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前回
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エクステリアの代表的デザインについて検証してきました。その多くが、単に表面的な形だけではなく、それぞれの歴史・社会性・文化を持ったものであることをご理解願えたでしょうか。だからこそ、それらの意味を知る事で、あなた自身の世界がより大きな広がりとなるでしょう。
その一方で、代表的エクステリアデザインには加えなかったが、多くの人の憧れとなっている様式(世界)と言うものもあります。この項ではそれについて・・・
<コッツウォルズ・バルビゾン・モネ、etc>
エクステリア(住まいの屋外空間)を考えるうえで、<憧れの世界>は無限にあると言っても過言ではないでしょう。ただ、多くの人に共通する憧れも間違いなく存在します。そして、ほぼ誰もが認めるキーワードとして、コッツウォルズ地方・バルビゾン・モネをピックアップすることが出来ます。この点について、もう少し詳しく・・・
*コッツウォルズ地方・・・イングランド中央部にある地域(都市)。同時に、あの有名な(石灰岩)コッツウォルズ・ストーンの産地でもあります。そして、地元のこの石を建物の外観(壁、等)やエクステリア(塀、等)に使う事で、素晴らしい景観を創り出している事は周知の通り。結果、ガーデン好きの憧れにもなりました。
また、コッツウォルズ・ストーンは世界中で販売され日本にも輸入されています。そればかりか、同イメージを取り入れた擬石(コンクリート製品)も多数開発されています。
*バルビゾン・・・フランス中北部の都市。ミレーを始めとする芸術家が集まり、その多くが農村風景のような心安らぐ作品を発表(最も有名な作品が、ミレーの「落穂ひろい」)し、バルビゾン派と呼ばれ注目を集めました。結果、エクステリアの分野においても、カントリーガーデンの原点と言った役割を果たしています。ただし、現在は観光地となり当時のイメージとはかなら差があるかも・・・
*クロード・モネ(1860〜1926、印象派の画家)・・・モネは個人の名で、コッツウォルズやバルビゾンと同列に並べることは出来ません。ただし、晩年(1900年代)には<池・橋・睡蓮等が描かれた絵>を残し、かつそのイメージを活かした庭も創りました。また、そのイメージを元にした<モネの庭>と呼ばれる作品も世界各所で造られ、一つの<憧れのガーデンイメージ>にもなっています。
これらもまた、単なる形ではなく、歴史・芸術・文化と言った流れの中で確立されたもの。だからこそ、多くガーデン好きを今も魅了し続けていると言っても良いでしょう。
そこで本日の一口アドバイス。
「形の奥に歴史と文化あり! エクステリアデザインを考える時そんな事も・・・」
(みずき りょう)
コッツウォルズの風景・・・コッツウォルズ・ストーンを使い(現在も)街づくりが行われている。そして<ハチミツ色の街・エリア>として世界の憧れゾーンに! 勿論、ガーデン好きに取っても垂涎の世界。コッツウォルズ・ストーンやその擬石は日本での販売されている。
バルビゾンにある<ミレーのアトリエ>・・・ミレーを始めとするバルビゾン派の芸術家が多く集まったため、街自体が憧れのエリアとなった。ガーデンの世界においても、カントリーガーデンの原点的役割を果たした。ただし、現在は観光都市となっている。
モネの絵(シルヴェーニーの日本橋と水連の池)・・・モネは印象派の代表的画家。晩年には池・橋・水連などのある庭の絵を残した。また、同イメージを取り入れた庭も作った。だからこそ<モネの庭>は現在も、ガーデン好きの聖域にも・・・
こんにちは、リフォームやましたの田中です。
月曜日から工事をさせていただいていた浴室改装の現場も昨日無事完了致しました(*^^*)
工事前の写真をうっかり取り忘れてしまいましたが、以前の浴槽より広くなったので、ゆったり入浴することができます。
最近のユニットバスは浴槽底面にも滑り止めがついているので、入浴中にすべって水没してしまう事故も起こりづらくなりました。
それでも入浴中に寝てしまうのは危険なので注意しましょう(;^_^A
今回選んでいただいた壁パネルは鏡面仕様になっていますので、壁に窓が映り込んでいます(#^^#)
これは見た目がいいのはもちろんですが、壁に飛び散るシャンプーの泡やお湯が流れやすいようにもなっています。
流れやすいということは、汚れ成分が壁に残りづらくなるので、汚れづらく洗いやすい壁パネルになります。
また、よーく見ると浴槽のふちが少しくぼんでいますよね?
これは浴槽から立ち上がる時につかまり易いようにあえてくぼませているんです。
なんてことを一通り、工事完了後にご説明してお引渡し完了!
工事もしっかり完了し喜んでいただけました。
リフォームやました 田中
お客様とお店をつなく「コミュニティー紙」 編集:egg-本部
タイサンボク(泰山木or 大山木)=実はアメリカ合衆国南部を代表する樹木! 名前から中国原産と勘違いする人も?
さあ、夏真っ盛り。熱中症には最大の注意が必要。だからと言って、クーラーの効いた部屋にこもっていてはあまりにもモッタイナイ!
