10月の「egg-東日本地区定例会」
無料体験参加者募集中!
*開催日時:10月17日(木) 13:00〜17:00
*開催場所:(株) もちづき植木
担当者:望月 亮(代表取締役)
住所 神奈川県川崎市宮前区野川322番地12
TEL 044-789-9028
望月社長(写真右から2人目)
作品例
無料体験参加 のお申込みは下記 E-mail から・・・
E-mail info@niwagatari.com
無料体験参加者募集中!
担当者:望月 亮(代表取締役)
住所 神奈川県川崎市宮前区野川322番地12
TEL 044-789-9028
望月社長(写真右から2人目)
作品例
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E-mail info@niwagatari.com
「第9回 egg-作品コンクール」では、優秀作品5点の中から、最優秀賞受賞作品(1点)を一般ユーザー様に、インスタグラム or egg-加盟店店頭投票にて選出。その選出者の中から5名様に抽選で10,000円をプレゼント。同プレゼント金は近隣の加盟店から直接お届けとなり、このほど無事完了しました。対象ユーザー様は以下の通り(個人情報保護を重視する為、個人名は仮名)。
「当選者5名様」
*インスタグラム投票者様・・・大西(仮名)様・田上(仮名)様:「Garden Coodinate」よりお届け
*店頭投票者様・・・増山(仮名)様:「リフォームやました」よりお届け 青梅(仮名)様・岩山(仮名)様:「ホームクリエ」よりお届け
「第9回 egg-作品コンクール」でユーザー様投票数NO1となり「最優秀作品賞」を受賞した、<「Garden Coodinate」山本雅志さん>の作品
無料体験参加のお申込み・お問い合わせは下記 E-mail から・・・
E-mail info@niwagatari.com
世界遺産に指定されたイランの9庭園。今回は南部にある「シャーザデー庭園」を取り上げます。ただ、この庭園も日本にはなじみの薄い物で、資料入手が極めて困難。ただ、ありがたい事に前項同様「Pars Today」が詳しく報じています。従って、その殆どに情報を右の<Pars Today 記事>(詳細は左をクリック)に頼りました。
「シャーザデー庭園」はイラン南部に位置するケルマーン州のマーハーンと言う都市の郊外にあります。ケルマーン州は大半を砂漠で占められています。ただ、「シャーザデー庭園」はティグラーン山脈(イラン南東部)の裾野にあり、超乾燥エリアですが標高が2,000mを越しています。従って、自然環境に恵まれているうえ、豊富な水が使える・一定の傾斜を活用できるなど、立地的にも優れた庭園と言う事が出来ます。加えて、精緻な構成も庭園の素晴らしさをより引き立てています。だからでしょうか?<イランで最も美しい庭園>とも評されています。
作庭時期は、「ガージャール朝」(1,796〜1,925年)末期で、9ヶ所の世界遺産庭園の中では比較的新しい部類となります。従って、典型的「ペルシャ式庭園」と言うよりは、それを基にして独自のアレンジを加えた独創的庭園と表現した方が良いでしょう。しかも、複数の為政者により手が加えられ、完成したのは1,930年頃。実際には、長い歳月と膨大な資金がつぎ込まれた珠玉の建造物であったと言う次第。
「シャーザデー庭園」」最大の特色は東西に2分されていると言う点。当然のことながら、西の庭園と東の庭園とでは、様相が大きく異なります。加えて、総面積5.5ヘクタール(奥行407m×幅122m)と広大な敷地を持ち、その中に王が滞在する建造物・大衆浴場などもあり、庭園自体にも贅が尽くされたものとなっています。傾斜を有効活用するのは、イラン庭園の基本技法との事ですが、主にイタリアで造られた「露壇式庭園」との共通性を感じ取ることも出来ます。
庭園入口の建物は2階建てで、それを通り過ぎると長辺200m程の池があります。しかもその池は階段状になっており、5つの噴水も設置されています。その美しさは言うまでもありませんが、「ペルシャ文明」以来の高い灌漑技術があったからこそ、このような庭園を建造することが出来たと言えるでしょう。
また、多くの「ペルシャ式庭園」がそうであるように、「シャーザデー庭園」も塀で囲まれており、周囲と明確に区分されています(このように、塀・建物で区切られた庭園様式を「サラセン式」とも呼ぶ)。つまり、周辺の砂漠と明確に分けられた夢空間となっているわけで、この点もまた他地域では味わうことが出来ない特有の魅力と言えるでしょう。
