昼過ぎの現調に同行するようにと言われました…(+_+)
たぶん 私が出かけると言ったことを忘れているのでしょうけど
せっかく誘ってくれたのをお断りしたら
次はいつ 行けるかわからないので
一時間半の強行ランチに行く予定です。
現調に出かける時間には帰宅します!!(*^^)v
…でも 年に数回のひとりでのおでかけも忘れられてしまうのって
悲しいですよね…(ーー;)