夏だからこそガーデンライフを満喫しましょう。お庭でバーベキューやピザパーティー。日が暮れれば涼風相手にビールを一杯。いや、お庭で趣味の時間を。夏のガーデニングを。夢は無限に広がります。
でもそこで必要になってくるのが<お気に入りのプライベートガーデン>。そして、私たちはプライベートガーデン創りには<自然素材>を出来るだけ多く使う事をお勧めしています。天然木・石材・植物、等々。
だから、今回は自然素材の中で、天然木<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>を取り上げました。なぜ? その答えは以下のコーナーで! もし、お気に入りの場合は、<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>を使い、1クラス上のプライベートガーデンを・・・
まず<日本の樹「杉(スギマサ)柾>とは何かについて説明しておきます。同商品(部材)は、樹齢50年以上の杉をベースとし、その赤身(芯材)部分を柾目加工(製材)したもの。ではその理由?
*樹齢50年以上の杉・・・杉は日本の固有種=国産材の代表的存在。赤身(芯材)を使うと言う事は、周辺の白い部分(辺材)は使わないと言う事。つまり、大きな原木でないと<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>は作れないと言う次第。
*赤身(芯材)を使用・・・木材の赤身部分は、辺材よりも腐りにくく、狂いも少ない。だから、エクステリア専用材にピッタリと言う事。
*柾目(マサメ)加工(製材)・・・木材には、柾目・板目・芯持ちなどの種類があります。柾目とは中心部から直角方向に製材したもので、年輪が並行ラインになります。板目とは中心部から並行方向に製材したもので、年輪が楕円形に現れます。芯持ちとは、中心部を残し囲むように製材したもので、比較的小さな原木を柱材に使う場合などにこの方法が採用されます。そして、柾目材は外見的に美しく、剥離やゆがみが少ないのが特徴。
以上でも分かる通り、<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>は、まさにエクステリア専用材としてピッタリの天然木であると言う事が分かります。しかし、これだけの条件を維持しながら安定供給する事は、そう簡単ではありません。なぜなら、その条件を守ってくれる林業・製材業者とのタイアップ、そして徹底した品質チェックが必要となるため。そこで、木材のオーソリティーと言える「木匠(もくしょう)」の飴村社長がセレクト&チェックマンの役割を果たす事で、ようやく商品化実現の運びとなりました。
でも<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>は単に優れたエクステリア用天然木と言うだけではありません。産地(林業)・製材会社との事前交渉により<お値打ち価格を実現>、国産栽培(植林)材の使用で<安定供給が可能><自然保護・地球温暖化対策に貢献><地域産業の育成にも貢献>と言った、輸入材では困難な多くのプラス要因を持っています。
確かに、「ウリン」「レッドウッド」のように、優れたエクステリア用天然木は他にも存在します。ただ、その全てが輸入材で、国産材は<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>だけと言っても過言ではありません。
「杉柾」のセレクト&チェックマン:飴村雄輔さん(「木匠」代表取締役)
ここで一つ疑問を持たれるお客様も多いのではないでしょうか。「エクステリア商品には多くの優れた工業製品があるのに、なぜそれを使わないのか?」と言う・・・
答えは、「工業製品は必要。ただ、使用場所や使い方によっては、自然素材の方が良い場合も多く、その場合は工業製品以外のものを選ぶ」と言うもの。例えば、デッキの場合。工業製品の代表として<樹脂木>と呼ばれる「木粉と樹脂を練り合わせ押出成形」した商品があり、天然木と大別されます。ではどちらがお勧めか? 残念ながら、答えは<好き好き>!
ただし、両者の間には<大きな特性の相違>があります。そこで、工業製品代表の<樹脂木>、天然木代表の<ウリン(ハードウッド)><日本の樹「杉(スギマサ)柾」>の特性を列記しておきます。
*<樹脂木>・・・均一性に優れている。ただし、耐久性にはやや難点。表面が非常に熱くなる・カビが生えやすいと言った短所も。また、廃材処理が大きな課題となっている。
*<ウリン>・・・抜群の耐久性。自然素材としては狂いが少なく、比較的均一性もある(ただし、色の変化等経年変化あり)。また、ハードウッドであるため、自然素材にしてはやや冷たい感じ。自然環境の破壊(熱帯雨林産)・安定供給等の課題も・・・
*<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>・・・耐久性に優れるが<ウリン>よりは劣る。色ムラ・くるい・傷がつきやすい・経年変化等、自然素材特有の特性を持つ。温かみのある杉特有の風合い。国産材で、自然保護・地球温暖化対策・地域産業育成等に役立つ。
大体このような感じでしょうか。要するに、<それぞれの長所短所+好き嫌い>があると言う事。ただ、「屋内以上にエクステリアは自然に近い所に位置する」これは、間違いの無い事実です。だから、自然素材が良く似合う。そう考えています。
例えば、経年変化と言う問題。実は、変化が「遅い・早い」の違いはあっても、工業製品であろうが、自然素材であろうが、経年変化は全ての材料(商品)に対して起こります。ただ、工業製品では経年変化がマイナスに作用する場合が大半ですが、自然素材ではプラスに作用する場合も多いと言う事。
屋内と比較し、エクステリアは当然経年変化が大きくなります。となれば、それをもっと楽しむべきではないでしょうか・・・ ただし、最終の答えを出すのは、言うまでもなくお客様自身です!
「杉柾」(特注材)製のパーゴラ
「杉柾」デッキ板
<日本の樹「杉(スギマサ)柾」>のお問い合わせは、「木匠(もくしょう)」か「egg-加盟店」へ!
「木匠(目しょう)」・・・左をクリック!
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「サマーフェア」開催中! 夏真っ盛り。そして、夏には夏のガーデンライフがあります。
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