ケルマーン州・・・同州は大部分が砂漠地帯。
ケルマーン州で良く見られる灌漑設備ヤフチャール。
イラン南部に位置するケルマーン州
庭園遠景
階段式水路&噴水
豊富な水を供給する灌漑システム
巨大な池・・・まさに人工のオアシス
世界遺産に指定された9ヶ所の「ペルシャ式庭園」を紹介中。この項では、イラン北部にある「アッバース・アーバード庭園」を取り上げます。ただし、16世紀〜17世紀初頭にアフガン族との抗争で破壊され、現状では半遺跡と言った形となっている為、極めて資料が乏しい状態。そこで、当コーナーでは<「Pas Todeyのアッバース庭園紹介ページ」(左をクリック)>から大半の情報を得ました。
「アッバース・アーバード庭園」はイラン北部のマーザンダラーン州にあり、カスピ海に面した丘陵地帯に位置します。同州自体がイランのイメージと異なり、緑に囲まれ多数エリアを持っており、庭園周辺も砂漠イメージは全くなし。このため、ペルシャ式と言うより、ヨーロッパ庭園のような印象さえ受けます。ただし、庭園構成を見ると「ペルシャ式庭園」に含まれることがよく分かります。
「アッバース・アーバード庭園」は400万年の歴史があるといわれる、ヒカルニアの森に造られたため、植物との共存を強く意識したレイアウトとなっています。作庭はサファヴィー朝時代(1,501〜1,736年)の1611年頃に完成しました。当時の技術の粋を集め、丘を切り崩し、そこに階段状の敷地を創り出し、さらに大規模な灌漑システムを整備したとの事。
豊かな水の源となるのがダム湖で、驚くべきはそこに貯えられた豊かな水を使い、ハンマームと呼ばれる公衆浴場まで完備しました。また、600mにも及ぶ水路(水の供給施設)が整備され、まさに<水と緑の庭園>を呼ぶべき存在でした。その広さは500ヘクタールにも及びます。また、庭園から186mの所には2つのレンガ造りの塔があり、そこから全体を見渡す事が出来ます。
庭園・建築物のレイアウトを見ると、完全なシンメトリー(左右対称)に造られており、中央の池・その周辺の小さな池・なども配置され、<他に類を見ない「ペルシャ式庭園」>であったと言われています。また。「アッバース・アーバード庭園」は眺望も抜群で、北側にはベフシャル平原とカスピ海、南側にはダム湖を見渡す事が出来ます。
完全に整備された観光地ではないため、訪れる人は意外に少ないようです。だが、そのような条件が逆に緑に囲まれた森閑とした空間を創り出しており、そこに佇むと、悠久の歴史と時の流れを超越した異空間を満喫する事も・・・
マーザンダラーン州内の森・・・同中には砂漠イマージとは異なるこのような緑豊かなエリアも
マーザンダラーン州(地図)
半遺跡化した「アッバース・アーバード庭園」
ダム湖に浮かぶ庭園施設
庭園施設の内部
周辺の風景
お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg-本部
写真:兼六園の秋・・・ことじ燈篭横のモミジも少し紅(べに)色のお化粧。そう、今年も少しずつ秋の深まりを感じさせる季節に・・・
秋。芸術の秋、馬肥える(食欲)秋、体育の秋、実りの秋、こころ憂う秋。そして、エクステリア(住まいの屋外空間)の秋!
もうすぐ落葉樹の葉が色づき始めます。真昼の陽ざしは依然として厳しいですが、朝夕の涼風は最高の清々しさをプレゼント。だから、少しガーデンの模様替えも。いや、いっそのこと、掃き出し窓の前に大型のデッキを設置し、ガーデンライフを大いに楽しみたい。そんなのんきな事を言っている場合ではない。新築中のわが家が2ヶ月後に完工するので、外構工事も完成させなければならないのに未だ・・・
いずれにしても、最高のエクステリアには最高のプランが必要。でも、最高のプランを創るには何が必要なのか? その答えは下記に!
以下はよくあるお話。そして、一見正解のように思う事例ですが・・・
<お客様>
掃き出し窓前に、大型のデッキを設置したい。そして、デッキは樹脂木が良い。ただし、窓が表通りに面しているので、デッキの廻りを、高さ2mのブロック(下部)+木調アルミルーバー目隠しフェンス(上部)で囲みたい。
<エクステリア専門ショップのアドバイザー>
分かりました。ではこんな感じになりますね(掃き出し窓前の簡単な平面図を提示。当然のことだが、その略図には上記要望が描き込まれている)。同時に概算価格も提示。
その後、話がトントン拍子に進み、1週間後にご契約。2週間後には工事完成!
でも、クレームとまではいかないが、その後お客様からこんな不満が。
(私が言ったので仕方がないが)デッキが極端に熱くなったり(夏)、冷たくなったり(冬)。だから、小さい子供が満足に遊べない。素足で触れた感じも良くないし。それに、目隠し塀も重苦しくて。だから、デッキにいてもくつろいだ感じにならない。云々。
ではなぜこんな不満を生み出したのでしょうか? 答えは、上記のように(一見、正解のように思う)<お客様が提示した形そのままにプランを作成した>事自体が間違いだと言う事。
デッキのプラン例・・・天然木「ウリン」を選び、目隠しフェンスも同素材で統一。さらに、植栽も併用。その理由は?
<もう少し詳しく検証>
まず、お客様から出された形をそのままプランにした・・・と言う点が間違い。<掃き出し窓前でどのような事がしたいか>と言う目的確認が全く出来ていないからです。
デッキは物干しなど実用的使い方以外にも、小さなお子様が遊ぶ、家族団らんの時を過ごすなど、活用方法も様々。当然、それによりプランも変化するからです。
さらに言えば、掃き出し窓前の処理方法は、テラス土間 or デッキに大別されますが、テラス土間を選んだ方が正解であればもっと悲惨。今回は、デッキを選ぶべきご要望で、まだ救いがありました。
そして、多目的デッキの場合、温度変化・風合い等の問題で<天然木製にすべき>でした。さらに、風合い・温度調整機能優先の場合は「杉(スギマサ)柾」、耐久性最重視の場合は「ウリン」製と、選択肢が分かれます。勿論、物干し場オンリーであれば樹脂木でもOK。また、目的によっては、屋根・ガーデンルーム・水回り設備・照明・家具等もセットした方が良い場合もあります。
写真上:「杉(スギマサ)柾」製のデッキ・・・風合い・温度調整機能抜群。ただし、耐久性は「ウリン」より若干劣る。
写真下:「ウリン」製のデッキ・・・少し硬い感じはあるが、天然木なので、風合い・温度調整機能もまずまず。耐久性はNO1(樹脂木より上)。
目隠しフェンスに関しても、目的・嗜好の確認が出来ていません。目隠しフェンスは通常1.8〜2mの高さが必要です。しかも、デッキをしっかりガードするには<隣接設置>が必須条件となります。
となれば、使用目的によっては<重苦しさ御排除>が極めて重要なポイントとなります。例えば、目隠しフェンスは全ての部分で目隠し度100%にする必要はありません。足元(下部)などは目隠し度を低くしても差し支え無し。従って、デッキ下など不要部分の目隠し度を落とせば、重苦しさを防ぐことが出来、デザイン・コスト面でのプラスも。また、植栽と併用すればさらに効果アップ。このような対応はメーカー商品では困難で、やかり天然木の方が・・・
上下で目隠し度を変えた天然木の目隠しフェンス。
では、最高のプランを創るにはどうすれば良いのでしょう。意外かもしれませんが、<形への固執>を無くすことです。そして、目的・想い・こだわりを的確に伝える(スタッフ側から言えば「聞き出す」)事です。さらに、プランに関しては<思い切って任せてみる>ことです。そうする事が、エクステリア専門ショップスタッフの能力を最大限引き出す事に繋がるため。エクステリア専門ショップのスタッフは<エクステリアのプロ>であり、ある程度お任せいただけることで、初めて本当の力を発揮する事が出来ます。
勿論、形に固執しない事とは、デザインへのこだわりを捨てる事ではありません。むしろ、アジアンテイストに・作品に家族の足跡を残したい・・・などのご要望は的確に伝えて下さい。
「オータムフェア」開催中!
さあ秋です。ガーデンライフを満喫してください。でも、そのためにはガーデンリフォームが必要となる事も。そんな時には、どんな小さなことでも「egg-加盟店」にご相談を!
勿論、新築外構や庭の全面改装など、大きな節目にもぜひご来店・ご相談を。専門ショップならではの最高のプランを作成し、ご要望に対応させて頂きます。
えっ、ご予算面・資金面・補助金・・・その対応もまら我々の仕事です。